だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090630@「ユーラシア・クロスロード」構想


Taro Aso, Japan's prime minister, delivers a speech at a forum hosted by the Japan Institute of International Affairs in Tokyo, Japan, on Tuesday, June 30, 2009. Aso said the international community needs to put 'strong pressure' on North Korea to persuade the communist country to abandon its nuclear weapons program.


首相、「ユーラシア・クロスロード」構想を発表
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090630/plc0906302246021-n1.htm
麻生太郎首相は30日、都内のホテルで開かれた日本国際問題研究所(野上義二理事長)のセミナーで外交政策について講演し、中央アジアカフカス(英語名コーカサス)地域を軸にユーラシア大陸の南北と東西に交通路を整備する「ユーラシア・クロスロード」構想を発表した。北朝鮮問題では再核実験に対する国連安全保障理事会の制裁決議の実施に向けて金融制裁や貨物検査に取り組むことを示した。イタリア・ラクイラで7月8〜10日に開催される主要国首脳会議(G8サミット)で表明する考えだ。

首相が平成18年に外相として発表した「自由と繁栄の弧」は、民主主義や市場経済で価値観を共有するユーラシア大陸の外周の新興国に支援や協力を行うもので、中国やロシアを牽制(けんせい)するねらいがあるとされていた。

新たな構想は、「自由と繁栄の弧」に囲まれた地域にねらいを定めた。中央アジアカフカス地域には石油や天然ガスが豊富にあり、首相は「この地域で安定と繁栄が相乗効果を上げれば、世界経済を大きく押し上げることになる」と強調した。同時に、太平洋から欧州へのヒト・モノ・カネの流通を整備する「現代版シルクロード」も掲げ、中国やインド、ロシアに参加を呼びかけた。

北朝鮮問題では、日本独自の取り組みのほか、「米国や韓国、中国、ロシアとも緊密に連携し、北朝鮮に強い圧力をかけることが必要だ」と述べ、安保理決議の実効性を上げるために北朝鮮を除く6カ国協議の参加国と連携していくことも表明した。


自由と繁栄の弧」をつくる 拡がる日本外交の地平 平成18年11月30日
外務大臣 麻生太郎
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/18/easo_1130.html


<関連>
20090630@安全と繁栄を確保する日本外交
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100106#p1