だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090701@弁護士っていったら、弁護するためにしゃべる人

 

麻生首相vs記者団> 閣僚人事、シーリングが一つの区切りで 1日の首相
http://www.asahi.com/special/08021/TKY200907010345.html
【閣僚・党役員人事】
ーー先ほど、官房長官が2大臣の兼務解消をする人事を発表したが、その狙いを。

「狙い。狙いは、きょうでシーリングも終わりましたし、一応、やらなければならんところは、一応、きょうで、概算要求基準などなど、一応、この内閣で決めねばならんということが、一応終わったという一つの区切り。それから、兼務を長いこと、お願いをしておりましたんで、その兼務という仕事は、やっぱり、しんどいところだと思っていましたから、その意味では、兼務というのを補充するというのは、いつかやらなければいかんところだと思っていましたから、この体制というものをきちんとしていく必要があると思いましたから、2閣僚ということになりますけども、それは、きょう決めさせて頂いたということです」

ーー任期満了まであと2カ月余り。この時期で補充をした理由は。

「いま、申し上げたとおりです。シーリングが一つの段階。一つの区切りだと思っています」

ーー党役員人事に関しては、総理はこれから手をつける考えはあるのか。それとも、一区切り、当面、手はつけないという考えか。

「党役員人事について、(質問者の)共同通信は、ずーっと役員人事をやるという前提でニュースを流しておられましたけども、私の口から党役員人事をやるという話は、ただの一度も、一言も聞いた人はいないと思います。違いますか?」

ーー今回のこの閣僚人事については、シーリングが終わったという区切りのほかに、選挙の応援を含めた、選挙の対策としての意味はあるのか。

「選挙の改革、対策。あのー、閣僚っていうのは、結構、忙しい仕事ですから。その仕事を、一人でいくつか兼務するというのは、急場ではいいかもしれませんけど、やっぱ、長い時間やってられるっていうのは、なかなか、しんどいものがあると、私はそう思っています。従って、その意味では、いろいろな、なんていうの、なん、タイミングっていうのがあろうと思っていましたけども、このシーリングっていうのが、一つのタイミングだなと思っていましたんで、この時期にさせて頂きました」

ーー内閣支持率が現在、低迷しているが、今回の人事で回復につながると考えか。

「僕は、そこのところは、支持、あの、支持率の件については、私が決めることではありませんので、お答えのしようがありません」

ーー党役員人事の方だが、あと2カ月……。

「いま、いま、答えたと思うけど」

ーー2カ月の間に選挙がある中で、人心を刷新して、選挙に勝つ体制をつくっていくという考えもあったかとは思うが。

「『あったか』っていうのは、あなたの考え方? あなたがそう思っている?」

ーーそう思っている。

「私と少し意見が違うと思います」

ーー2閣僚の兼務を解消したということで、解散日程の環境は、これを機に、解散に打つという考えはあるか。

「あのー、解散の時期は、しかるべきときに、私が判断します。いつもの答え通りです」


【シーリング】
ーーシーリング。きょう、52.7兆円の過去最大の一般歳出のシーリングが閣議決定されたが、財政再建路線と社会保障費のこと。このへんのバランスについて総理の考えを。

「最初にっていうのは、最初にっていうのは、去年の10月ぐらいから申し上げていることと、基本的には全く同じなんですが、いま、日本にとって、当面は景気対策、経済対策だと申し上げました。従って、短期は景気対策、中期は責任と財政再建ということを申し上げたと思いますが、それが基本です。おかげさまで、景気対策の結果、きょう日銀短観が2年半ぶりに上がった。株価もきょう、一時期1万円をつけました。いま、終値9万、9900いくらだったかな、なっていると思いますんで、ほんで、7千円から9900円まで戻ってますんで、その意味で、四十何%株価はあがった、倒産件数は下がったということだと思っています。しかし、まだ、いわゆる有効求人倍率、失業率、これは遅行指数、あとから出てくる数字なんで、少し遅れます。それから、中小企業は大企業に比べて、この種の景気感が、中小小規模企業に出てくるには、だいたい、5カ月から6カ月くらいずれている。あとから出てくるのが通常ですから、そういった意味では、いま、まだ景気の一番底ぐらいに感じとられるところかなと思ってますけども、それでも、先行きが見えてきたという数字は、私は大きい数字だと思っていますんで、その意味では、この対策をここまでやってきた実績、これが内閣がきちんと世間に問うべき、世に問うべきは、この景気対策の実績だと私自身はそう思っています」


【民主・鳩山代表献金問題】
ーー民主党鳩山代表献金問題について。きのう、鳩山代表は、亡くなっている方や、実際には寄付してもらっていない方からの、偽った記載をしていたことを認めたが、どう考えか。

