だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090403〜20090406@北朝鮮ミサイル発射対応の主な流れ


5日午前、麻生首相首相官邸入り。「まずは安全の確認、情報収集の強化、情報の迅速な提供を指示したところだ。細目について言える段階ではない」と語る


日本に被害の恐れなら、首相「人工衛星でも迎撃」
http://www.asahi.com/politics/update/0302/TKY200903020275.html
[2009年3月2日]
麻生首相は2日、北朝鮮弾道ミサイルを発射した場合、人工衛星の打ち上げ目的であっても迎撃対象となるとの認識を示した。首相官邸で記者団に「直接(日本に)被害が及ぶのであれば、自衛隊法で対応できる」と語った。

自衛隊法では、弾道ミサイルなどが日本に飛来する恐れがあった場合、防衛相が破壊措置命令を出すことができる。同法に基づき07年に閣議決定した「緊急対処要領」では、人工衛星人工衛星打ち上げ用ロケットも迎撃対象になるとしている。


2009年4月3日

北朝鮮「ミサイル」発射 朝鮮労働党関係筋「人工衛星を4日に打ち上げる」と明言
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090403/20090403-00000359-fnn-int.html
北朝鮮が通告したミサイル発射の日が、いよいよ4日に迫った。北朝鮮朝鮮労働党関係筋は、FNNの取材に対し、「人工衛星をあす、4日に打ち上げる」と明言した。

ピョンヤン朝鮮労働党関係筋は2日、FNNに対して、「人工衛星は4日に発射する。よほどのことがないかぎり実施する」と語り、北朝鮮が試験通信衛星を打ち上げると予告している4日から8日までの5日間のうち、初日の4日に打ち上げを行う予定であることを明言した。

北朝鮮は、打ち上げに際して気象条件にも考慮していて、現時点で4日の天気予報は、打ち上げに問題ないと判断しているもよう。

また、日本のミサイル迎撃計画について2日、北朝鮮の国営テレビは「敵対勢力(日米韓の)がわれわれの平和的衛星迎撃の動きを見せれば、直ちに正義の報復・打撃を加える」と警告した。

朝鮮労働党関係筋もFNNに対し、「われわれは本気になっている」としていて、日本が迎撃した場合に備えて、戦闘態勢に入っていると強調している。


首相 発射など迅速な公表指示
http://www.nhk.or.jp/news/k10015179781000.html
4月3日 22時19分
麻生総理大臣は、3日夜、河村官房長官に対し、北朝鮮人工衛星の打ち上げとして長距離弾道ミサイルの発射を強行した場合には、発射の事実や日本の上空を通過したかどうかを、速やかに公表するよう指示しました。

ロンドンでの金融サミットから3日夜に帰国した麻生総理大臣は、総理大臣公邸で河村官房長官と会談しました。この中で、麻生総理大臣は、北朝鮮人工衛星の打ち上げとして、4日にも長距離弾道ミサイルを発射する構えを見せていることについて「国民は、北朝鮮が発射したことと、日本の上空を通過して安全な状態になっているのかどうかを最も知りたがっているので、きちんとしてほしい」と述べ、発射の事実や日本の上空を通過したかどうかを、速やかに公表するよう指示しました。

また、麻生総理大臣は「北朝鮮が発射を強行した場合には、日本の考え方をアメリカと韓国には説明する必要がある」と述べ、発射された場合に開く予定の安全保障会議が終わった段階で、在京のアメリカ大使館と韓国大使館の代表を呼んで今後の対応を協議する考えを示しました。


2009年4月4日

【北ミサイル】 官邸は厳戒態勢
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041037012-n1.htm
北朝鮮が「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルを4日に発射する公算が大きくなったことを受け、政府は4日朝から厳戒態勢を敷いた。北朝鮮朝鮮中央通信は4日午前10時すぎ、「人工衛星発射の準備を終え、まもなく発射する」と報じた。

政府は万一ミサイルが軌道をそれ日本領海・領土に落下した場合、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃する方針。また日本海にミサイル1段目のブースターが落下した場合でも回収を検討している。

首相官邸では地下の危機管理センターを24時間態勢で稼働させ、情報を収集。発射された際の自治体への伝達に備えている。発射5−10分以内に「一斉同報システム」(エムネット)を使って全自治体に連絡し、報道機関にも電子メールなどで一斉通知する。発射10数分後にはミサイルを迎撃したかどうかを公表し、日本上空を通過した際も発表する。河村建夫官房長官は30分後をめどに記者会見する予定だ。

4日の午前9時すぎ、鴻池祥肇官房副長官漆間巌官房副長官らが続々と官邸入り、北朝鮮情報などの報告を受けるとともに、さまざまなケースを想定し、対応を最終調整を行った。

一方、麻生太郎首相はあえて平常通りの1日をスタート。午前8時半ごろから首相官邸周辺を約40分間早足で散歩し、その後公邸に戻った。首相は発射が確認されれば首相官邸入りし、国民向けにメッセージを出す考えだ。合わせて警戒態勢強化などを関係閣僚らに指示する。首相は河村建夫官房長官中曽根弘文外相、浜田靖一防衛相の3閣僚と会合を開き、情報分析に当たる。これを受け、首相が議長を務める安全保障会議を開き、今後の対応を協議する。

北朝鮮は3月12日に国際海事機関(IMO)に4月4−8日の午前11時から午後4時間の間に発射すると通告。これを受け、日本政府は3月27日に長距離弾道ミサイルが日本の領域内に落下する事態に備え、破壊措置命令を発令している。


