だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090619@好きだねぇ、その話しばっかり


 

【麻生ぶら下がり詳報】「好きだねぇ、その話ばっかり」(19日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090619/plc0906191917017-n1.htm
麻生太郎首相は19日夕、自民党内で政権浮揚のひとつと考えられている内閣改造について、「今、考えていることはありません」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。

西松事件初公判】
ーーまず、西松建設の事件について

「西松?はい」

ーー今日、西松建設前社長の初公判があったが、冒頭陳述で小沢(一郎前民主党代表)事務所から「天の声」があったと指摘された。この件について民主党は十分、説明責任を果たしていると考えるか

民主党がですか?」

ーー民主党ならびに小沢前代表が

「これ、ちょっと待って、今、主語はどっちにあんの?裁判の結審にあんの、民主党なの、どこに、どこに主語があんの」

ーー民主党は十分に説明責任を果たしていると考えるか

「少なくとも、これはもう司法の場に話がいってる話なんで、『政治とカネ』という話については、これはきちんと裁判の場で明らかにされていくということを、これは国民は期待している、と私は思いますけどね」

ーーその点に関して、さらに民主党側には説明が必要だと

「そうでしょうねぇ。ちょっとぼくはその裁判の冒頭陳述の内容を読んでいませんから、どこまで説明されてるかという話は、あなたの話しか知りませんので、読んでませんから、ちょっと今の段階でこれ以上、言いようがありません」


【重要法案再可決】
ーー今日、海賊対処法案、国民年金法改正法など重要法案が再可決されたが、受け止めを

国民年金法の方は、これは正直いって、ここにくるまでには15年ぐらいかかった、うん、もっとかかったかな、15~6年かかったという記憶が私にはあるんです。少なくとも若い人にこれは負担がかかりすぎる。いわゆるこの年金の負担の話っていうのは、ずーっと検討されて、厚生省(現厚生労働省)に限らず、これは厚労族に限らず、多くの人が、これに関わってこられた方々も多いと思いますが、少なくとも今の状況で従来の3分の1の税金を2分の1に上げて、この年金というものの負担というものを、いわゆる給付と負担の割合というもので、給付というものを維持しながら、負担というものをなるべく軽減させる。このためにまあ、3分の1を2分の1に引き上げる法案だったんですが。あの、民主党は反対をされましたけれども、われわれとしてはこれは給付を2分の 1に引き上げる、というのは平成16年にこれを決めて、最終的に今日、できたということは大変よかったと思っています」

「海賊の方は正直申し上げて、少なくとも海外に自衛隊を出すのは、というお話でこれまた民主党は反対でしたけれども、少なくとも戦争に行くんではありません。これは明らかに海賊というのは海の上の強盗みたいなもんですから、そういうものに対応しないと、少なくともここに2000籍の船がこう、あの、日本の船だけでですよ。日本の船だけで2000籍の船が通ってるという現状で、われわれとしてはその人たちの財産、生命というものを守るというのは、これはわれわれとしての最低限、やらねばならぬ大事なことだと思ってましたんで、どうしてこれに反対されたのかよく分かりませんけれども、いずれにいたしましても、こういったものが通ったということは、少なくとも日本の安全とか安心とかいうものを考えたときに、この年金、またこの海賊対処というのは大きかったと思って、今日の3分の2は、私にとりましては、この法案はいずれも非常に私にとっては、うん、よかったなと、正直思ってます」


【解散】
ーーかねてから成立に意欲を見せていた重要法案が成立したことで、解散への環境が整ったと

「ハハハハ」

ーー決断される

「好きだねぇ、その話ばっかり。あの、解散時期については、まだまだいろいろ法案が残っていますんで、然るべき時期に、最終的に判断を私のほうでいたします」


内閣改造
ーー自民党内から内閣改造を求める声が依然としてあがっている。内閣改造のメリットとデメリットについてどう考えるか

「さあー、それは、メリット・デメリットはみなさんのほうが考えられるほうの話なんであって、私が考える話ではないと思っております。内閣改造について、今、考えていることはありません」