だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090226@本当に言ったのか、そりゃ


麻生首相ぶら下がり詳報】ブッシュ前米大統領に「核を検証すべきだ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090226/plc0902262124004-n1.htm
麻生太郎首相は26日夜、25日付の米ワシントン・ポスト紙のインタビューで北朝鮮問題に対するブッシュ前政権の対応を批判した件について、「(ブッシュ前米大統領に)電話をして検証の確認をきちんとしないまま北朝鮮と対話を開始するのは後々いいことはない。きちんと検証すべきだという話をした」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。

【追加経済対策】
−−今日の衆院予算委員会

予算委員会。はい」

−−追加経済対策について「(平成21年度)予算が通った段階でどのような経済状況になっているか真剣に考えないといけない」と発言した。21年度1次補正など具体策の検討を与党側に指示する考えはあるか

「今の段階ではありません」

−−この話に関しては、河村建夫官房長官が、経済を分析した上でとの前置き付きで「政府として何ができるか考えることが必要な時点に来ている」と発言したが

「それは人によっていろいろご意見があるんだと思いますし。今の経済状況を考えれば、いろんなご意見があるというのは、分からんわけではありません。いろいろご意見があるのは分からんわけではありません。ただし今、まだ予算は衆議院を通過してませんし、これから参議院でも予算はありますし、そういった段階で、今の段階で政府でというような段階ではないと思います」

−−河村長官の個人の意見だと

「そうだと思いますね。政府として考えてるということはない。私は今、政府として考える立場では、政府として考える段階ではない。そう思います」


【反麻生の動き】
−−明日、予算案が衆議院を通過する見通しだが、それに対する受け止めと、これを機に反麻生の動きが加速するとの見方があるが、これについてはどうか

「あの、明日予定通り衆議院が通るということは、少なくとも年度内に予算が仕上がる確率が高くなったということですから、われわれとしては4月1日からわれわれのかねてからの懸案だった予算が実行できることになるというのは、大変喜ばしいことだと思っています。反麻生の話って、まだ参議院もありますし、関連法案も残っていますんで、私としてはその成立に全力を挙げるということだと思います」


【米国の北朝鮮政策】
−−ワシントン・ポスト紙のインタビューに対して答えた話だが、ブッシュ政権の対北朝鮮政策について、核計画の検証問題があいまいなまま対話しようとする傾向があったという趣旨の発言をしたが

「それは事実です。昨年の10月でしたかね。確か、あれは電話をして、検証の確認をきちんとしないまま対話を開始するというのは、後々いいことはないと。だからきちんと検証すべきだという話は電話でしました。本人もそれ認めてましたから。それは事実です」

−−ブッシュ大統領に対して…

「はい。そうです。だからその話は事実です。ワシントン・ポストは正しい」

−−当時、ブッシュ政権側に懸念を伝えていたと

「当然です」


日米安保
−−民主党小沢一郎代表が在日米軍再編に関連して「軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分だ」という発言をしたが、どう考えるか

「え。ちょっともう一回言って。第7艦隊だけでいい?」

−−要は…

「今詳しく知らないんだ。聞いていないんでちょっと。あなたの話だけを聞いていると、はめられているかもしれないからね」

−−将来的に極東地域は第7艦隊だけで十分だと

「海軍だけあればいいという話ですか?ちょっとあの正直言って、その前後の脈絡を全然知らないので、私は極めて、小沢発言の直接はコメントできません。正確に知らないから。ただ、今うかがった話を聞いて、一般論で言えば、少なくとも今極東において少なくとも核を実験したという国があり、ノドンという搬送手段を持った国が隣にあって、日本という国をあたかも敵国かのごとく、かのごとくですよ、いろいろことあるごとにいろいろ言っておられる国がそこに存在するという状況にわれわれは置かれている。そのときになって、同盟国である米国が少なくとも海軍だけ。あとは空軍もいらない、海兵もいらない、陸軍もいらないと言っておられるというように考える。一般論で言えば。それは少なくとも今、防衛ということに少なからず知識がある人は、そういう発言はされないんじゃないかな。少なくとも日本という国の安全保障と国家の安全、防衛ということを考えたら、やっぱりこの島国にとって空軍力とかやっぱりそういったものは極めて重要な要素だと私はそう思いますね」

(秘書官「はい、終わります」)

(去り際に振り向いて、質問した記者に)「本当に言ったのか、そりゃ」  


麻生首相、小沢氏の「第7艦隊で十分」発言に「極めて不安を覚えざるを得ない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090306/stt0903061237007-n1.htm
麻生太郎首相は6日の参院予算委員会で、民主党小沢一郎代表が在日米軍再編に関し「極東におけるプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分」と発言したことについて、「野党を代表する党首がこういう話をされるとは、国民からみて極めて不安を覚えざるを得ない」と批判した。

麻生首相は、「朝鮮半島の問題も含め極めて不安定な状況で、第7艦隊だけで日本の国防をやるならば、余程(日本側が)軍備増強をやらない限り難しい」と指摘。「自らの防衛力をどう整備するかが不明確。われわれは、米国が持っている抑止力や前方展開力を確保しなければならない」と訴えた。