だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20080922@総裁選:総裁のイス

自民総裁選、麻生氏選出される
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/080922/22852.html
22日午後の自民党両院議員総会で、麻生太郎幹事長(68)が新総裁に選出された。麻生氏は24日召集の臨時国会で首相指名選挙が行われ、福田首相の後を引き継ぎ第92代首相に就任する見込みとなっている。

総裁選での獲得票は351票で、圧勝となった。総裁選での全投票数は527票で、うち党所属国会議員票が386票、都道府県連に各3票割り当てた地方票が141票となり、無効は2票となった。獲得票数では2位が与謝野馨経済財政担当相(70)で66票、3位が小池百合子元防衛相(56)で46票、4位が石原伸晃政調会長(51)で37票、5位が石破茂前防衛相(51)で25票となった。

麻生幹事長の後任には細田博之幹事長代理が就任する予定となっている。麻生氏は22日午後6時にも記者会見の席上で所信表明を行う予定である。


自民党総裁選:麻生太郎氏の公約
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-33692920080910
2008年 09月 11日
[東京 10日 ロイター] 麻生太郎自民党幹事長は「日本の底力」と題する総裁選の公約で「日本経済は全治3年」とし、この緊急課題には「短期集中・重点特化型の政策を打ち出し断固として取り組む」方針を明記した。政府・与党がとりまとめた経済対策の実行や定額減税の実施を盛り込み、足元の景気対策重視の姿勢を打ち出している。

財政再建については「財政再建路線を守りつつ、弾力的に対応する」柔軟性を示した。 

「日本の底力─強くて明るい日本を作る」(骨子)は以下の通り。

総論

  1. 日本経済はいま、全治3年。短期集中・重点特化型で立て直す。当面の歪みを正して日本経済にばねをたくわえ、グローバル競争の中、駆け抜ける脚力を鍛え直す。
  2. 暮らしの不安、老後の不安をなくし、日本国民が本来もつ希望を広める。
  3. 逃げない政治、責任をもって実行する政治を作る。 

緊急課題:短期集中・重点特化型の政策を打ち断固として取り組む。

  1. 日本経済は全治3年。まずこれを治療。政府・与党の経済対策を実行。定額減税を実施。
  2. 年金や医療制度を安心できるものに立て直す。
  3. テロとの戦いから逃げない。 

私の目指す日本:

  1. 社会保障や安全網を強化。最低賃金の引き上げや自律支援でワーキング・プアや悩んでいる若者の背中を押す。
  2. 活力ある高齢社会。
  3. 財源を確保し「地域の元気」を応援。
  4. 世界の人と企業、資金が入っている魅力ある国にする。

基本政策:

  1. 経済政策
    • 政策減税・規制改革で日本の潜在力を活かす成長政策をとる。
    • 先端技術開発を一層加速する。
    • 財政再建路線を守りつつ、弾力的に対応する。
    • 歳出の徹底削減と景気回復を経て、未来を準備する税制を作る。
  2. 社会保障
    • 安定的な年金財源確保のため国民的議論を進める。 
  3. 教育改革
    • 教員が一人ひとりの子供と向き合う環境を作る。
  4. 地域再生
    • 守るだけの農業から外で戦う農業に転換する。
    • 食料自給率を引き上げ、日本の優れた農産品を輸出する。
  5. 外交
    • 日米同盟を強化しアジアの安定を求める。
    • 拉致問題の解決を目指す。
  6. 持続可能な環境
    • 成長と両立する低炭素社会を目指す。
    • わが国が持つ環境・エネルギー技術を活かし、新しい需要と雇用を生み出す。

政治改革:

  1. 徹底的な行政改革を行い、政府のムダを失くす。国の出先機関地方自治体に移し二重行政をやめる。
  2. 地方分権の推進。その先に道州制を目指す。
  3. 与野党間協議を一層促進し、国会審議を効率化する。
  4. 自民党が内閣を支える機能を強化。