だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090618@私はD案

 

一転、臓器移植法案「A案可決」賛成263票
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090618/plc0906181324009-n1.htm
子供の臓器移植に道を開くかどうかが焦点となっている臓器移植法改正4案は、18日午後の衆院本会議で採決が始まった。臓器移植をめぐる法案の採決は平成9年以来12年ぶり。採決は国会提出順にA〜D案が採決され、最初に採決にかけられたA案が263票と過半数を得て可決された。反対は167票だった。今後、参院で審議されるが、A案を成立させる流れが強まった。

投票総数は430票。過半数は216票。A案は「脳死は一般に人の死」と位置づけ、本人が生前に拒否しなければ、家族の同意で臓器提供を可能にする。また、15歳未満の臓器提供を禁じる現行法の年齢制限を撤廃し、子供の臓器移植に道を開く内容。

共産党をのぞく各党は「死生観にかかわる」として党議拘束をかけず、議員個人の判断で投票した。共産党は「議論が尽くされておらず採決は時期尚早」として全員棄権した。与党と民主党は4案とも否決されれば全案を廃案とし、各案の獲得票数をもとに新改正案を作成して提出する方向で調整していた。

4案は提出順に、A案のほか、

  • 移植可能年齢を12歳以上に引き下げるB案
  • 脳死判定基準を厳格化し、当面子供の臓器移植を認めないC案
  • 15歳以上は現行法を維持し、15歳未満は家族の承認などを条件に提供を認めるD案。

4案は国会提出順にA〜D案の順に記名投票で採決する予定だったが、A案が可決されたため、残りの案は採決されなかった。


【麻生ぶら下がり】臓器移植法案「私はD案」(18日午後)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090618/plc0906181558010-n1.htm
麻生太郎首相は18日午後、衆院本会議で臓器移植法改正4案のうち、脳死を一律に人の死とするA案が可決されたことについて、「私はD案に入れるつもりにしていました」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。

ぶら下がり取材の詳細は次の通り。

臓器移植法案】
ーーA案が可決されたが、受け止めを

「総理として聞かれているんでしたらお答えはできません」

ーー政治家・麻生太郎個人としては

「一議員としてということで、今回は党議拘束ない、ということでそれぞれ投票されたんだと思います。今回は、臓器移植によって人の命を救うという話と、人の死をどう考えるかっていうことの選択を迫られた話だと思っていますんで、いろいろ悩んだ方も多かったと思いますけども、少なくとも臓器移植を望んでおられる方々にとって、立法府としての結論を出したというのはよかったんではないかと思ってます」

ーー首相はA案には反対を投じたが、その理由と、もし、A案が過半数に届かなかった場合は、B・C・D案、どれに賛成を投じる予定だったか

「私はD案に入れるつもりにしていました」

ーーその理由は

「今、お答えしたように、人の命を救う臓器移植という話と、人の死をどう考えるか、という意味で、これは正直、まあ、私だけじゃなく、多く悩まれた方が多いと思いますが、臓器移植というのを開くかたわら、脳死については、これはいろいろ、まだ、世の中の意見というものがきっちりまだ固まっていないのではないかなぁと、私自身はそう思っていましたんで、私はD案というのを考えていました」

ーー関連だが

「関連、はい」

ーーこれから参院に送られると思うんですけど、本国会の成立を目指すんであれば、解散時期への影響はあるか

「ないと思いますよ」