だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090616@こんな笑顔


【麻生ぶら下がり】衆院解散時期の「意見は丁重に拝聴」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090616/plc0906162016013-n1.htm

麻生太郎首相は16日夕、衆院解散・総選挙の時期について「いろんな意見がある。意見はみんな丁寧に拝聴することにしている」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。


【都議選とのダブル選】

ーー昨日(15日)行われた会合で、自民党古賀誠選対委員長が東京都議会議員選挙とのダブル選挙を進言したが、ダブル選挙についての考えは

「昨日行われた会合? あぁ、士志の会の話ですね。ダブル選挙についてはどうお考えですか? あのひとつのご意見が、そういうご意見があるというのは前々から伺っていますけど」

ーーそれについて前向きな考えか否定的な考えか

「昨日、答えてあるんじゃないですか」

ーー首相自身は

「昨日、久間(章生)先生がぶら下がりで全部答えられたと聞いてますが」

ーー首相は「笑顔で聞いていた」ということで

「今してる笑顔(自身の顔を指さしながら)、はい」

ーーでは昨日、久間氏が言っていた通りということでしょうか

「はい。あの、いろんなご意見があるんですよ、こういう時期になりましたら。だから、そういったご意見はみんな丁寧に拝聴することにしてますけど」

ーー今日の自民党代議士会で、古川禎久環境政務官は「自民党はこの際、大政奉還を決断して国民の懐深く帰るべきだ」と、退陣を求めているともとれる発言をしたが

「あの、大政っていうのは奉還するっていうのは、なんの大政をどう奉還するのか、ちょっと正直意味がわかりませんでしたので、どういう意味かなぁと思って拝聴してましたけど。いずれにしてもあの、若い方々には緊張感っていうものが非常におありになるんだ、というように受け止めましたけど」


【鳩山氏辞任問題】

ーー同じく代議士会で、鳩山邦夫総務大臣の辞任をめぐる経緯について、説明不足だとの声が上がっているが

「あの鳩山大臣の、なに、辞任の話ですけれども、あのときのぶら下がりでも私は答えたと思いますが、少なくとも、郵政民営化というのは、これは現実問題として、決まってすでに進んでおりますんで、きちんと進めていかなければならない。また、郵政事業というものは、国民の財産ということも申し上げました」

「そして郵政というのは仮にも上場を目指している会社ですから、その上場していこうとしている会社に対して、政府の介入というものは慎重の上にも慎重であるべきなんだと、私は基本的にそういうもんだと思っています」

「従って、株式会社で指名委員会とか取締役会で決まった話を、後から株主権なり、許認可権を使って介入するというのは慎重な上にも慎重になるべきなんだと、私は基本的にそう思っていますんで、取締役会が決定をされる前の話なら、まだいろいろあろうと思うんだ。ただ、いずれにしても業務改善命令が出されていますんで、その業務改善命令に対応して、どのような対応を郵政会社がこれからされていかれるのか、というのは、郵政会社側の対応にかかっているんだと思います」

ーー総理、総理(2人の記者が同時に質問)

「どちらですか? レディーファースト? あなた? どっち? 先に言ったのは? 先にいったのはあなただから、決めるのはこちら側が決めるんじゃないの?」

ーーすみません。今回の一連の件に関して、国民に対する説明責任を十分果たしたと考えている、というのは、かつて他党に対しても、説明責任を果たすべきだと強調した経緯もあるが

「はい」

ーーもちろん事案は違うが、今回の件について説明責任に関してどう考えるか

「今、あの、辞められた、辞められた直後にも申し上げましたけれども、郵政事業というのは、国民のこれは財産と思っていますから、その会社、新しく会社になっていますんで、その会社というのは、政府が仮にも100%の株主だったとしても、上場を目指しておられる民間会社ですから。その民間会社が決められた話に対して、後から政府が介入するというのは、慎重の上にも慎重であるべき。私はそれが基本なんだと思っています」

「決まった後からいろいろ言うっていうのは、いわゆる政府の不当介入というような誤解を招きかねないと、私自身はそう思っている。これが、今回の話を決めさせていただいた決定のもとです」

「ただ、西川(善文社長)さんの方も、業務改善命令が出されていますから、その業務改善命令にどうきちんと対応されるか。これは、総務大臣のもとで、きちんと今後、対応していかれるものだと思います」

ーーそうは言っても、各紙の世論調査などで、国民は鳩山氏がリストがあったというような話もしている。今までの経緯が不透明でわかりにくいという声もある。さらに重ねて聞くが、さらに丁寧に説明することは

「どの点に関しての丁寧の質問でしょうか」

ーー今までの経緯とか、それから今後の展望。それをさらに説明していく考えはないか

「あの、少なくとも、ことを決定するまでの間、いろいろな経緯の話の対応があるもんですけれども、人事に関係したり、また、民間の会社に関する件の内容を、その経緯がどうあったということを説明するというのは、聞こえがいいけど、そのなかを、全部内容を、全部見せるということが果たして正しいということでしょうか」

「僕はそこは基本的には、少なくとも、個人との間に出された手紙やら文書やらというものが、安易に外に出されるほうがおかしいと。私は基本的にそう思います」