だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090814@英霊はきちんと国が祀ってしかるべきだと思っています

 

麻生首相社会保障の対応をどうするのか」
http://www.news24.jp/articles/2009/08/14/04141759.html
麻生首相は14日の定例記者会見で、民主党など野党3党が政権交代した際は、4年間は消費税率を引き上げないという共通政策を発表したことについて、「消費税を4年間据え置くというが、毎年1兆円前後増えていく社会保障という問題にどう対応するのか、是非うかがいたい」と述べた。さらに「与党としても重点政策を発表しているので、国民のみなさまにはその政策を見ていただいて、どちらの政策の方が信頼に足るか、というところを選んで頂ければと思います」と語った。


【麻生ぶら下がり】追加経済対策「GDP見て検討」(14日夜)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090814/plc0908142058007-n1.htm
麻生太郎首相は14日夜、週明けの4〜6月期の実質GDP(国内総生産)発表後に追加経済対策を打ち出すかについて「日本経済全治3年という話を昨年10月にした。約10カ月たったところ、まだ道半ばだ。数字を見たうえで検討する」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


【野党3党の共通政策】
−−民主党など野党3党が、政権交代した際は、歳出の見直しなどを行い、4年間、消費税率を引き上げないとする共通政策を発表した。首相のご所見をお願いしたい

「読んでないんで、ちょっと、何とも言えません。ただ、消費税を4年間据え置くという話ですが、毎年1兆円前後増えていく社会保障という関係に対する対応というのを、どういう具合にされるのか。ぜひ伺いたいもんだなあと思っております。与党としても、重点政策を発表しておりますんで、ぜひ国民のみなさんには、その政策を見ていただいて、どちらの政策の方が信頼に足るか、というところを選んでいただければと思います」

−−関連して、野党3党の共通政策には外交・安全保障政策の表記がなかったが、このことに関してはどのようにお考えか

「まとまらないからですか。よく分かりません」


靖国神社
−−民主党鳩山由紀夫代表が特定の宗教によらない戦没者を追悼する新たな国立施設の建設に取り組む考えを示した。このような施設の必要性について総理はどのようにお考えか

「国民の合意が得られるか、というところが一番問題だと思います。その施設を作ったら靖国の話がなくなるのかというと、なかなかそんな簡単にはいかないのではないか。直感的にはそう思います」

−−(読売新聞の記者)この問題について民主党との考え方の違いははっきりしている。衆院選の争点として街頭演説などで取り上げる考えはあるか

朝日新聞の人います?朝日新聞の人います?朝日新聞に、前に、私の記事を投稿したと思います。その投稿した記事を、この読売新聞の何とかという方に見せてあげといてください。その記事には、きっちり書いてあると思いますが、ぜひ参考にしていただければと思います。

国のために、国のために、少なくとも尊い命を投げ出したという人たちを国が最高の栄誉をもってまつるということを、認めていない、もしくは禁止しているかのような国はない。私はそう思っています。

従って、この種の話は、この靖国の話というのは、少なくとも、政治とか選挙とかいうような騒々しいところで話されるべき、筋の話ではない。そう書いて、以後、反論いただいたことがありませんので、それが答えだと、私はそう思っていますんで、朝日新聞でも読んでいただければと存じます」

−−(朝日新聞の記者)当時投稿された記事は、靖国を非宗教法人化してという前提だったと思うが、今でもそのお考えか。

「きちんとした、英霊というものをきちんと国としてまつってしかるべきだと思っています」


【追加経済対策】
−−(日経新聞の記者)17日に4〜6月のGDPが発表される。それを受けて衆院選までに追加の経済対策を打ち出す考えはあるか

「数字を見ていない段階で、予想記事を、日経新聞は情報を持っておられるのかもしれませんが、私どもはその情報を持っていませんから、見る前から答えを言うことはできません。しかし、基本的に言って、日本経済、全治3年という話をしたと思っております。昨年の10月にそう申し上げました。全治3年と申し上げて、今、約10カ月少々がたったところ。今まだ、道半ばだと思っておりますんで、その数字を見たうえで検討させていただきます」


【核持ち込みの密約】
−−核持ち込みの密約についての質問です。先日、ある新聞で核持ち込みの密約の文書が外務省の中で廃棄されたという報道があった。これについてお調べになるお考えはあるか