「自分で、あの、説明をされていないと思いましたね」

ーー自分で説明されていない。

「弁護士に頼んだんでしょ。だって、自分で調べるんじゃないの、普通は。弁護士に頼んだら、いかにも公平なように思われるかもしれないけど、それは間違いです。弁護士は、頼まれた人の言葉を、絶対に悪くは言わないという約束で弁護するんですから、弁護士に頼むっていうのは、全然おかしいと。どして、おかしいと思わないんだ? それを記者会見して、聞かない記者の方が、おれには信じられないけどね。弁護士っていったら、弁護するためにしゃべる人だから、その人が調べるって、検事が調べたらわかるよ、弁護士が調べたって話を聞いて、『ハー?』と。僕は最初にそう思いました。公認会計士とか、まあ、いろんな表現がありますけども、そういった意味で、まず、それが不思議だなと思いました。それから、個人献金っていうのが善で、企業献金は悪だというような感じの話をずっと言っておられたと思いますが、なんとなく、個人献金も、という話になりゃしませんかね? そういった意味では、本当にまともに善意な個人献金をしている人にとっては、甚だこれは自分たちとしては、心安らかじゃないと思いますね。こういった話は、きちんとされにゃいかん。それから、なんでしょうね、やっぱり、自分のお金を預けてたというぐらい信用してるわけでしょ。しかも、あれ、額からいったら何千万円にもなる。何千万ものお金を預ける人って、なかなか、(質問者に)奥さんにでも預ける?」

ーーいやちょっと僕、独身なんで。

「ああそう(周辺笑い)。そりゃ、失礼しました。あの、なかなか、自分のお金でも何千万のカネをポイと、第三者の秘書官に預けちゃうっていうのは、普通ちょっと、考えられない。しかも、それぐらい信用している人が、なんで個人献金という名目にしなくちゃいけなかったのかっていうのが、僕には、一番理解ができないところですね。だから、そういったところでは、なんでそれを個人献金に秘書がしたのかといえば、ちょっとそこの理由がわからんと言ったら、誰かが『いや、ノルマ達成がなんとかだったそうですよ』というからさ、おれ、ちょっと本人に聞いてないから、よくわかんないんで、鳩山さんの個人献金って、どれくらいあるんですっていったら、総理よりはるかに多いというから、結構な額ですねと。それでも、まだ、それ以上のノルマがあったとするなると、ちょっと、なんとなく、理解ができないんで、なんで、秘書官、そういうお金を預ける人であれば、いや、そうだったんじゃないんでしょうかと、鳩山さんが疑問視をつけながらしゃべっておられる。だってそんな、お金を預けるくらい、信頼がある人だったら、ご自分で直接聞くのが普通なんじゃないんですかねー。なんとなく、全然、説明としては、すごく、ちぐはぐなような感じがしたんで、ぼくは。全部が全部、見たわけでもありませんし、まだ、内容を全部読んだわけではありませんけど、漏れ承った話だけを、ぱっと聞いただけでも、いまぐらいのことは、なんとなく、おかしいなという感じがしますけどね」


【閣僚人事】
ーー閣僚人事に戻るが、東国原知事の入閣は検討したのか。

「まったくない。なかったと思います。(質問者の)日本テレビの流したニュースだと思っています」

ーー(2人が同時に)総理、役員人事……

「どっちですか? あなたの方が先に質問されたからどうぞ。マイクの人が整理されんと。ねえ、みんな。はい。どっち?」

ーー確認だが、今回は党役員人事はされないということか。

「先ほど答弁したとおりです。(もう一人の質問者に)はいどうぞ」

ーー解散までに、役員人事について、考えないということか。

「いま質問した。ハッハッハ。あのー、みんな、何回もしゃべったら、おれが、なんか、ポロッとなんか別のこと言うと思って、期待して聞いているのかね(笑)。あのー、靴はちゃんと脱いだらそろえなさいと、何回も言わないと分からないっていう世代の子どもを持っているのかどうか知らんけど。あのー、その程度に扱わないで」

ーー総理が党役員人事をやるというふうに言ったことはいままでになかったと思うが……。

「確かになかったと思うんですがじゃない。ありません」

ーー記者会見の中でも、記者とのやりとりの中で、役員人事、閣僚人事含めて検討されているのかといったようなやりとりがあったと思うが、総理は、じっくりいろんな方々のご意見を拝聴しているというような感じで言っていた。その中で、役員人事も選択肢の中にあったのではないかと推測するが、今回……。

「推測されるのは自由です。それから、あのときの現場にいましたか? (6月25日の日本記者クラブの)記者会見に。あれは、時事通信の田崎っていう人が質問したと思いますね。しつこく同じ質問を、なんか、空回りっぽく質問されたというような記憶だけが残ってますけども、あのときに、誰、誰か他の人が役員人事の話をした。あんまり同じ話でしたので、僕は別の表現をしたら、役員人事をやるんですねと、勝手につくった、あれがスタートでしょうが。だけど、僕はその後、直ちに、ああ、こういう言い方をすると、ね、役員人事は、党役員人事は考えているように思われるから、それは表現は全く関係ないからねと打ち消した現場も聞いてたでしょ?」

(秘書官「はい、終わります」)

「それでも、ニュースにしちゃう。フフフ、(質問者の)NHKも考えないかんですよ」


<関連>
20090625@安心、活力、責任力(記者クラブ会見)
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100619#p1