だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090126@参院、野党2次補正案可決



【2次補正予算参院、野党案を可決】
参院予算委で定額給付金部分を削除した08年度2次補正予算案が可決され、厳しい表情で一礼する(左から)麻生太郎首相、中川昭一財務・金融担当相、与謝野馨経済財政担当相=国会内で2009年1月26日午後0時28分、藤井太郎撮影


2次補正予算参院、野党案を可決
http://mainichi.jp/select/today/news/20090126k0000e010060000c.html
08年度第2次補正予算案は26日午後の参院予算委員会で、2兆円の定額給付金部分を削除した民主党などの修正案が可決された。参院は野党が多数を占めるため、その後の同本会議でも、修正案が可決された。政府案を可決した衆院の議決と異なるため、両院協議会が開かれるが、衆院の議決を優先する憲法60条の規定に基づき、政府案が成立する。

民主党は26日午前の幹部会で、対応を協議。両院協委員に西岡武夫参院議院運営委員長や石井一副代表ら10人の起用を決めた。委員には与党との対決姿勢が強いベテラン議員が多く、2次補正の成立は27日以降にずれ込む可能性もある。

民主党幹部は終了後、「両院協が26日中に終わるかはやってみないと分からない。推移を見守る」と述べた。鳩山由紀夫幹事長は「山形で民主支援の知事が勝ったのは給付金否定の意味もある」と記者団に語った。

参院予算委は26日午前、麻生太郎首相と全閣僚が出席して、2次補正の締めくくり質疑を行った。首相は給付金について「個人消費を促進する部分と生活を支える部分がある。極めて厳しい経済情勢の中で、個人への直接給付にはそれなりの効果があると思っている」と効果を強調した。森ゆうこ氏(民主)への答弁。

両院協議会は衆参各10人の委員で構成。衆院は政府案に賛成した自民、公明から、参院は修正案に賛成した民主系会派から選ばれる。与野党同数となるため、過半数の賛成で一方的に議事を打ち切るのが難しい。

補正予算に関し両院協が開かれるのは、昨年に続いて2年連続で、戦後6例目。

2次補正は総額4兆7858億円。高速道路料金引き下げ▽介護事業の人材確保▽雇用対策費▽出産・子育て支援の拡充−−などが盛り込まれている。参院は、給付金の財源確保などの関連法案の採決は保留しており、衆院の3分の2の賛成で再可決が可能になる3月14日以降まで成立しない可能性も残っている。


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20090127@苦笑して起立一礼(二次補正予算成立)
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100429#p2