だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090728@元の生活に一日も早く戻れるように、政府として全力をつくす

 

麻生首相「政府として全力をつくす」
http://www.news24.jp/articles/2009/07/28/04140510.html
麻生首相は28日夜の定例会見で、29日に予定している山口県と福岡県北部の土砂災害現場の視察について、「もとの状態に戻るように政府として全力をつくす」と語った。

26日に予定していた山口・防府市の被災現場視察は、2次災害の恐れがあることから急きょ中止になったが、麻生首相は「前回行こうと思ったが、さらに雨が降って飛行場に降りられない可能性もあり中止した。今回は、お悔やみを申し上げるとともに、復旧作業に従事している方が大勢いるので激励したい」と語った。


【麻生ぶら下がり】豪雨被災地視察「要望を直接聞きたい」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090728/plc0907282009006-n1.htm
麻生太郎首相は28日夕、山口県と福岡県の豪雨災害の被災地を29日に視察することについて「災害に遭った方々に直接会い、要望を聞きたい。元の生活に一日も早く戻れるよう政府として全力を尽くさなければならない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【豪雨被災現場視察】
−−首相は明日、日曜日に中止した山口県の災害現場に加え、福岡県の災害現場も視察する。明日の視察の狙いは

「狙い?」

−−はい。目的とか狙いを。

「あのー、これはみなさんよくご存じのように、山口県ならびに福岡県北部において非常に大きな被害が出ています。前回行こうと思ったんですが、さらに雨が降ってくるという状況で、飛行場にも降りられないという状況になりうるかもしれんということで中止をしましたんで、今回はまずそこに行って、直接自分の目、耳で話を伺いたいし、と思っていますけれども」

「まず、亡くなった方々がおられます。また、まだ捜索中で発見されていない方もいらっしゃいますんで、そういった方々に、いわゆるお悔やみを申し上げると同時に、捜索でまだ出てきていないという方、まだあと一つあると聞いてますんで、そういった方々をいろいろ捜索をしておられる方々、また復旧作業に従事しておられる方々が大勢おられますんで、そういった方々の激励をしたいと思いますし、また、そこに被災、被害にあわれた方々に直接会って、いろいろご要望もあろうかと思いますんで、直接話を聞いてみたいと思っています」

「いずれにしても、こういった状況になっておりますんで、元の生活に一日も早く戻れるように、これは政府としても全力を尽くさなければならないと思っています」


【森田千葉県知事との会談】
−−首相は昨日、千葉県の森田健作知事と(内密に)会談していたが、どのような意見交換をしたのか

「これまでもそうでしたけど、個別に、話を、外にすることはありません」

−−選挙応援についての話などは…

「(質問にかぶせるように)個別の話に関してはお答えをすることはありませんと今、お答え申しあげたところです」


麻生内閣メールマガジン(第41号 2009/07/30) 麻生太郎の「強く明るく」
http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2009/0730hc/0730.html
[そなえよつねに]
昨日、福岡県と山口県を訪問しました。被災者の方々を励ましたい、自らの目で、豪雨による災害状況を確認し、今後の復旧・復興に万全を期したい、と思ったからです。

現地では、被害が大きかった高速道路や国道262号、土砂の直撃を受け、多くの犠牲者がでた特別養護老人ホームなどを、訪れました。

土石に埋もれた道路や家。災害の痕跡は痛々しく、いまだに、行方不明の方もおられます。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、行方不明の方々の一刻も早い救出と、被害に遭われた方々の1日も早い回復を、心から願っています。

政府として、被災地域の復旧・復興に全力で取り組みます。その第一歩として、被災地への交付税を前倒しで交付することを決めるとともに、被害のあった農林漁業者や中小企業への融資や返済の緩和などを開始しました。

特に、寸断された国道262号の迂回路となる、山陽自動車道の防府西と中国自動車道の山口との間について、無料化の要望を、知事から直接受けました。直ちに、私から高速道路会社に要請し、速やかに無料化が実現しました。地元紙でも、「異例のスピード解決」と報じられました。

局地的な豪雨が増加しており、これまでにもまして、災害への警戒を怠らないことが重要です。政府として、地方公共団体と協力して、自然災害による被害の防止・軽減に取り組みます。4月の「経済危機対策」でも、ゲリラ豪雨などによる浸水被害から地域を守るため、治水対策を重点的に実施するとともに、高精度レーダー網を活用した洪水予測の高度化などを推進することとしています。

また、災害対策には、行政だけではなく、地域においても、日頃から「そなえ」をしておくことが大切です。今回も、危険を察知された方々が、自発的に避難を呼びかけ、大きな災害から免れた方がいた、と伺いました。