【北ミサイル】首相官邸が“臨戦態勢”
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904040131006-n1.htm
北朝鮮が4日に「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルを発射する公算が大きくなったことを受け、3日の首相官邸はいつにない緊迫感に包まれた。麻生太郎首相の指示は「迅速性」と「情報開示」の2つ。国民に不安を与えないことを最優先する方針だ。過去の北朝鮮のミサイル発射では政府の対応が後手に回ったと批判されてきただけに、首相は今回の対応をきっかけに政府の危機管理態勢の強化を図りたいとの思いもあるようだ。(坂井広志)

「既定方針通り、万一に備えてくれ。国民はみないつ発射し、いつ上空を通過し安全かを知りたいんだからそこがポイントだ」

3日夜、ロンドンから政府専用機羽田空港に到着した首相は皇居で記帳後、首相公邸に直行し、待ち受けていた河村建夫官房長官にこう命じた。

首相周辺によると、首相は外遊先のロンドンでも北朝鮮の動向に神経をとがらせ、関連情報を逐一報告させたという。3日未明(現地時間2日夕)、記者団にも「北朝鮮のロケットもしくはミサイルが日本の国の頭上を飛び越えていくことはわれわれにとって極めて大きな話だ。地域の平和と安定を損なうことははっきりしているし、国連安保理決議違反ということもはっきりしている」と厳しい表情で語った。

首相官邸地下の危機管理センターはすでに24時間フル稼働体制。首相は4日は首相公邸で待機する方針だが、ミサイル発射が確認されれば、警戒態勢強化などを伊藤哲朗内閣危機管理監らに指示し、自らも同センターに入るという。

内閣官房では、先月27日に設置した官邸連絡室を危機管理監がトップを務める官邸対策室に格上げし、発射5〜10分以内に「一斉同報システム」(エムネット)を使って全自治体に連絡、報道機関にも電子メールなどで一斉通知する。

また、発射後10数分後にはミサイルを迎撃したかどうかを公表、軌道をそれず日本上空を通過した場合でもすぐに公表し、30分後をめどに河村官房長官が記者会見し、落下予測地点の情報も公開するという。

また、発射後1時間以内に河村官房長官中曽根弘文外相、浜田靖一防衛相が3閣僚会合を開き、情報を分析。3時間以内に首相が議長を務める安全保障会議を開き、今後の対応を協議する方針だ。

首相は首相公邸を出る際に国民にメッセージを出す考えだが、万一ミサイルが日本の領土・領海に落ちる事態になれば、自らが記者会見を開く意向だという。

河村氏は3日の閣議後の閣僚懇談会で安全保障会議メンバーの7閣僚に4日以降は東京都内で待機するように指示。その後、伊藤危機管理監、三谷秀史内閣情報官らとも相次いで対応を協議した。

一方、記者との懇談で「ミサイルは見えないならファーと言ってるしかない」などと軽口をたたき、顰(ひん)蹙(しゆく)を買っていた政府高官もここ数日はすっかり寡黙に。3日夕、首相官邸を出る際はやや疲れた表情でこうつぶやいた。

「明日はこの辺をブラブラしていないとあかんわな…」


【北ミサイル】沖縄の米軍嘉手納基地から電子偵察機など続々離陸
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041008009-n1.htm
[10時07分]
北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射を想定し、米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)では4日早朝から、ミサイルを監視可能な特殊カメラを搭載した電子偵察機RC135S(通称コブラボール)2機などが飛び立った。

E3空中警戒管制機(AWACS)、長時間の飛行を支援する空中給油機なども続々、ごう音を響かせながら離陸し、物々しい空気に包まれた。


【北ミサイル】「万が一」に備え警戒 緊迫の朝迎えた東北地方
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041016010-n1.htm
[10時15分]
北朝鮮のミサイルが上空を通過するとされる東北地方では、発射通告期間初日の4日朝、一段と緊張感が高まった。各自治体は24時間態勢を敷き、職員を増やすなど警戒を強化。ある防災担当幹部は「万が一の事態に対応できるよう準備している」と力を込めた。

PAC3が配備された陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)。日本海に向けられた発射機の先端がのぞく。陸自秋田駐屯地(同)近くの飯島南町内会長、神尾隆一さん(70)は「町内はいつもと変わらない朝を迎えた。大丈夫だと言い聞かせるしかない」と話した。

北朝鮮なので、『絶対に落ちない』とは言えない」(秋田県八峰町職員)。同町では、発射を確認した際に住民向けに流すアナウンスを録音済みだ。盛岡市で通勤途中の会社員、佐々木寛子さん(25)は「落下した場合の対応が伝わってきてないので不安」と顔をこわばらせた。


【北ミサイル】厳戒態勢の防衛省
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041036011-n1.htm
[10時35分]
浜田靖一防衛相が4日午前10時25分、防衛省に登庁した。朝鮮中央通信がまもなく発射と報じたことについて、「らしいね。聞いてない。直接そういう話はないよ」と述べた。


【北ミサイル】鳥取県でも増員して警戒 漁船は通常通り操業
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041039013-n1.htm
[10時38分]
鳥取県庁には4日午前、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に備え、防災局などの職員が登庁。市町村への情報伝達方法などの確認に追われた。

午前8時半、危機管理チームの職員12人が集合し、各市町村に「緊急情報」を送るための専用ファクスを点検。すでに3度の情報伝達訓練を実施しており、ある職員は「訓練を生かし、迅速に対応したい」と冷静に話した。

県漁業協同組合(鳥取市)は、普段の週末は職員1人だが、4日は3人に増員。金岡紀史専務は「漁船は通常通り操業しているが、どこにミサイルが飛んでくるか分からない」と不安げ。発射されれば、漁業無線で操業中の船に連絡し、対応するという。


【北ミサイル】北朝鮮沿岸、午後には晴れ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041045014-n1.htm
[10時44分]
気象庁によると、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射するとした4日の朝鮮半島北部の天気は午前6時現在、気圧の谷が通過中で曇りまたは薄曇りだが、降水を確認しているところはない。風速も0〜2メートルと弱く、強風の地域もない。

