だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090218@サハリン訪問


サハリン訪問
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2009/02/18russia.html
平成21年2月18日、麻生総理は、日本企業も参加するサハリン沖の資源開発事業「サハリンII」のLNGプラント稼働式典への出席のためサハリンを訪問しました。

到着後、直ちにドミトリー・アナトリエヴィチ・メドヴェージェフ・ロシア連邦大統領と首脳会談を行いました。メドヴェージェフ大統領は、麻生総理が今回の式典の出席に応じたことを非常に喜び、会談は全体として非常に良い雰囲気の下で行われました。

会談では、領土問題、極東・東シベリアにおける協力等について話し合われました。特に領土問題については、麻生総理からは、昨年11月の首脳会談後にメドヴェージェフ大統領が事務方に具体的な指示を出されたことは、この問題の解決に向けた大統領の強い意思の表れとして嬉しく思う旨述べた上で、これまでに達成された諸合意及び諸文書を基本としつつ、大統領が指示を出したような「新たな、独創的で、型にはまらないアプローチ」の下で、帰属の問題の最終的な解決を目指していきたい旨を述べました。

これに対し、メドヴェージェフ大統領は、この問題について双方に受け入れ可能な解決を見つける作業を継続する用意がある、この問題は世界にある他の問題と同じように解決可能と思っていると述べました。

その上で、両首脳は、この問題を我々の世代で解決すべく、帰属の問題の最終的な解決につながるよう、具体的な作業を加速するよう事務方に追加的な指示を出すことで一致しました。

また、プーチン首相の訪日について、5月に行うことで一致しました。

会談後、麻生総理は、北方領土問題について「我々の世代で解決すべく具体的な作業を加速しようということで一致した。」と述べ、四島返還については「ロシアは二島返還、日本は四島返還では全く双方進展しない。日ロの問題はすべてここにひっかかる。政治家が決断するしか方法がない。」と述べました。

その後、サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリンII」のLNGプラント稼働式典に出席しました。式典にはメドベージェフ大統領、麻生総理がそろって出席し、麻生総理は「ロシアがアジア太平洋地域における建設的なパートナーになる歴史が始まった。」と述べましました。

式典後には、液化天然ガスLNG運搬船「グランド・アニワ号」を視察しました。