地域内の危険箇所や避難場所はどこか、近所にどのような方が住んでいるか、一人暮らしの高齢者の方はいないかなど、普段から把握しておくことは、防災だけでなく、地域の治安の向上、暮らしの安心につながります。

現地では、自衛隊や警察、消防の方々が復旧作業に全力で取り組んでおられました。また、全国からボランティアの人たちが駆けつけ、少しでも被災者の力になればと、家屋からの家具の運び出しや、土砂のかき出しなどの活動に従事された、ということを伺い、大変心強く感じました。

困ったときの友人、支援は、ほんとうにありがたいもの。「自助」と「共助」、自らを助け、互いに助け合うことのできる社会は、自然災害に対しても強い社会です。

私が、子供の頃に参加していた、ボーイスカウトでは、「そなえよつねに」(Be Prepared)という言葉が、モットーとなっています。

目前に迫った危険だけでなく、目には見えない、潜在的な危険やリスクにも、日頃から思いをいたすことが大切。政府としても、平時から有事に備えて、災害対策にしっかり取り組みたいと思います。


首相、山口県豪雨視察の防災相と会談 激甚指定も視野
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090723AT3S2201722072009.html
麻生太郎首相は22日夜、首相官邸山口県の豪雨災害現場を視察した林幹雄防災担当相と会談し「復旧・復興作業に万全を期し、迅速に対応するように」と指示した。そのうえで災害復旧事業で国の補助率の優遇措置を受けられるように激甚災害の指定も視野に対応を検討することを求めた。

これに関連し、首相は同日夜、首相官邸で記者団に「悲惨なことになっている。行方不明の方々の捜索、発見に全力を挙げる」と語った。


豪雨被害を激甚災害指定 山口など被害は約120億円
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082501000182.html
政府は25日、6月9日から8月2日にかけての梅雨前線による山口や福岡、佐賀各県を中心とした豪雨被害を激甚災害に指定することを閣議決定した。28日に政令で公布する。

指定により、被災した農地などの復旧事業を行う自治体への国の補助率がかさ上げされる。6〜8月の豪雨による被害額は、農地や林道など約120億円と見込まれている。


麻生首相が迂回路として活用できる高速道路の無料化を要請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090726-00000029-jij-pol
麻生太郎首相は26日昼、豪雨災害により山口県防府市国道262号線が寸断されていることを受け、迂回(うかい)路として活用できる高速道路の無料化を西日本高速道路株式会社に要請する方針を明らかにした。羽田空港で記者団に語った。

高速道路の無料化は、山口県の二井関成知事が同日、首相に電話で要請した。区間は山陽自動車道の防府西から中国縦貫自動車道の山口インターチェンジまで。豪雨災害に関し、首相は「現地においては二次災害防止、復旧復興に万全を期すよう知事に(電話で)申し上げると同時に、政府内にも対応を指示した」と述べた。 


山口豪雨:国道262号土石流災害 迂回路の高速無料化、異例のスピード解決
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090727ddlk35040204000c.html
土石流被害で通行止めとなっている国道262号の迂回(うかい)路として、26日から始まった中国自動車道山口、山陽自動車道防府西の両インターチェンジ間(23・8キロ、普通車750円)の無料化は、二井関成知事が電話で麻生太郎首相に要望してから2時間半後という、異例のスピード決定だった。党内求心力の低下も指摘される首相だが、県幹部の一人は「道路会社に正式要請する前に解決した。こんなに早く決まるとは」と驚きを隠さない。

首相は同日午後に山口入りし、死傷者の出た防府市内の老人ホームや避難場所の中学校などを訪問予定だった。しかし雨は降りやまず、2次災害の恐れもあるため、訪問は急きょ取りやめに。知事は正午前、首相からの電話に、高速無料化や土石流対策など4項目を要望した。

金子一義国土交通相から知事に電話があったのは午後2時すぎ。高速道路を運営する西日本高速道路会社との協議で、この日からの無料化を決定したとの内容だった。同社広報グループは「通常は地元自治体から被災状況の報告などを聞いた上で判断する。今回は政府からの要請もあったので(早く決定した)」。

首相の訪問を巡っては、降雨で訪問先が25日深夜に変更されるなど、県や防府市は最後まで調整が続いた。ある県職員は「被災地の現状を見てほしかったが、要望事項の一つは政治決着した。今回は素早い対応だった」と話した。


<関連>
20090729@中国・九州北部豪雨 被災現場視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100219#p1

20090822@兵庫県豪雨被災地視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100309#p2