だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090413@「決議にするために語気が弱まるより、議長声明で迅速にまとまったメッセージが正確に伝わることが大事」「手紙の内容を人にしゃべることなんてない」

麻生首相オバマ大統領に親書 核廃絶戦略表明で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090414k0000m010108000c.html
麻生太郎首相は13日の自民党役員会で、オバマ米大統領が5日のプラハ演説核兵器廃絶を最終目標とする包括的戦略を表明したことに関し、大統領に今後の国際交渉での連携などを呼びかける親書を送る意向を明らかにした。

親書は14日から訪米する安倍晋三元首相がバイデン副大統領に手渡す予定という。

大統領演説に対しては河村建夫官房長官が唯一の被爆国として「強く支持する」と表明しており、親書はこうした政府の姿勢をアピールする狙いがあると見られる。


首相vs記者団  対北朝鮮議長声明「語気が弱まるよりは、この方がいい」4月13日午後6時21分〜
http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090413mog00m010042000c.html
Q:総理、よろしくお願いします。フジテレビです。

A:(総理、記者のかけている眼鏡をじっと眺める)


北朝鮮ミサイル

Q:まずは北朝鮮のミサイル発射問題です。北朝鮮のミサイル発射問題なのですけど、国連安保理は明日未明にも北朝鮮の発射は国連決議1718違反であるという議長声明を提出する、ええ、採択する方向となりました。総理の評価をお願いします。

A:明確に1718違反、従ってそれに対する非難、そして1718の履行、この三つがきちんとした形でまとまってこの時期に出せるということになったということはいいことだと、良かったんじゃないでしょうかね。そう思いますけど。あの、評価すべきだと思いますね。

Q:結論的には決議にはならなかったんですが。この点に関して総理は。

A:決議になるためにこれ以上、言葉の語気が弱まるよりは、この方が。決議にするために言葉の内容を弱めるということになるんだったら、この方がいい。私はそう思います。しかもこのスピードで迅速にまとまったメッセージが正確に伝わるというところが大事だと思います。


与野党の違い

Q:続いてですね、今日の政府与党連絡会議で総理は法案にせよ、経済対策にせよ、政府与党と野党との違いを明確にしていきたい、どちらの側がより国民のことを考えているかということ、発言されたということですが、総理が考える現時点での与野党の違いとは一体何なんでしょうか。

A:少なくとも今の段階で、我々の知っている範囲で、出した15兆円に関連する予算、並びに法案というものに関しては、少なくとも今の段階で(野党は)賛成されるんですか? あなたの情報では。ちょっとよく知らないんだけど。

Q:まだ判断していないと。

A:判断していない。我々は、これは間違いなく景気対策になると思って、確信を持って出しますんで、これの違えば、そこが違いです。また、消費者庁、どういうことになったかよく分かりませんけれども、ソマリアなどなどいくつも対決、対立しているところあるんだと思いますが、そういった形できちんとした対立しているものを明確にするのは大事だと思います。


オバマ米大統領への親書

Q:朝日新聞です。オバマ大統領の核廃絶演説について…。

A:はい?

Q:オバマ大統領が先日プラハで行った核廃絶演説についてですが…。

A:どこだったっけ?

Q:朝日です。

A:うん。

Q:核を使用した唯一の保有国としての道義的責任に触れられたと。これはあの、総理が評価して親書を送ったという話があるんですが、親書の内容、どんなものなんでしょうか。

A:人に書いた手紙の内容をしゃべることはありません。

Q:まあ、ただ被爆国として…。

A:これまでも、これまでもなかったでしょうが。手紙の内容、親書の内容をしゃべるなんてことはありません。

A:(首相秘書官)はい終わります。


麻生首相ぶら下がり詳報】「対立を明確にするのが大事だ」(13日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090413/plc0904131941007-n1.htm
麻生太郎首相は13日夕、首相官邸で記者団に対し、政府・与党と野党の政策について「いくつも対立しているところはある。きちんと対立しているものを明確にすることだ大事だ」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

国連安保理議長声明

ーー北朝鮮のミサイル発射問題だが、安全保障理事会は明日未明にも「北朝鮮の発射は国連決議1718号違反である」という議長声明を採択する方向でまとまった。首相の評価は

「明確に1718(号)違反。従って、それに対する非難。そして、1718(号)の履行。この3つは、きちんとした形で、まとまって、この時期に出せる、ということになったということは、いいことだった。良かったんじゃないでしょうかね。そう思いますけど。あの、評価すべきだと思いますけど」

ーー結論的には、決議にはならなかったが

「決議になるために、これ以上、言葉の語気が弱まるよりは、この方が(良い)。決議にするために、言葉の内容を弱める、ということになるんだったら、この方がいい。私はそう思います。しかも、このスピードで、迅速にまとまったメッセージが正確に伝わるというところが大事だと思います」


与野党の対立点

ーー今日の政府・与党連絡会議で、首相は「法案にせよ、経済対策にせよ、政府・与党と野党との違いを明確にしていきたい。どちらの側がより国民のことを考えているかということ」と発言したとのことだが、首相が考える、現時点での与野党の違いとは何か

「少なくとも、今の段階で、われわれの知っている範囲で、出した15兆円に関連する(平成21年度補正)予算(案)ならびに(関連)法案というものに関しては、少なくとも今の段階で(野党は)賛成されるんですか?あなたの情報では?ちょっと知らないんだけど。(朝日新聞記者を指さし)朝日新聞の情報ではどうだね」


ーー(朝日新聞記者)まだ判断していない

「まだ判断してない。われわれはこれは間違いなく景気対策になると思って、確信をもって出しますんで、これが違えば、そこが違いです。また、消費者庁(設置関連法案)、どういうことになったか、よく分かりませんけども、ソマリア(沖の海賊対処法案)等々、いくつも対決、対立しているところはあるんだと思いますが、そういった形できちんとした、対立しているというものを明確にするというのが大事だと思います。いいですか」


オバマ米大統領あて親書

ーーオバマ大統領の核演説について…

「(せき込み)はい?」

ーーオバマ大統領が先日、プラハで行った核廃絶演説についてですが…

「(所属は)どこだったっけ?」

ーー朝日の伊東です

「あ、朝日か」

ーー核を使用した唯一の保有国としての道義的責任に触れた。これを首相が評価して親書を送ったという話があるが、その親書の内容とは

「人に書いた手紙の内容をしゃべることはありません」

ーーただ…

「これまで、これまでも、これまでもなかったでしょうが。手紙の内容を、親書の内容をしゃべるなんてことはありません。おかしい」