だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20081120@がんばって健康を保てるよう、やる気を起こさせることが必要



首相「何もしない人の医療費、なぜ払う」、諮問会議で発言
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081126-OYT1T00882.htm?from=navr
麻生太郎首相が20日に開かれた政府の経済財政諮問会議で、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言していたことが、26日に公開された議事要旨で分かった。

首相は出席した同窓会の話を紹介しながら「67歳、68歳で同窓会にゆくとよぼよぼしている。医者にやたらかかっている者がいる」、「彼らは学生時代にとても元気だったが、今になるとこちら(首相)の方がはるかに医療費がかかっていない」とも発言した。

健康を維持し、病気を予防することが社会保障費を抑制することにつながることを強調する“麻生流”の発言とみられるが、病気になって医療費を支払う人が悪いとも受け取れる発言で波紋を呼びそうだ。


平成20年第25回経済財政諮問会議議事要旨
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/minutes/2008/1128/shimon-s.pdf [PDF]
(与謝野議員)
ただ、社会保障は放っていたら幾らでもお金が出ていってしまう。これは相当注意深く物事をやっていかなければいけないし、効率化というのは大事な目標である。
だから、地方財政については、鳩山議員がおっしゃる通りである。全国知事会会長の麻生福岡県知事にはいつも「地方財政が大変だったら、税制改革に知事会も協力してほしい」と申し上げてきた。今の話は、市町村長も含めた話だから、やはり総務大臣が先頭に立って、知事会、市町村会が税制改革全体を国民に理解していただくために、大きな貢献をしていただいた方が物事はスムーズにいくと思うので、これは鳩山大臣に課せられた大きな使命ではないかと思っている。


(麻生議長)
67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。
私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。
病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。
それからかれこれ30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。


経済財政諮問会議
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/index.html


経済財政諮問会議
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/11/20keizai.html