舞水端里のある朝鮮半島北東部沿岸は、昼ごろには気圧の谷が東へ抜けて晴れてくる見込みで、雷や強風の可能性は小さいとみられる。8日までの間、6日に気圧の谷が通過し雲が広がるが、そのほかは高気圧に覆われて晴れる見込みという。


【北ミサイル】安保理で毅然と対応 中曽根外相
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041118015-n1.htm
[11時18分]
北朝鮮が「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射準備に入ったことに関し、中曽根弘文外相は4日午前、記者団に「発射された場合は国連安保理決議違反だ。安保理で毅然(きぜん)と対応し、強いメッセージを出すことが大事だ」と語った。


【北ミサイル】「弾頭のカバー外れていない」−政府筋
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041136018-n1.htm
[11時35分]
政府筋は4日午前11時20分すぎ、北朝鮮の「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射について、産経新聞の取材に「まだ弾頭部分のカバーは外れていない」と述べた。


【北ミサイル】防衛省が「発射」誤報秋田県に送信
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041119016-n1.htm
[12時18分]
秋田県危機管理対策本部は4日、午前11時前に防衛省からミサイル発射の連絡が入ったとして、県内各市町村に対し、ミサイル発射を知らせるメールを送信したが、まもなく「誤報だった」と訂正した。

対策本部によると、午前10時50分ごろ、対策本部に詰めている陸上自衛隊東北方面総監部の連絡員が対策本部に口頭で、「10時48分に発射された」と報告。それを受け、対策本部は10時54分に県内各市町村にミサイル発射を知らせる警戒を呼びかけるメールを送信した。

しかし、防衛省関係者が確認を取ったところ、発射の事実は確認されなかっため11時9分、あらためて各市町村に対し、誤報であることをメールで伝えたという。

県からの連絡を受けて、秋田県能代市横手市八峰町など7市町村が、防災無線を通じて、いったん住民に注意を呼びかけたが、改めて誤報であったことを連絡した。秋田市は市のホームページにミサイル発射の情報を掲載したが、その後訂正した。


【北ミサイル】秋田県が「ミサイル発射」と誤報
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041225021-n1.htm
[12分25時]
秋田県危機管理対策本部は4日、午前11時前に防衛省からミサイル発射の連絡が入ったとして、県内各市町村に対し、ミサイル発射を知らせるメールを送信したが、まもなく「誤報だった」と訂正した。

対策本部によると、午前10時50分ごろ、対策本部に詰めている陸上自衛隊東北方面総監部の連絡員が対策本部に口頭で、「10時48分に発射された」と報告。それを受け、対策本部は10時54分に県内各市町村にミサイル発射を知らせる警戒を呼びかけるメールを送信した。

しかし、防衛省関係者が確認を取ったところ、発射の事実は確認されなかっため11時9分、あらためて各市町村に対し、誤報であることをメールで伝えたという。

県からの連絡を受けて、秋田県能代市横手市八峰町など7市町村が、防災無線を通じて、いったん住民に注意を呼びかけたが、改めて誤報であったことを連絡した。秋田市は市のホームページにミサイル発射の情報を掲載したが、その後訂正した。


【北ミサイル】政府の発射情報は誤探知
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041227022-n1.htm
[12時27分]
政府は4日午後0時16分、北朝鮮日本海側の咸鏡北道舞水端里の発射施設から長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体(ひしょうたい)を発射したもようだと発表したが、同20分すぎ、誤探知だったと訂正した。


【北ミサイル】誤情報で防衛省幹部「発射はない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041243023-n1.htm
[12時42分]
防衛省幹部は4日午後零時、政府が一時、北朝鮮が飛翔体を発射したもようだと発表したことについて、記者団に「理由は分からないが、発射はない。今原因を調べている」と述べた。


【北ミサイル】誤報は情報伝達の誤作動 政府筋
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041247024-n1.htm
[12時47分]
政府筋は4日午後、北朝鮮の長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体の発射情報について、日本側の情報伝達システムの誤作動が原因だったと明らかにした。


【北ミサイル】原発抱える福島でも緊張走る
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041248025-n1.htm
[12時47分]
10基の原子炉を抱える福島県災害対策課では、テレビで「飛翔体が発射された模様」という一報が流れると、10人以上の職員が緊急情報ネットワークシステム「Em−Net(エムネット)」の内容確認に追われるなど緊張感が走った。

同課の職員は「かなりドタバタした」と焦りを隠せない様子だった。


【北ミサイル】防衛省報道官「(米軍の)早期警戒情報流れていない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041255029-n1.htm
[12時55分]
防衛省の豊田硬報道官はは4日0時47分、防衛省で記者団に「誤報の原因は調査中。ただし、(米軍からの)早期警戒情報は流れていない」と述べた。


【北ミサイル】航空機や船舶への警戒情報を取り消し 国交省、海保
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041304031-n1.htm
[13時03分]
航空機や船舶を管轄、安全確保にあたる国土交通省海上保安庁にも4日午後0時18分ごろ、発射情報が入り、管内放送で一斉に職員らに伝えられた。すぐに危険区域とされる秋田県沖の日本海と千葉県沖の太平洋上空付近を飛ぶ航空機へ注意を呼びかける航空情報(ノータム)が発令され、船舶にも航行警報が出されたが、約3分後に誤報と判明して取り消された。

東京・霞が関国交省海上保安庁には4日午前9時ごろから職員が続々と出勤、情報収集や関係機関との連絡に追われた。

海上保安庁の報道対応などを行う政策評価広報室にも幹部らが顔をそろえ、危険区域を記した大きな地図を卓上に広げて、発射を待ち構えた。午前10時すぎに「まもなく発射」の報が伝えられてから約2時間が経過し、職員の間にも、幾分いらだちが見え始めた午後0時15分ごろに発射の連絡が入ると、「落下の確認」などと怒声が飛び交った。

