20090417@パキスタン・フレンズ会合

麻生首相、最大１０億ドル支援表明　パキスタン・フレンズ会合
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090417/plc0904171024006-n1.htm
アフガニスタンの隣接するパキスタンの経済支援やテロ対策を話し合う国際会議「パキスタン・フレンズ（友好国）会合」が１７日午前、都内で開かれた。麻生太郎首相は演説で今後２年間で最大１０億ドル（約１０００億円）の支援を正式表明。米国も２年間で１０億ドルの支援を約束した。

会合はパキスタンのテロ対策への取り組みや支援国の全面支援を盛り込んだ「議長声明」を採択し、ワーキング・グループ設置を決め、トルコが次回の閣僚級会合提案、これを了承して閉幕した。

麻生首相は演説で「パキスタンはテロや過激主義に対する国際的取り組みの中で死活的に重要な役割を果たしている」と強調した。パキスタンのザルダリ大統領は「われわれに敗北という選択肢はない」と決意を表明し、国際テロ組織アルカーイダ掃討作戦に軍１５万人を投入している現状や、国民生活の犠牲をビデオで報告、ザルダリ大統領は「テロとの戦いでの損失は３５０億ドルに上る。復興にはマーシャル・プランが必要」と各国に理解と協力を求めた。

１７日午後には約４０の国・国際機関が、それぞれの財政援助を表明する「パキスタン支援国会合」が、日本政府と世界銀行の共催で開かれる。日本を含む各国で２年間で総額４０億ドル（約４０００億円）の緊急支援を行う議長声明を発表する見通しだ。フレンズ会合は、パキスタンの対テロ政策と経済改革を、国際社会の中長期的な後押しが目的で発足、昨年９月の国連総会で初会合が行われた。

パキスタン・フレンズ閣僚会合
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2009/04/17pakistan_friends.html

麻生太郎　日本国内閣総理大臣スピーチ
（パキスタン・フレンズ閣僚会合及びパキスタン支援国会合に寄せて）
http://www.mofa.go.jp/mofaJ/press/enzetsu/21/easo_0417.html