だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090114@地球環境エネルギーに関する大臣会合


交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合 麻生内閣総理大臣挨拶(仮訳)<pdf>
http://www.mlit.go.jp/common/000054322.pdf
「交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合」の開催に当たり、ご挨拶を申し上げます。

初めに、世界各国や主要国際機関の代表者の皆様のご出席を心から歓迎いたします。

本会合のテーマである気候変動問題は、先進国、途上国を問わず、国境を越えて人間の安全保障を脅かす喫緊の課題であります。地球に暮らす我々一人ひとりに対して、この星を守るための責任ある行動が求められております。特に、今回の会合にお集まりいただいておりますような、世界の交通分野のCO2排出量の約7割を占める主要国と主要な国際機関の貢献が不可欠であります。

陸・海・空の交通網は、我々の経済社会活動の基盤であり、交通分野からのCO2排出量は、世界全体の排出量の約2割を占めております。今後更なる発展が予想される分野でありますが、とりわけ、新興国・途上国における急速なモータリゼーションの進展はめざましいものがあります。今後の交通分野の発展と環境保全との両立は、我々の世代が真剣に取り組むべき挑戦の一つであります。

今後も、我が国は、世界の持続可能な発展と安定に向けて、これまで蓄積してきた知見やノウハウを活用しながら、一層積極的な役割を果たしていく所存です。

例えば、自動車燃費を 2015 年までに世界最高水準の目標を達成すべく 1995年比 50%向上し、改善を続けています。このような日本の最先端の技術が世界に普及していけば、CO2排出削減に大きく貢献すると確信しています。また、我が国は、今年中に ASEAN とともに交通分野のハード・ソフトの両面にわたる「環境行動計画」を策定するなど、実効の上がる支援を多面的に展開してまいります。

ご参加の各国におかれましても、それぞれの交通分野からのCO2排出対策を着実に進めるとともに、技術や経験を活かして、積極的な途上国支援に取り組んでいただきたいと思います。

いずれにしましても、世界が一丸となって、真に実効ある対策が進むことが私の願いです。本会合が、交通分野における気候変動問題に対する国際的な協調と連携を一層促進し、実り多いものとなることを期待し、私からのご挨拶とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。


MEET大臣会合の開催概要
http://www.mlit.go.jp/kokusai/MEET/overview.html


MEET大臣会合の開催結果
http://www.mlit.go.jp/kokusai/MEET/result.html