だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090703@政権交代は手段で、目的ではない。政権を交代し何をするかが問題だ



【都議選】「何となく気分で選ぶ問題ではない」麻生太郎首相が第一声
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090703/stt0907031228009-n1.htm
3日告示された東京都議選で、自民党麻生太郎首相が同日午前10時過ぎ、東京都青梅市で行った第一声は以下の通り。

今、間違いなく、東京は五輪に向かい新しく変わりつつある。前回の五輪と今回の五輪プレゼンテーションを両方みると、ものすごく大きく変わった。その先頭に立っているのが都議会と都知事だ。4年に一度の選挙は、この4年間で誰がどうしたのか、自分の住む地域がどうなったのか、落ち着いて考える機会を与える定期検診みたいなもの。

私が総裁になって9カ月余り、日本の問題は景気対策だ。これが政府・自民党がやった最大の仕事だ。この半年、予算編成を4回やった。異常だ。世の中が異常なくらいの不況なのだから、異例な対応をする以外にない。結果、この1年弱の間に景気の指数がいくつか上がった。

民主党は何をするのか。政権交代は手段で、目的ではない。政権を交代し何をするかが問題だ。政権交代と景気後退。同じ「コウタイ」でも意味は違う。政権交代が景気後退になってはならない。外交・防衛政策も何をするにも反対。

政権交代というのなら、少なくとも安全保障や景気対策をはっきりしてもらわないといけないが、今もまったくはっきりしない。みなさんに訴えたいのは、なんとなく気分で選ぶ問題ではないということだ。


【麻生ぶら下がり】都議選告示「聴衆の反応は良かったかなぁ」(3日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090703/plc0907031959010-n1.htm
麻生太郎首相は3日夕、告示日に2カ所で応援演説した東京都議選について「都民、聴衆の反応は、私から見ては良かったかなぁという感じだ」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【都議選告示】
−−東京都議選がきょう告示され、首相も今日、2カ所で演説したが手応えは

「日本を守る生活、暮らしの安全を守るのは自民党しかないということを、都民の皆さんに強く訴えたんだというのが、簡単に言えば筋だと思っています。
そして、この9カ月間の実績を強く言わしてもらって、責任ある政策を、今後ともさらに引き続き、やっていかなくちゃいけませんので、(景気の)底割れしないためには、さらなる政策の継続が必要ということを強く訴えて、それに対して、民主党の場合は説明責任。

たとえば、政治資金の話にしても、説明責任に関しては、かなり説明責任を果たしておられないのではないか。

また、政策については財源は一切言われませんから、何となく、そこらのところも不明確。外交、安全保障政策に至っては、何となく、党内の意思統一ができているようには思えませんし、また、対応策を、15分か20分ぐらいで申し上げたんだと思いますが」

「聴衆の反応は、事務所回りを57カ所させていただきましたけれども、あちら(事務所回り)は夕方なんで、今ひとつ反応がちょっと見にくいところがありましたけれども、今日は昼、日中でしたんで、その意味では、大衆というか都民、聴衆の反応は、私から見ては良かったかなぁという感じが。感想といえば、そういうところです」

−−都議選の勝敗ラインについて河村(建夫)官房長官は「自民、公明の両党で過半数」と設定した。勝敗ラインについてどう考えるか

「地方選は、勝敗ライン、私が決めることではありません」

−−先月、八王子でぶら下がり(取材)があったとき、首相は「第一党でありつづけなければならん」と言った。それは目標でいいのか。それとも…

「(さえぎるように)第一党で自由民主党が常にあり続けようと思うのは当然です。政権政党なんですから。ありつづけようと思うのは当然。それを勝敗ラインと一緒にして、話を一緒にしちゃうのは、(この質問をした)毎日新聞独特のやり方かと思いますけど。そんなこと、申し上げたことはありません。地方選挙は地方選挙だとずーっと申し上げてきておると思います」

−−選挙の結果が政権運営に与える影響についてどう考えるか

「地方選挙は国政選挙に与える影響はないと思います」

−−影響はないと

「はい」


衆院解散】
−−衆議院解散だが、首相は「然るべき時期に判断する」とこれまで述べてきた。都議選直後の解散は選択肢か

「選挙の後の解散の日程については、色々な方が色々なことに引っかけてねぇ、昨日も何か聞いておられましたけれども、お答えは常に同じ答えしかありません。解散の時期は然るべき時期に私が判断をします。それしか申し上げることはありません」


<関連>
20090607@小学校の太陽光発電視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100407#p2

20090703@都議会選挙応援
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100402#p1

20090608@ドキッとしたろ?
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100129#p1