だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20081119@しつけるべきは親


しつけるべきは母親だ 幼稚園PTA大会で麻生首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000203-jij-pol
麻生太郎首相は19日、都内のホテルで開かれた私立幼稚園PTAの全国大会であいさつし、「家庭でしつける力がなくなってきた」と指摘した上で、「じいさん、ばあさん、やかましいおやじさんの存在が薄くなってきたせいもあって、幼稚園で何とかしろと負担が掛かってきている。しつけるべきは母親だ」などと苦言を呈した。

首相は「幼稚園は、お子さんの後ろにくっついている親で苦しむ」などとも述べた。 


『月刊・私立幼稚園』編集長の放浪日誌
勘違いのおかげで耳の痛い話しが聞けた

http://horonisshi.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/pta-e373.html
(抜粋)
このあと、愛知県と静岡県の一行は赤坂プリンスホテルに歩いて移動し、PTA全国大会に臨んだ。その内容は幼稚園情報センターHPの「私幼ヘッドライン」に掲載するので見てほしいが、吉田会長が「サプライズがあるよ」と言ったのは、坂東眞理子さん(昭和女子大学長)の基調講演の後、急遽、麻生太郎首相がやって来たことだった。

長いPTA全国大会の歴史の中で、総理大臣が出席してくれたのは初めてである。森会長が総理のときも欠席だった。麻生氏はこれまで、政調会長あるいは閣僚としてほぼ毎年、この大会に出席していた。その繋がりがあってこその芸当だったのだろう。

しかし開口一番、「皆さんが困っているのは子どもじゃなくて、その後ろにいる親でしょ」と言った。しかもその話題を何度も繰り返したことから、翌日の新聞で「麻生首相、幼稚園のPTA大会で勘違い」と書かれた。

首相が勘違いしていることは会場の誰もがすぐに気づいた。しかし、幼稚園の大会と言われて来てみて、背広姿の年配紳士が多いのを見れば園長さん達だと思う。そうすれば女性の姿を幼稚園の先生だと思っても仕方はない。首相になってからの多忙スケジュールで、これまで毎年出ている大会であることも失念してしまったのだろう。

しかし会場にさほどの違和感はなかった。逆に言えば、勘違いしたおかげで、母親におもねる話しではなく、思い切り耳の痛い本音を聞いてもらうことができたと言える。怪我の功名であった。