だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090714@俺一人だけ


参院麻生首相問責決議を可決 事実上衆院選に突入
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071401000113.html
民主、共産、社民、国民新、新党日本の野党5党が提出した麻生太郎首相に対する問責決議は14日午後の参院本会議で、野党の賛成多数で可決された。法的拘束力はないが、野党は衆参両院で全面的な審議拒否に入った。麻生首相は21日の週に衆院を解散、衆院選を8月18日公示、30日投開票とする日程を表明しているが、国会は解散を待たずに事実上閉幕。与野党は政権の座を懸けた4年ぶりの衆院選に向け、臨戦態勢に突入した。

首相問責決議は昨年6月、福田康夫首相に対して現行憲法下で初めて可決され、今回は連続2回目の可決となる。

これに先立ち、衆院は14日午後の本会議で民主、共産、社民、国民新の野党4党が提出した内閣不信任決議案を自民、公明両党などの反対多数で否決した。賛成した自民党議員はいなかった。

民主党鳩山由紀夫代表は14日夕の記者会見で、自民党議員の造反がなかったことに触れ「麻生首相の手によって解散・総選挙が行われる。いよいよ政治を国民の手に取り戻すことできる」と述べ、衆院選での政権交代に自信を示した。

輿石東参院議員会長は参院本会議で、首相問責決議の提案理由について、定額給付金厚生労働省分割をめぐり言動がぶれ、日本郵政の社長人事では指導力不足を露呈したとして「首相失格の烙印(らくいん)を押さざるを得ない」と批判した。

衆院本会議では、鳩山氏が「雇用は危機的状況に陥り、公務員改革、外交も成果がない。首相は直ちに衆院解散で国民の信を問うべきだ」と強調。自民党細田博之幹事長は「麻生内閣景気対策で大きな成果を挙げた。民主党政権公約は非現実的だ」と反論した。

不信任決議案の投票結果は賛成139票、反対333票、問責決議は賛成132票、反対106票だった。


衆議院議員 甘利明 国会リポートon Web
http://www.amari-akira.com/diet/report20090712_0168.html
今週の出来事

(麻生アローン)

前回の選挙から数えて自民党は 4人目の総理ですが、考えてみれば民主党の代表も 4人目です (岡田→前原→小沢→鳩山)。違いは、自民党が任期切れや病気で交代したのに対し、民主党はスキャンダルで交代が相次いだということです。

鳩山代表も政治資金偽装やそれにまつわる脱税スキャンダルに見舞われていますので、この伝統を踏襲するのか選挙後が見物です。

衆議院の内閣不信任案は可決されれば総辞職か解散の効力を持ちますが、参議院の問責決議にはその効力はありません。

総理個人を「けしからん」と決議するだけですから参議院では総理一人だけがひな壇に上がります。

「そう、俺一人だけ…」

ちょっと寂しそうでした。