職員らは、すぐに情報収集や電話対応に追われたが誤報と判明。国交省の幹部は「情報は正確でないと不安が増す」などと顔を曇らせていた。


自衛隊レーダーの誤探知
http://www.47news.jp/news/flashnews/
[13時16分]
政府筋は飛翔体発射情報誤報で「千葉県の航空自衛隊レーダーが誤探知した可能性が高い」と述べた。


【北ミサイル】地上レーダーが誤探知と防衛省
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041340032-n1.htm
[13時40分]
防衛省は4日午後1時25分、ミサイル発射誤探知について、「航空自衛隊の千葉県にあるFPS−5地上レーダーが日本海で何らかの航跡を探知、それをミサイルの発射情報として伝達した」と説明した。


【北ミサイル】地上レーダーが誤探知と防衛省
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041340032-n1.htm
[13時40分]
防衛省は4日午後1時25分、ミサイル発射誤探知について、「航空自衛隊の千葉県にあるFPS−5地上レーダーが日本海で何らかの航跡を探知、それをミサイルの発射情報として伝達した」と説明した。


発射情報は誤探知 政府が訂正
http://www.nhk.or.jp/news/k10015185321000.html#
[14時1分]
政府は、正午すぎ、「北朝鮮から飛翔体が発射されたもよう」だと発表しましたが、5分後に誤探知・誤った探知だったと訂正しました。
この原因について、防衛省は「千葉県にある自衛隊のレーダーが日本海で何らかの航跡を探知したためだ」と説明しています。
政府は、午後0時16分、「さきほど、北朝鮮から飛翔体が発射されたもよう」だと発表しました。
この情報は、総理大臣官邸の危機管理センターから専用回線「EmーNet・緊急情報ネットワークシステム」を使って地方自治体やNHKなどの報道機関に伝えられました。
しかし、政府は、その直後の午後0時21分に「さきほどの情報は誤りだ。飛翔体の発射は確認されていない」と発表し、発射の情報が誤探知・誤った探知だったと訂正しました。
誤探知の原因について、防衛省は「千葉県旭市にある自衛隊のレーダー『FPS5』と呼ばれるレーダーが日本海で何らかの航跡を探知したためだ。
その航跡をミサイルの発射情報として伝達してしまった。探知したものが何であったかは調査中だ」と説明しています。
政府は「誤った情報を出したことはまことに遺憾だ」としたうえで、「政府としては、引き続き、北朝鮮からの飛翔体の情報について万全の態勢をとっている」とするコメントを出しました。


【北ミサイル】「追尾システム作動していない」 政府筋
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041453033-n1.htm
[14時52分]
政府筋は4日午後、北朝鮮の「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射について、「午後1時30分の段階で、ミサイル発射台の北側に位置するミサイルの追跡・制御レーダーシステムが作動していないことが確認されている」と述べた。

レーダーシステムは通常、ミサイル発射の数時間前に起動するという。


【北ミサイル】「今日の発射はないだろう」−河村官房長官
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041713034-n1.htm
[17時13分]
河村建夫官房長官は4日午後4時10分、北朝鮮による長距離弾道ミサイルテポドン2号」の改良型とみられる飛翔体の発射計画について、「これ以降の発射はないだろう」と述べ、4日の発射はないとの見通しを示した。また、「5日以降も緊張感をもって対応したい」と述べた。

政府が一時、長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体(ひしょうたい)を発射したもようだと発表したことについては、「千葉県旭市航空自衛隊のレーダー『FPS5』が何らかの航跡を探知し、これを北朝鮮からの飛翔体と誤認したことによるものといわれているが、原因の詳細は確認中だ」と釈明。その上で「誤報として発表し、国民の皆様に心配をおかけしたことは率直におわびしたい」と陳謝した。


北朝鮮「衛星」、4日は打ち上げ確認されず
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story/20090404_yol_oyt1t00623/
[16時18分]
北朝鮮朝鮮中央通信は4日午前、「試験通信衛星を運搬ロケットで打ち上げる準備が完了し、まもなく打ち上げる」と報じたが、
打ち上げは、国際機関に通告していた午後4時までには確認されてない。

北朝鮮国際海事機関(IMO)に対し、4月4日から8日までの午前11時から午後4時までの間に発射すると通告している。


野党、誤発表を一斉批判=「いいかげんな政府」「大失態」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000098-jij-pol
野党各党は4日、北朝鮮弾道ミサイル情報に関する政府の誤発表について
「いったい(麻生)政権は何をやっているのか」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などとそろって批判した。徹底した原因究明を求めるとともに、麻生政権の危機管理能力の甘さを追及する方針だ。

鳩山氏は、大阪府東大阪市での集会で「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えた。

共産党志位和夫委員長は長野市で記者会見し「国民に緊張、不安、混乱を招く。お粗末ということに加え、責任は重い」と非難した。

社民党福島瑞穂党首も取材に対し、「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と語り、原因究明と情報公開を要求した。

国民新党亀井久興幹事長は「国民がピリピリしている状況だから、きちんと対応してくれないと困る。無用な混乱を招きかねない」と述べた。


2009年4月5日

政府が発射情報発表 長距離弾道ミサイル
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/05kyodo2009040501000215/
[11時36分]
政府は5日、北朝鮮が飛翔体を発射したもようだと発表した。長距離弾道ミサイルとみられる。


