だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090313@ジャジャジャーン


麻生首相、女性番記者にバレンタインデーのお返し
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090314k0000m010035000c.html
麻生太郎首相はホワイトデー前日の13日、首相官邸で、バレンタインデーのお返しとして、首相番の女性記者8人に白いICレコーダー(4000円相当)と手紙を贈った。首相は2月13日、8記者からチョコレートをプレゼントされていた。

首相秘書官によると、ICレコーダーを選んだ理由について、首相は「受け取った方がそれぞれで解釈してください」と述べ、あいまいにしたという。ICレコーダーは、多くの記者が録音取材の際に使用している。

手紙には「心温まる御声援を受けて、景気対策に全力を傾けて気張りますので引(き)続きの御支援を御願いします」などと書かれていた。


麻生首相ぶら下がり詳報】追加経済対策「学会じゃなく、学者含めて。創価学会っていう意味じゃないよ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090313/plc0903131320012-n1.htm
麻生太郎首相は13日昼、首相官邸で記者団に対し、この日に与党に指示を出した追加経済対策について要点を説明したおり、「英知はなるべく集める。オールジャパンで。学会含めて。学会じゃなく、学者含めて。創価学会っていう意味じゃないよ」と久々の麻生節を炸裂させた。ぶら下がり取材の詳細は以下のとおり。

【追加経済対策】
−−首相は今日、与党に対して追加経済対策の指示を出した。その中で単年度ではなく、多年度でと指示されたが、その意図と、追加の補正予算案についてお考えを聞きたい。

「今日、(公明党の)太田(昭宏)代表と一緒に自民党と、公明党の幹事長、政調会長を呼んで、いわゆる追加の話をさせてもらいました。理由は、今の経済情勢、今後の経済情勢というのは下ぶれするリスクというのは避けされない。従ってそのリスクが顕在化してどうするというのでは対応が遅れますので、あらかじめ下ぶれが起きたときのことを想定しておくというのは大事なことだと思っておりますんで、基本的にはいくつかの点をまとめております」

「一つ、党だけでやらない。従って英知はなるべく集める。オールジャパンで。学会含めて。学会じゃなく、学者含めて。創価学会っていう意味じゃないよ。学者を含めて。こういう冗談が通じる人じゃないからな、みんな。あぶねえから、ちょっと、きちんとしとかねえと。ね。学者を含めて。そういう話をさしていただいたのが一つ。大胆な発想でやってください。もちろん地方の意見、きかなきゃだめですよ。それが一点、二つ目は単年度予算と、補正予算というのはすべて単年度予算で出てきますけれども、単年度だと、たとえば道路、公共工事なんかやったって、今年ここまで終わっちゃった、ではなくて。道路を通すのに3年なら、3年というんであれば、その3年かかるのを複数年度というのはそういうことです」

「三つ目は目標は明確にしてもらいたいと。何のためにやるのかといえば、景気の底割れをとめるため。底割れはしないようにするため。それから、雇用というものが非常に大きな目先の話になっておりますから、この雇用のことに関しては、いわゆる痛みというのを軽減する。そして三つ目がいわゆる目先の話だけじゃなくて、こういうことをやると日本の経済として未来に繋がっていく。今、電気の話とかエコの話とかいろいろ出てますんで、そういった未来に繋がるものにきちんと繋げていくといったようなことを三つ、目標を明確にした。だいたい今のようなことをいろいろ太田先生ともお話しさせていただいた上で、話させていただいた内容です」


有識者会議】
−−来週開かれる経済対策の有識者会議の概要と人選は

有識者会議っていうのは、これは、この話(追加経済対策指示)とちょっと混線してもらうと困るんだけど、これは有識者会議の方っていうのは、今後の日本というものを考えていったときに、どういう日本というものが考えてもらう必要があるっていうんで、いわゆる有識者という、いわゆる、いろんな、なに、ジャーナリスト含めて、経済学界含めて、いろんな人たちに、お集まりをいただいて経済界、子育ての話とか、いくつか部門をわけましたけれど、八つか九つか部門をわけて、その部門ごとに話をきかせてください、ということです。これが基本。従って、いろいろ、みなさんご意見がおありなんで、このまま少子高齢化が進むぞとか、いろいろな話もいっぱいありますんで、来週の16日から有識者にお集まりいただいただいて、やらせていただこうと思っています。社会保障とか環境とかいろいろありますんで、そういったものを集めて、うん、一回7、8人くらいの方々を1時間、1時間半くらい話を聞かせてもらうというのを基本的に考えて、あのメンバー等々は官房長官から言わせます」


北朝鮮ミサイル】
−−北朝鮮人工衛星の打ち上げをIMO(国際海事機関))に通告した。4月4日から8日の期間中に日本海と太平洋に危険区域を設定したが、政府としてどのように対応するか

「どのように対応するか? これは人工衛星と言おうと何と言おうと、これは明らかに国連の安保理決議1718か?の違反。従って日本としては、何て言うの、さようでございますかという話と全然違うので、日本としては国連を通じてきっちり抗議していかねばならんし、中止というものを申し入れなければならんところだと思っております」


ソマリア海賊対策】
−−ソマリア沖の海賊対策だが、浜田靖一防衛相が本日、海上警備行動を発令し、あす海上自衛隊の艦船が出航する。新法の海賊対処法が閣議決定されたが、海上保安庁海上自衛隊による海賊対策の意義について

「基本的には、何て言うの、コーストガードというんだけど、海上警備行動というのは、基本的にはいわゆる警備なんであって、いわゆる戦争するわけではありませんから、海上警備行動というのが海賊等々には正しいんだと思っています。ただ場所がインド洋の西岸、ソマリア沖ということになると、海自の船1隻でそこまで行って、行動を取るというのは現実的に不可能。従ってそこまでの行動半径を持ち、かつそれを運行できるだけの能力は海上自衛隊。従って海上自衛隊海上保安官といわれる、いわゆる海保の人たちにその船に乗ってもらっていわゆる海賊というような行動が起きたときの対応をすると。二つの連係プレーをやるというためのルール作りをやるということです」


【武部元幹事長発言】
−−武部勤元幹事長が公の場で「新しい総裁を選び、新しい政権構想を掲げ、新しい自民党に作り替えるのが正しい道だ。それができなければ重大な決意をせざるをえない」と首相を批判しているが受け止めを

「重大な決意というのは離党されるという意味ですか?」

−−そこまで明言していない

「ん〜。ちょっとよく…意図が分からん話で、聞かされても、ちょっと答えようがありません」

(首相、立ち去ろうとしてもどってくる。秘書官から紙袋を受け取り)

首相「はい。(テレビ男性記者に向かって)あんた関係ない。女性!女性!ジャーン、ジャジャジャーン…(勝手に歌い出す)。はい。このあいだ、あの何とかデー…。(周囲「バレンタインデー」)バレンタインデー。バレンタインデーのときのお返しだとか何とか。(周囲「ホワイトデー」)ホワイトデー」

(バレンタインデーに首相にチョコを贈った女性記者団の代表として民放女性記者が受け取る)

民放女性記者「ありがとうございます」

首相「内容は…」

秘書官「白いレコーダー。ホワイトデーだから白」

(お互いに頭を下げるが、総理は両手を脇にそろえ、ほぼ90度に一礼)