だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090430@国際漫画賞受賞者と懇談


「中国もキャラが立ち始めたなぁ」 漫画観賞 麻生首相ご満悦
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090430/plc0904300050003-n1.htm
「ほお…中国(の漫画も)もだいぶキャラが立ち始めているんだなあ…」

中国を訪問中の麻生太郎首相は29日午後、「日本文化センター」(北京市)を視察した際、展示されていた中国の個性的な漫画作品を見て、感心したような表情で、そうつぶやいた。

展示されていたのは「国際漫画賞」の第2回優秀賞受賞作品。同賞は、麻生首相が外相時代の平成19年に提唱して創設された。

麻生首相は、日本の漫画やアニメーションは世界に誇れる水準にあり、日本人の底力を示す象徴だと繰り返してきたが、その漫画文化の広がりを異国の地で確認して感慨もひとしおといったところ。センター内で、この作品を描いた尹川(いんせん)氏と握手を交わすなど、「ポップカルチャー外交」を自ら実践したかっこうになった。

首相はその後、他の展示作品やアニメ・サークルの活動風景などを見て回った。視察後、記者団に対し「映画、アニメーション、漫画などが持っている影響力の大きさを改めて感じた」とご満悦だった。(北京 大谷次郎)


麻生首相、漫画とアニメで中国の若者と交流
http://japanese.dbw.cn/system/2009/04/30/000129337.shtml
日本の麻生太郎首相は29日に北京に到着し、午後、昨年5月に胡錦涛主席が訪日した際に合意し設立された国際交流基金日本文化センターに訪れ、漫画とアニメについて中国の若者と懇談した。

麻生首相は「国際漫画賞」受賞作品を見学し、第二回国際漫画賞受賞者の尹川さんと懇談した。流行文化を利用して文化外交を行う一環として、外国の漫画文化普及活動に貢献した漫画作家を表彰するため、当時外務大臣を務めていた麻生首相の提案によって、2007年5月にこの賞が設立されたのである。

尹川さんは現在、北京電影学院動画理論研究専門の修士課程で勉強しているが、2008年8月に作品「逝」が第二回国際漫画賞優秀賞に輝いた。麻生首相は「尹川さんの漫画作品が早く出版できるよう願っている」と励ました。

北京外国語大学日本語科3年生の邢成竜さんと葉卿雲さんは、日本語でアニメ「名探偵コナン銀翼の奇術師(银色翅膀的魔术师)」(2004)のクライマックス部分として、飛行機が急に着陸したシーンのアフレコをした。

微笑みながらそのアフレコを鑑賞した後、麻生首相は「上手ですね。アフレコばかりして勉強していないのですか」と冗談ながらそのアフレコを評価した。葉卿雲さんは「大学生を含む中国の若者は日本の漫画やアニメが大好きです。私たちもアフレコを習ったことがなく、まったく趣味として、原作を見ながら繰り返しその声を真似しただけです。こういう意味では漫画はまさに中日交流の架け橋になっていますね。」と語った。麻生首相に対する印象として、「親切でユーモラスな方でした」と葉さんは話す。

またこの日、中日両国のカメラマンによる日本の町や自然風景の写真が展示された。これは日本の日中写真文化交流協会と中国の中日青年交流センターの共催によるもので、北京、成都、上海、武漢など中国各地でも展示されたことがある。麻生首相はその写真を一枚ずつ丁寧に鑑賞した。


<関連>
20090429@北京に到着
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100306#p2


20090430@北京コークス工場見学
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091119#p1