北朝鮮が飛翔(ひしょう)体発射のもよう 落下予測地域は秋田県の西約280kmの日本海
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00152471.html
[11時42分]
日本政府は、「北朝鮮が飛翔(ひしょう)体を発射したもよう」と発表した。北朝鮮の長距離弾道ミサイルテポドン2号」とみられる。内閣官房の緊急ネットワークシステム「Em-Net(エムネット)」によると、発射時刻は5日午前11時30分ごろ。飛翔(ひしょう)体が落下すると予測される時刻は午前11時37分ごろで、秋田県の西およそ280kmの日本海と予測される。


北朝鮮、ミサイル発射 東北上空を通過、「衛星」と発表
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040501000217.html
北朝鮮は5日午前11時半ごろ、日本海側の咸鏡北道舞水端里の施設から「テポドン2号」の技術を利用した長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を1発、発射した。政府によると、秋田県岩手県の東北地方上空を通過し、1段目は秋田の西約280キロの日本海、2段目は太平洋上にそれぞれ落下したと推定される。自衛隊は日本領域に落下しないと判断し、ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃措置を取らなかった。日本領域内への落下物は確認されておらず、航空機や船舶を含め被害も出ていない。

北朝鮮は通告通り「人工衛星」の打ち上げに成功したと発表。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は「いかなる物体も軌道に乗らなかった。搭載物は太平洋に落ちた」と打ち上げ成功を否定する声明を出した。

麻生太郎首相は「極めて挑発的で看過できない。国連安全保障理事会の決議違反は、はっきりしているので国際社会と協力して対応したい」と記者団に表明。政府は北京の外交ルートを通じ北朝鮮に厳重に抗議した。

政府関係者は「今回発射されたのは、米アラスカ州を射程に収めるとされるテポドン2号の改良型との認識が政府内で共有されている」と述べ、仮に人工衛星打ち上げ目的であっても安全保障上の脅威と分析。政府は「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動停止」を求めた国連安全保障理事会決議に違反するとし、安保理での新決議採択を目指す。

浜田靖一防衛相は記者会見で「人工衛星かどうかは分析に少々時間がかかる」と述べた。

発射情報を受け、政府は直ちに首相官邸に対策室を設置し、関係閣僚による安全保障会議を開催した。麻生首相は(1)落下推測海域を航行中の船舶への警戒呼び掛け(2)上空を通過した地域に重点を置き、被害がないか一層の安全確認(3)米韓はじめ関係各国と連携した対処−を指示した。

防衛省によると、飛翔体発射を最初に確認したのは米早期警戒衛星。2段目の太平洋上の落下地点について日本の東約1270キロと予測した直後に取り消した。その後、これを撤回し「分析中」と訂正。日本の東約2100キロの太平洋上までミサイルをレーダーで追尾したと説明した。


「極めて遺憾、厳重に抗議」 官房長官、飛翔体発射で会見
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090405AT3S0500P05042009.html
[12時28分]
河村建夫官房長官は5日の緊急記者会見で、北朝鮮が「人工衛星」搭載を主張する長距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射したことについて「国連安全保障理事会の決議1695号と1718号に違反する。発射を強行したことは極めて遺憾で、厳重に抗議する」と述べた。政府は安保理非常任理事国として緊急会合の開催を要請し、新たな決議の採択をめざす方針だ。

北朝鮮がミサイルを連射した2006年7月の国連安全保障理事会による決議1695号と、核実験を強行した同年10月の1718号は北朝鮮に「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動の停止」を明記している。


ミサイル発射、政府が北朝鮮に抗議
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090405_yol_oyt1t00378/
[13時19分]
河村官房長官は5日昼、首相官邸で記者会見し、北朝鮮の飛翔体発射について、「我が国領土への落下物は確認されていない」としたうえで、「北朝鮮が発射を強行したことは極めて遺憾で、厳重に抗議する」と述べた。

官房長官は5日午後、この日2度目の記者会見を開き、北朝鮮弾道ミサイル発射について北京大使館を通じて北朝鮮に抗議したことを明らかにした。


麻生首相、安全確認など3点を新たに指示
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090405_yol_oyt1t00394/
[13時25分]
麻生首相は5日午後1時前、
〈1〉落下したと推測される海域を航行中の船舶に警戒を呼びかけること
〈2〉飛翔体が通過したと判断される地域に重点をおいて落下物等による被害がないか、なお一層の安全確認を行うこと
〈3〉米国、韓国をはじめとする関係諸国と連携しつつ対処すること−−の3点を新たに指示した。


【北ミサイル発射】麻生首相「極めて遺憾だ」「国民は冷静に対処し感謝」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090405/plc0904051603064-n1.htm
[15時58分]
麻生太郎首相は5日午後、首相官邸で行った安全保障会議で「度重なる警告を無視して北朝鮮が飛翔体を発射したことは極めて遺憾だ。このことはオバマ米大統領の声明と共有している」と述べ、北朝鮮を非難した。河村建夫官房長官が5日午後の3回目の記者会見で明らかにした。

その上で首相は「国民に対する通報など万全を期していただいた。昨日(4日)の誤報もあったが、十分訓練されて行われたものだと思う。この貴重な体験を今後に生かしていきたい。国民が冷静に対処したことに感謝したい」と述べた。

麻生太郎首相は5日午後3時25分から、首相官邸で記者団の取材に応じ、北朝鮮による「飛翔(ひしょう)体」の発射について「極めて挑発的で、断じて看過できない」と激しく非難した。その上で「国連安全保障理事会決議違反であることははっきりしている。そういったことも含めて対応していきたい」と述べ、安保理で対北朝鮮決議の上程を求める考えを示した。

また首相は「国民の安全が一番だった。今のところ日本の国土、領海内に落下物による被災などがなかったのは良かった。国民が冷静に対応したことに感謝する」とも述べた。


麻生首相、ミサイル発射は「極めて挑発的で看過できない」
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090405_yol_oyt1t00514/
[16時15分]
麻生首相は5日午後、首相官邸北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルを発射したことについて、「極めて挑発的で看過できない。安保理決議違反であることははっきりしている」と記者団に述べた。

