だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090411@日中韓首脳会談


「早急に議長声明」で一致 日中韓首脳会談
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090411/plc0904112324013-n1.htm
パタヤ(タイ中部)=坂井広志】タイを訪問中の麻生太郎首相は11日午後(日本時間同)、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領とパタヤ市内のホテルで相次いで会談し、3カ国首脳の会談も行った。この結果、北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射をめぐる国連安全保障理事会協議に関し、議長声明を早急に採択する方針で一致した。

麻生首相はこれらの会談終了後、記者団に対し「強い内容が確保され、国際社会が一致して迅速にメッセージが出せるのなら、形式に固執する必要はない」と述べた。

首相は北朝鮮のミサイル発射には国連安保理の新決議で厳しく対処することを求めていた。しかし、中国などが決議を受け入れず、米国も議長声明による収拾に動き出していることから、北朝鮮を非難する内容を議長声明に盛り込む方針に転じた。

首相は「今でも決議が望ましいという気持ちは変わらない」としながらも「時間がかかることで、国際社会が一致して対応しきれていないという誤ったメッセージが、北朝鮮に伝わるのは望ましくない」と記者団に説明した。

議長声明の内容については「今の段階では言えないが、素案の段階でも従来の議長メッセージに比べかなり強く具体的なメッセージになりつつある」との見通しを示した。

日中韓首脳会談の席上、温首相は「安保理決議の採択が望ましい」とする日韓両国の立場に理解を示しながらも、「国連安保理の一体性を維持し、6カ国協議を通じた北朝鮮の非核化にも資する形で対応したい」と主張し、「中国は議長声明にすることを希望する」との見解を表明した。

これに対し、麻生首相は「形式もさることながら、日中韓で連携して早期に最大限に強いメッセージを発出できるよう、それぞれの国連代表部で作業の加速を指示したい」と答えた。議長声明による決着を受け入れ、早期採択に向けて外務省に指示を出す考えを示したものだ。

李明博大統領も「日中韓3カ国が一致して対応するのが重要だ」と述べ、議長声明採択による収拾に同意した。

このほか、麻生首相中韓首脳との会談で、6カ国協議について「核検証は文書化する必要がある」との認識で一致したことを明らかにした。

麻生首相は同日夜(日本時間同)、政府専用機で帰国の途に就いた。


タイ訪問
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2009/04/11thailand.html

日中韓首脳会議(概要)
http://www.mofa.go.jp/Mofaj/kaidan/s_aso/thailand_09/jck_gai.html


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20090411@押しかけ首脳会談→ホテルのお土産
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100117#p1