だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20081019@航空観閲式[1]

首相、給油継続の必要性強調 空自観閲式で訓示
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101901000159.html
麻生太郎首相は19日、茨城県航空自衛隊百里基地で行われた航空観閲式に出席し、訓示した。インド洋での海上自衛隊による給油活動について「多くの国が犠牲を出しながらアフガニスタンへのかかわりを増やそうとしている。日本が活動から手を引く選択はない」と述べ、継続の必要性を重ねて強調した。

同時に「今後も『テロとの戦い』をはじめとする国際平和協力活動に主体的、積極的に取り組んでいく必要がある」と表明した。

観閲式には隊員約760人、航空機82機が参加。2005年の前回航空観閲式には117機が参加したが、今回は原油高を考慮し、参加機数を減らした。観閲式のための訓練も含め、約1億5000万円の節約になったという。


百里基地で5度目の航空観閲式「国際平和協力は国益麻生首相
http://www.asagumo-news.com/news/200810/081023/08102301.html
平成20年度の自衛隊記念日中央行事「航空観閲式2008」が10月19日、茨城県・空自百里基地で行われ、自衛隊最高指揮官の麻生太郎首相を観閲官に陸海空自隊員約5000人、航空機82機が参加して招待者ら約7000人とともに記念日を祝った。首相は訓示で、空自C130H輸送機によるイラク人道復興支援活動や海自補給艦によるインド洋での補給支援活動が事故一つなく行われ、国際社会から高い評価を受けていることを挙げ、テロ対策特措法の期限切れについて「国際社会の一員たる日本がこの活動から手を引く選択はない」と明言、「自衛隊の最高指揮官として諸官と心を一つにし、わが国の独立と平和を守る崇高な使命を果たす決意」と述べた。航空観閲式に先立ち前日の18日午前には「殉職隊員追悼式」が麻生首相を迎えて防衛省で、午後には「防衛功労者への大臣感謝状贈呈式」が東京・新宿のグランドヒル市ヶ谷で行われ、浜田大臣から防衛・募集功労の団体・個人に感謝状が贈られた。

平成8年に自衛隊記念日中央式典が3自衛隊持ち回りになってから、航空観閲式は今回で5回目。この日、百里基地には3年に一度の航空式典を見ようと早朝から招待者が来場、エプロン地区や格納庫内の装備品展示を見ながら開式を待った。

午前10時半、航空中央音楽隊の演奏に続いて陸海空の観閲地上部隊が入場して整列。地上部隊指揮官の片岡中空司令官、式典執行者の永田総隊司令官が栄誉礼を受けたあと、観閲官の麻生首相が浜田大臣とともに式場に到着。陸自302保安中隊の特別儀仗隊栄誉礼を受け、陪閲者の北村副大臣、武田政務官、増田事務次官、斎藤統幕長、折木陸、赤星海、田母神空各幕僚長らとともに観閲台に登壇した。壇上では今回初めて、各自衛隊の最先任である陸自最先任上級曹長の下浅勝雄准尉、海自先任伍長の畑中一泰曹長、空自准曹士先任の作山委久夫准尉が陪席した。

国旗掲揚に続き、6空団303飛行隊のF15戦闘機による慰霊飛行の後、観閲飛行が行われ、陸自AH1S、OH1、UH1H/J、海自のSH60J、US2、P3C、空自のUH60J、CH47J、E2C、C130H、C1、U125A、RF4E/EJ、F2A/B、F15J/DJ、E767の計25機が会場上空を航過した。

麻生首相はオープンカーで地上部隊を巡閲後、壇上で訓示。テロとの闘いをはじめとする国際平和協力活動が「日本の国益をかけ、日本人のために行ってきたもの」と強調、「わが国が長く平和と繁栄を享受できるよう、その礎として常に国民とともにあり、国民を守り続けていく使命を自覚し、任務に精励されることを強く希望する」と述べた。

続いて、今回初めて航空観閲式のために特別編成された1高射群司令の物部明徳1佐以下約70人の「移動部隊」の各種車両計26両による走行視閲や、同じく初の試みとしてF15、F2、F4EJ改の各2機計6機による地上滑走が行われ、観覧席の目の前を大きなエンジン音とともにゆっくりタキシングする戦闘機の各コックピットから敬礼する操縦者らに大きな拍手が送られた。さらに、F15による緊急発進のデモンストレーションと、F2による360度の急旋回の機動飛行が披露されると、観覧席からは感嘆の声が上がった。

百里救難隊のUH60JとU125Aによるホイストを使った捜索救助の展示後、あいにく厚い雲が出てきたため、C130Hは予定の物料投下を取り止め、最後を飾るブルーインパルスは高度が必要な演技をローパスの課目に変更して曲技飛行を披露した。

エプロン地区の展示エリアには、陸自のAH64Dアパッチヘリなどをはじめ、海自P3C哨戒機、SH60K哨戒ヘリ、空自のF15、F2、F4EJ改の各戦闘機、輸送機、ヘリ、練習機、E767早期警戒管制機、E2C早期警戒機のほか、地対空誘導弾PAC2、PAC3の高射部隊装備、基地防空装備、移動警戒隊、移動通信隊、移動管制隊、移動気象隊の各装備品が展示され、会場後方の格納庫ではF15、F2、F4EJ改などのほか、18年に小牧基地で新編された航空機動衛生隊が保有する医療器材搭載の輸送機可搬型のコンテナ「機動衛生ユニット」の内部が公開され、来場者の注目を浴びていた。