その上で、「今のところ、日本の国土・領海内に落下物による被災等が起きなかったことは良かったと思っている」と話した。


北ミサイル発射・4月5日ドキュメント

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20090406-OYT1T00096.htm
北朝鮮のミサイル発射をめぐる内外の動き。(時間は日本時間)

  • 11・31 防衛省が、北朝鮮のミサイル1発が11時30分頃に東方向に発射されたと発表
  • 11・32 政府が、首相官邸の官邸連絡室を官邸対策室に格上げ
  • 11・33 陸上自衛隊朝霞駐屯地で、地上迎撃型のパトリオット・ミサイル3(PAC3)発射に備え、周囲の隊員を退避させる赤色灯が点灯
  • 同 政府が「首相指示」として、〈1〉情報収集態勢の強化〈2〉国民への迅速な情報提供――などを発表。水産庁は全国の漁業無線局などに対し、日本近海で操業中の漁船の安全確認を行うよう要請
  • 11・34 国土交通省が航空機向けの航空情報で、海上保安庁が船舶向けの航行警報で、それぞれ発射の1報を伝達。秋田県八峰町が防災行政無線で「ただいま、北朝鮮からミサイルが発射されました」と町民に広報
  • 11・35 1段目のブースターが11時37分頃、日本海に落下するとの予測を防衛省が発表
  • 11・36 麻生首相首相官邸入り。「まずは安全の確認、情報収集の強化、情報の迅速な提供を指示したところだ。細目について言える段階ではない」と語る
  • 同 日本海の危険海域周辺で待機する海保の巡視船「えちご」が被害の確認のため出動
  • 11・37 防衛省が1段目のブースターの推定落下地点を「秋田の西約280キロの日本海」と発表。2段目のブースターは11時43分頃に太平洋に落下すると予測
  • 11・38 ミサイルが、東北地方の上空から太平洋へ11時37分頃に抜けたと防衛省が発表。2段目のブースターは「日本の東約1270キロの太平洋」に落下すると予測
  • 11・43 東京・市ヶ谷の防衛省グラウンドに配備されたPAC3の発射台の赤ランプが消える
  • 11・45 太平洋での落下物や被害の確認のため、海保の航空機「うみわし」が出発
  • 11・52 防衛省が、2段目のブースターの推定落下地点について「先ほどの情報は未確認」として取り消し。ミサイルの追尾を日本の東2100キロの太平洋上で終了したと発表
  • 11・53 高須国連大使が、国連安全保障理事会の緊急会合開催を要請(現地時間4日午後10時53分)
  • 12・00 河村官房長官が記者会見
  • 同 オバマ米大統領が滞在先のプラハで「明らかな安保理決議違反」との声明発表(現地時間5日午前5時)
  • 12・15 防衛省が、北朝鮮が指定した秋田沖の危険海域で海面の変色を発見
  • 12・17 海保が5回目の航行警報で「2段目のブースターの推定落下地点は日本の東約1270キロの太平洋」と伝達
  • 12・30 麻生首相、河村官房長官、中曽根外相、浜田防衛相が、首相官邸危機管理センターで情報集約会議
  • 13・00 河村官房長官が2度目の記者会見
  • 13・05 水産庁による漁船の安全確認で「被害報告なし」
  • 13・20 米国のズムワルト駐日臨時代理大使が首相官邸で河村官房長官と会談。ズムワルト氏は会談後、記者団に「北朝鮮の行動は地域の脅威であり、国連安保理決議違反であることで一致した」と語る
  • 13・25 浜田防衛相が記者会見で、ミサイルの2段目のブースターがどこに落下したのかについて「解析をした上でもう一度発表をさせていただくことになる」と説明
  • 13・30 岩手県が、県内に被害がないことを確認。達増拓也知事が「県民の生命、財産に被害がなかったと聞き、安堵(あんど)している」とコメント
  • 13・55 潘基文(パンギムン)・国連事務総長が「遺憾」と表明(現地時間5日午前0時55分)
  • 14・06 首相官邸安全保障会議麻生首相は「貴重な体験を今後に生かしていただきたい」
  • 14・30 中曽根外相がクリントン国務長官と電話会談、日米が共同で対処することを確認。中国外務省が「各国は冷静な対応と自制心が必要」との声明発表
  • 14・50 河村官房長官が3度目の記者会見で、「予告されたものが発射されたわけだから、一応(政府の)警戒態勢は解かれた状況にある」と宣言
  • 15・24 麻生首相首相官邸を出る
  • 15・28 朝鮮中央通信が、人工衛星光明星2号」を打ち上げて軌道進入に成功したと初めて報道
  • 15・30 河村官房長官が韓国の権哲賢駐日大使と首相官邸で会談。会談後、権大使は「(発射は)安保理決議1718の明らかな違反であり、北東アジア地域の安全と平和を脅かす挑発的な行為だ」
  • 17・00 政府がミサイル発射関連情報を専用回線メールで地方自治体などに一斉連絡する「エムネット」の送信を終了すると発表
  • 18・00 危険区域を避ける飛行や航行を求めていた国交省の航空情報と海保の航行警報がいずれも解除
  • 18・50 北米航空宇宙防衛司令部と米北方軍司令部は声明で、北朝鮮が主張する人工衛星打ち上げ成功について、「軌道に入った物体はない」と指摘
  • 20・20 海保が、日本海、太平洋の調査を終了

「ミサイル発射」 主な時系列と反応

http://sankei.jp.msn.com/etc/090405/etc0904051148000-n1.htm
政府は5日、北朝鮮舞水端里(ムスダンリ)の発射台に設置された「テポドン2号」とみられる飛翔体が発射されたと発表した。

