20090111@韓国経済4団体主催午餐会

Japanese PM Taro Aso Visits South Korea Day 1
SEOUL, SOUTH KOREA - JANUARY 11: Japanese Prime Minister Taro Aso sppech during a business luncheon hosted by 4 president of economic organizations at the Lotte Hotel on January 11, 2009 in Seoul, South Korea. Aso is on two days tour in South Korea to strengthen the bilateral relationship to tackle the global recession.

韓日財界人が懇談会、アジア金融協力強化で意見交換
http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2009/0111/10052493.html
【ソウル11日聯合ニュース】韓国と日本の財界人が11日、アジア域内国家間の金融協力システム強化などさまざまな協力案をめぐり意見を交換した。

全国経済人連合会（全経連）など経済4団体は同日、訪韓した日本の麻生太郎首相、日本経済団体連合会の御手洗富士夫会長らを招待し、昼食を兼ねた懇談会を開いた。

趙錫来（チョ・ソクレ）全経連会長は、歓迎のあいさつで「米国発金融危機でアジア諸国が窮しているが、これは欧米の金融システムに依存しすぎたため」と指摘。これを未然に防ぐには、アジア地域に独自の金融センターを作るべきだと述べた。韓日が中心となりアジア金融協力センターを設立すれば、域内需要が高まり、対外依存度を引き下げ、安定した成長を実現することができると強調した。

麻生首相は「日韓首相が顔を合わせれば『なぜ日韓経済連携協定（EPA）が実現しないのか』という話が繰り返される」と紹介した。その上で、EPAは両国間投資貿易の拡大だけでなく、アジアを含む第三国での両国間協力を拡大するもので、迅速な実現が求められると述べた。日本が進めるEPAは、自由貿易協定（FTA）に投資、知的財産権などの規制を盛り込んだ、一段階広い概念だ。

また麻生首相は、韓国語で「新年明けましておめでとうございます」とあいさつしたほか、李明博（イ・ミョンバク）大統領とは昨年10月以来、毎月会っているが、2人とも企業家出身とあり、事物を見る視点に通じるものがあり、親近感を覚えていると述べた。

懇談会には、趙会長をはじめ経済4団体長ら国内主要財界人30人余りと、日本から御手洗会長、トヨタ自動車の張富士夫会長、新日本製鉄の三村明夫会長ら19人の財界総帥が出席した。

またこの日、経済4団体長と現代・起亜自動車の鄭夢九（チョン・モング）会長、SKの崔泰源（チェ・テウォン）会長、サムスン生命保険の李洙彬（イ・スビン）会長ら20人余りと、日本財界人らによる「韓日財界間新年懇談会」も開催された。金融危機以降の両国の経済現況を点検し、経済難克服に向けた韓日協力案、アジア域内金融協力案について意見を交わした。

新年懇談会に続き、両国財界人らは青瓦台（大統領府）を訪問し、両国首脳と懇談会を行い、韓日間の主要経済懸案について話し合った。

経済4団体主催午餐会における麻生総理挨拶
http://www.mofa.go.jp/MOFAJ/PRESS/enzetsu/21/easo_0111a.html

＜関連＞
20090111@韓国訪問
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100310#p1