だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090312@こっちが介護する番かなと



介護は不要?プロ任せ?=参院予算委で麻生首相ら答弁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090312-00000117-jij-pol
「家内よりわたしの方が健康だという気がする。こっちが介護する番かな」。

12日の参院予算委員会で、麻生太郎首相と閣僚が介護に対するそれぞれの考え方を披露する場面があった。

民主党の下田敦子氏に、将来は夫人に介護してもらうことを望むかと問われた首相は、43歳で10歳若い夫人と結婚したことを紹介しながらも、介護不要の健康体をアピール。「(互いの老後の)長期見通しを立てたのではないが」と付け加えて委員会室の笑いを誘った。

母親を介護した経験を持つ舛添要一厚生労働相は「介護はプロに任せましょう。家族は愛情を」との持論を展開。一方、恐妻家で知られる与謝野馨財務相は「子供に面倒を見てもらえると思っていないし、女房にも迷惑を掛けられない。入れる施設があれば入りたい」と控えめに答えていた。


参議院 予算委員会 12号 平成21年03月12日
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/171/0014/17103120014012a.html
<抜粋>

○下田敦子君 大変貴重な時間でありますので、その御答弁を承ってまた委員会に譲らせていただきます。

さて、ここで突然大変御無礼にございますけれども、総理始め大臣各位におかれましては、将来、御自身の介護を御令室様、奥様を中心に見ていただこうと思っていらっしゃるか否か、これをお尋ねしたいと思います。

今日は総理を始めとしまして皆様五名の各位、大臣がお出ましです。一言ずつで結構でございます。どなたに介護を見てもらう予定か。


国務大臣舛添要一君) 私は自分の母親の介護で大変に苦労いたしました。ですから、常に申し上げているのは、介護はプロに任せましょう、家族は愛情のみをと、私はプロに任せたいと思っております。


内閣総理大臣麻生太郎君) 見越して十歳も若い人と四十三で結婚したという、それほど長期見通しを立てたわけではないんですが、今見ていますと家内より私の方が健康だなあという感じがしますので、こっちが介護する番かなと、よくそういう話を二人ですることはあります。

しかし、今現実問題として、私も基本的には四世代同居していた時代がありましたので、祖母の相手をずっとしておりましたから、介護の大変さというのは今の舛添先生同様決して知らないわけではありませんので、その相手はやっぱり結構神経的、精神的にはかなりな過重なものが、これは先方ももちろんあるんだと思いますが、こちら側も双方これは避けて通れぬ。長男というのはそういうことになりますので、どうしてもと思っておりましたけれども、なかなかこれは難しい問題をいっぱい抱えておるというのは、現実を知っておりますので、そう思っております。

したがって、基本的には今舛添大臣の言われたのが方向としては正しいのかなという感じがいたしております。ちょっとまだそこまで、それほどちょっと具合が悪くなってきておりませんので、もうちょっとしばらくたちますと、現実になりますともうちょっと真剣に答えられると思います。


国務大臣与謝野馨君) 子供に面倒を見てもらえるとも思っていませんし、女房にも迷惑を多分掛けられないんで、入れる施設があったらそういうところに入ってやりたいと思っております。


国務大臣鳩山邦夫君) 総理ほどではないんですが、私も七つ違いなんで、女房が。若くて極めて元気でございますから、やっぱり女房に介護してもらうのかなというのはおぼろげながら予感を持っておるわけでございます。

ただ、私、一時グループホームの方の研究を随分したことがございまして、いわゆる認知症とかそういう傾向が出た場合は、自宅よりもかえってグループホームの方が幸せ感があるんではないかと、こう思いますので、私自身にそういう傾向出たらグループホームへ入りたいと思っております。


国務大臣塩谷立君) 介護についてはいろんな、大変な話はいろいろ聞いておりますが、事自分のところでは、母も元気におりますし、全く自分の介護をどうしようなんて今まで考えたことはありません。今のところまだ若いつもりでおりますんで。ただ、今後は少しずつ考えなきゃいけないなと思っております。