■ ミサイル発射

  • 11:35 東方向に1発
  • 11:40 イージス艦が飛翔体捕捉
  • 11:42 防衛省が飛翔体発射を確認
  • 11:46 1段目は秋田沖、2段目は太平洋に落下か
  • 11:51 ミサイルは日本上空を通過
  • 11:54 1段目は秋田県沖に落下
  • 11:57 2段目は「通告地域」をはずれる
  • 11:57 発射探知は米国衛星
  • 12:00 空と海に航空情報と航行警報
  • 12:00 自衛隊の追尾終了
  • 12:07 巡視船向かう
  • 12:14 自衛隊13機で東北地方の被害確認中
  • 12:34 「迎撃なし」声上ずり 防衛省緊迫
  • 19:07 2段目ロケットはどこへ?割り出しには時間

■ 政府の対応

  • 11:42 官邸連絡室を対策室に格上げ
  • 11:45 首相、飛翔体発射で安全確保など指示
  • 11:46 政府、迎撃はせず
  • 11:47 首相「安全確認を指示した」(ぶら下がり会見)
  • 11:52 外務省が緊急対策本部立ち上げ
  • 12:08 官房長官「厳重に抗議する」
  • 12:13 2時すぎから安全保障会議
  • 12:20 日本政府、「飛翔体」発射を確認
  • 12:21 日本政府、緊急安保理会合招集を要請
  • 12:51 防衛省が発表を訂正「2段目切り離し確認せず」
  • 12:57 [河村官房長官会見]ミサイル発射「遺憾だ。抗議する」
  • 13:23 中曽根外相「北朝鮮側に抗議」
  • 13:28 全漁船の安全を確認 水産庁
  • 13:34 官房長官「北制裁1年延長へ」
  • 13:39 「目的なんであれ安保理決議、平壌宣言違反」政府の対北抗議文書
  • 13:52 麻生首相「米韓との緊密連携」を指示
  • 13:54 官房長官「制裁決議まで考えていない」
  • 14:09 対北追加制裁で官房長官「国際社会の動き見極める」
  • 14:11 鳩山総務相「衛星の電波は確認されていない」
  • 14:12 官房長官が米臨時代理大使に協力要請
  • 14:24 日韓外相が「安保理決議違反」を確認
  • 14:55 [河村官房長官会見]「安全保障上、重大な挑発行為だ」
  • 15:15 北朝鮮に「遺憾の意」 官房長官声明
  • 15:58 麻生首相「極めて遺憾だ」「国民は冷静に対処し感謝」
  • 16:30 [麻生首相ぶら下がり会見]北ミサイル「対応うまくいった」
  • 17:11 [河村官房長官会見](1)国連安保理緊急会合を要請へ
  • 17:13 [河村官房長官会見](2)北東アジアの安保上の脅威
  • 17:16 [河村官房長官会見](3)「警戒態勢は原則的に解かれた」
  • 17:26 人工衛星と確認できず 鳩山総務相
  • 17:44 遺憾で一致、日韓連携を確認 河村官房長官が駐日韓国大使と会談
  • 18:49 船舶や航空機に対する警報解除
  • 22:37 北対応みて「段階的に実施」対北独自制裁
  • 22:48 外相会談「米仏韓は協力」中は慎重
  • 23:09 政府、米韓連携強化で中露に働きかけへ

【6日】

  • 12:20 [河村官房長官会見]「ミサイルか衛星か分析中」
  • 15:32 破壊措置命令を解除 発射の動きなしと判断
  • 17:48 海保、落下物調査打ち切り
  • 20:22 【麻生首相ぶら下がり詳報】北ミサイル「誤ったメッセージを避ける」
  • 21:05 衛星電波「確認できず」総務次官

【7日】

  • 11:49 落下地点は3000キロ以上先? 衛星はなし

与野党の反応

  • 与党、北朝鮮ミサイル対策本部会合を午後に開催へ
  • 与党が非難声明「断じて容認できない。MD体制のさらなる整備を」
  • 与党対策本部、非難声明を発表 国会決議を提案へ
  • 与野党一斉に非難
  • 敵基地攻撃の検討を求める声 自民部会
  • 自民幹事長「北には核爆弾技術ある」対北圧力強化を要求
  • 自民党]「危険極まりなく遺憾だ」中谷氏
  • 公明党]代表が談話「断固抗議する」
  • 民主党]鳩山氏「極めて遺憾」
  • 共産党]志位委員長「極めて遺憾」
  • 社民党]幹事長「まことに遺憾」
  • 国民新党]亀井幹事長「強い憤り」  
  • 議員らは地元へ、人影まばらな永田町 官邸前に街宣車

■ そのとき国内では

  • [東北]東北6県に被害情報なし
  • [岩手・秋田]岩手、秋田も被害情報なし
  • [秋田]県危機管理対策本部、慌ただしい雰囲気に
  • [秋田]県内被害なし 海域の漁船も
  • [秋田]「被害なく、ほっとした」大潟村役場
  • [秋田]「やっと普通の暮らしが…」秋田港
  • [岩手]滝沢村長、太平洋通過に「よしっ」の声
  • [岩手]滝沢村長、安堵も「情報早く」と苦言
  • [宮城]宮城県も対策会議招集
  • [福島]情報通信でトラブルも
  • [長崎]「被爆国として容認できない」田上長崎市長がコメント 
  • 「昨日の方が疲れた」 各自治体に緊張走る
  • [空の便]全日空機に被害なし
  • [メディア]テレビ各局も臨時特番 テレ東は独自路線
  • [市場]週明け金融市場は冷静な反応か
  • 朝鮮総連など]総連前はヒッソリ 「日本人騒ぎすぎ」と非難も
  • [米軍基地など]米軍基地では桜祭り「中止する必要ない」 