「この問題については、前々から政府の見解として申し上げてきた通りです。密約はないということを申し上げておりますんで、改めてそれを調べるつもりはありません」


麻生首相vs記者団>追悼施設「国民合意得られるかが一番問題」14日の首相
http://www.asahi.com/special/08021/TKY200908140289.html
【野党共通公約】
――民主党など野党3党は、政権交代した際は、歳出の見直しなどを行って4年間は消費税を引き上げないなどとする共通施策を発表しました。これに対する総理のご所見をお願いします。

「読んでないんで、ちょっと、何とも言えません。ただ、消費税を4年間据え置くという話ですが、毎年1兆円前後増えていく社会保障という関係に対する対応、というのを、どういう具合にされるのか。ぜひ、うかがいたいもんだなあ、と思っております。与党としても、重点政策を発表をしておりますんで、ぜひ、国民の皆さんには、その政策を見て頂いて、どちらの政策の方が信頼に足るか、いうところを選んで頂ければ、と思います」

――この野党3党の共通政策には外交安全保障政策についての表記がなかったんですが、このことに関しては、どのようにお考えでしょうか。

「まとまらないからですか? よく分かりません」


靖国神社
――民主党鳩山代表が特定の宗教によらない戦没者を追悼する新たな国立の施設に取り組みたいという考えを示しています。こうした施設の必要性について、総理はどのようにお考えでしょうか。

「国民の合意を得られるか、というところが一番問題だと思います。その施設をつくったら、靖国の話がなくなるのかというと、なかなか、そんな簡単にはいかないのではないか。直感的には、そう思います」

――この問題について、民主党との考え方の違いははっきりしていると思うんですけれども、衆院選の一つの争点として、街頭演説などで取り上げていくお考えはありますか?

朝日新聞の人います? 朝日新聞の人います?」

――はい。(朝日新聞記者が手を挙げる)

朝日新聞に、前に、私の記事を投稿したと思います。その投稿した記事を、この読売新聞のなんとか、いう方に見せてあげといてください。その記事には、きっちり書いてあると思いますが、ぜひ、参考にして頂ければ、と思います。

国のために、国のために、少なくとも、尊い命を投げ出した、いう人たちを、国が最高の栄誉を持ってまつる、ということを認めていない、もしくは禁止しているかのような国はないと。私は、そう思っています。

したがって、この種の話は、この靖国の話というのは、少なくとも、政治とか、選挙とか、いうような騒々しいところで、話されるべき筋の話ではない。そう書いて、以後、反論を頂いたことがありませんので、それが答えだと、私は、そう思っていますんで、朝日新聞でも、読んで頂ければ、と存じます」

――総理は、投稿された記事の趣旨は、靖国は、非宗教法人化して、という趣旨だったと思いますが、今でも、お考えは変わりませんか。

「きちんとして、英霊、いうものを、きちんと、国としてまつって、しかるべきだと思っています」


【追加経済対策】
――17日に4〜6月の国内総生産(GDP)が発表されます。これを受けて、衆院選までに、追加の経済対策について打ち出されるというお考えはありますか。

「数字を見ていない段階で、予想記事を、日経新聞は、情報を持っておられるのかもしれませんが、私どもは、その情報を持っていませんから、見る前から、答えを言うことはできません。しかし、基本的に言って、日本経済は全治3年という話をした、と思っております。昨年の10月に、そう申し上げました。全治3年と申し上げて、いま約10カ月少々がたったところ。いま、まだ、道半ばだと思っておりますんで、その数字を見た上で検討させて頂きます」


【核持ち込み密約】
――核持ち込みの密約についてです。先日、ある新聞で、核持ち込みの密約の文書が外務省の中で廃棄されたという報道がありました。それが事実であれば、公文書を廃棄したということで、問題だと考えるが、これについて、調べる考えはありますか。

「この問題については、前々から、政府の見解として、申し上げた通りです。密約はない、ということを申し上げておりますんで、改めて、それを調べるつもりはありません」

(首相秘書官:「はい、終わります」)

――総理。

(首相立ち去る)


麻生総理が朝日新聞に投稿した記事:
靖国に弥栄(いやさか)あれ(2006年8月8日)
http://www.aso-taro.jp/lecture/talk/060808.html


<関連>
20090421@朝日新聞に説明する必要は感じません
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100509#p1