だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090321@貯蓄から投資。でも、リスクのある株屋は信用されていない

 

経済危機克服のための「有識者会合」(第5日目)
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2009/03/21yuushikisya.html
平成21年3月21日、麻生総理は総理大臣官邸で、経済危機克服のための「有識者会合」を開催しました。

この会議は、世界的な金融危機に端を発する我が国の景気の悪化を受け、内閣総理大臣が、今後の経済財政政策のあり方について、10のグループに分かれて、各分野を代表するような各界の有識者から総合的に意見を伺うための会議です。

5日目となる今回は、社会保障関係の有識者12名、金融関係の有識者8名、低炭素・環境関係の有識者8名、製造業・サービス業における経済界の有識者9名、消費者・子育て・女性労働関係の有識者7名と5回に分けて会合を持ち、関係閣僚と共に政策のあり方について議論を行いました。

すべての有識者会合を終えた麻生総理は、「実に多くの方からご意見を頂きました。大変有意義だったと私どもは思っております。このいただいたご意見はきちんと整理し、諮問会議等々で検討すべきものがあればさせていただきたいと思います。」と述べました。


首相「株屋は信用されない」 有識者会合で発言、批判相次ぐ
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032101000440.html
麻生太郎首相は21日、首相官邸で開かれた経済危機克服のための有識者会合で「『株屋』っていうのは信用されないんだよ」「預金と違って、株をやってるというと田舎では怪しい」などと発言した。「株屋」には証券会社やその従業員を見下す意味合いがあり、証券界から批判が相次いだ。株価低迷が続く中、週明けの市場に悪影響が及ぶ恐れも出てきた。

国内株式市場の活性化策を協議した際、首相は東京証券取引所の閉鎖性について参加者に質問。その質疑応答の中で、問題の発言が出た。個人投資家の育成がなかなか進まない現状を指摘する意図もあったもようだ。

会合に出席していた日本証券業協会の安東俊夫会長は記者団に「好ましいことではない」と言明。松井証券松井道夫社長は「世間一般の人たちが持つ株に対する意識を、ああいう形で表現されたと思う。言葉のあやではないか」と述べた。

市場関係者からは「政府が『貯蓄から投資へ』というスローガンを掲げている中で、それを覆す発言だ。『株屋が怪しい』というのであれば株式市場の否定につながりかねない」(大手証券幹部)、「株式市場が厳しく日本経済も厳しい現状で、株式市場について軽口をたたくのは、実体経済を軽視しているといえる」(同)と首相発言を厳しく批判する声が上がっている。


経済危機克服のための「有識者会合」 [金融 平成21年3月21日]
http://www.kantei.go.jp/jp/keizai_kaigou/index.html