■ 各国の反応

  • [米国]オバマ米大統領「明白な安保理決議違反」
  • [米国]米国務省報道官「挑発的行為」
  • [米国]米国連大使安保理決議目指す
  • [米国]「打ち上げは失敗」と米宇宙司令部
  • [米国]オバマ政権初の外交試練
  • [米国]「実験は部分的成功」 前米ミサイル防衛局長
  • [米国]ミサイル発射は失敗と明言 米軍ナンバー2
  • [米国・EU]北朝鮮への対抗措置必要 米欧首脳会議が共同声明
  • [韓国]韓国政府は「人工衛星確認」
  • [韓国]韓国政府声明「安保理決議違反、具体的対応取る」
  • [韓国]発射費用300億円
  • [韓国]軌道進入に失敗と韓国
  • [韓国]打ち上げ費用300億円 1年の食糧難解消と韓国
  • [韓国]「断固、毅然とした対応を」 韓国大統領
  • [中国]新華社なども速報
  • [中国]中朝国境、厳しい情報統制
  • [中国]緊急安保理 日米と中国に大きな隔たり
  • [中国]中国紙、「衛星発射」と報道
  • [ロシア・中国]中ロが鍵、着地点見えず 初日は腹の探り合い
  • [ロシア・中国]中ロ外相、関係国に自制求める
  • [ロシア]軍警戒、市民は無関心
  • [オーストラリア]豪首相「国連決議違反する挑発的行為」
  • シンガポール6カ国協議と対話による解決を
  • [イラン]「平和的な宇宙開発」国営イラン放送
  • [EU]「国連決議違反」
  • [フランス]「平和と安定を脅かした」と非難


麻生首相ぶら下がり詳報】北ミサイル「誤ったメッセージを避ける」(6日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090406/plc0904062023017-n1.htm
[2009年4月6日]
麻生太郎首相は6日夕、北朝鮮弾道ミサイル発射について、「国連安全保障理事会が一致して迅速に(北朝鮮に)メッセージを送る。北朝鮮に誤ったメッセージが伝わるのを避ける。優先順位はそれが一番だ」と述べた。

ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【北ミサイル】
ー日本は北朝鮮の今回の行為が安保理決議に違反しているという立場を取っている。安保理で新たな決議案の採択を求めているが、中国やロシアはこれに慎重な姿勢を取っている。両国への働きかけをどうすべきと考えるか

「少なくとも安保理において、一致して迅速にメッセージを送る。そうしないと北朝鮮に、誤ったメッセージが伝わるというのを避ける。優先順位としてはそれが一番です。従って、米国、英国、フランス、P5(安保理常任理事国)のうちの3つは賛成をしている状況にもありますので、この状況に関して、われわれとしては引き続き中露に対しても働きかけをしていく。それが基本です」


ー一方、国内では与党が明日、追加経済制裁案をまとめる見通しになっているが、日本独自の制裁についてはどのように考えるか

安保理の答えの内容次第で、いろいろ考えていかねばならぬ余地があると思います。基本的には4月の13日に期限が来る、これまでの制裁については、これまでの半年延長ではなくて、1年延長という方向で進めたいと考えていますけど、その他の点につきましては、以後、安保理の答えを見ながら、いろいろ案が出てくるようですから、それを見て検討させていただきたいと思います」


ー今回、北朝鮮が発射したものは前回よりも長い距離を飛んでいるが、弾道ミサイルの開発としてみれば、北朝鮮の技術が進歩していると考えるか

「聞く相手が間違っています。技術屋さんに聞いた方がいいです。そういったことは安易に答えるべきものじゃありません」


【核軍縮
ー米国のオバマ大統領がプラハで演説を行い、「核兵器のない世界を」と訴えたが、この演説への評価は

「これはいいことですね。これは、プラハの演説というのは、このほかにも、もっといろいろなことを言っていたんですけども、あの演説は分かりやすい演説だったし、いい演説だと思って聞いていました」

「少なくとも日本は、これまで核軍縮をずっと一貫して言ってきた数少ない国です。最初からずっと言い続けてきた国です。そして確実に毎回、核軍縮の国連における決議案の、われわれ賛成票を増やしてきたという実績があります。核を持っている国がこれに真剣に取り組むと、しかも米国が取り組むというのは極めていい傾向だと思います」


【追加経済対策】
ー平成21年度補正予算GDP比2%を上回る10兆円規模の対策を与謝野馨財務・金融・経済財政担当相に指示したことについては、財政悪化のリスクもはらんでいるが、改めて大規模の財政出動をするねらいは

「日本の経済成長率の見込みといわれるものが、先進諸国の中で一番落ちているというのがひとつ。見込みですよ。言っておきますけど。見込みで落ちているというのがひとつ」

「もう一点は国際協調。このあいだのロンドン・サミットでも、財政出動財政均衡とで、意見が割れるという予測が新聞には書いてありましたけど、そんなことはなかった。予測は外れていた。予測か、見込みか知らんけど、外れていた。みんなで財政出動してやっていこうじゃないかという結論が出ている。それが背景です」


税制調査会
ー先ほど自民党津島雄二税調会長と会っていたが、具体的にどのような指示をしたのか

「指示?(自民党税制調査会の中間報告を聞いた。それだけです」


<関連>
20090405@断じて看過できない
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100313#p2

20090410@オールジャパン
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100827#p2

20090325@北朝鮮弾道ミサイル破壊措置命令を発令
http://d.hatena.ne.jp/beber/20120317#p1

20090326@ナメタこと言ってるけど、安保理決議は大きい
http://d.hatena.ne.jp/beber/20120317#p2