だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20081114@ワシントン緊急首脳会合G20開幕


【首相、ドル基軸維持を強調 金融サミットが開幕
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111501000031.html
【ワシントン14日共同】20カ国・地域(G20)首脳らが金融危機対策を協議する緊急首脳会合(金融サミット)が14日夜(日本時間15日朝)、米国の首都ワシントンで開幕した。
麻生太郎首相は、米国のドルを基軸とする戦後の国際通貨体制を維持する必要性を強調。G20各国は金融危機拡大による世界経済の成長減速に強い懸念を共有する。

麻生首相は同日、記者団と懇談し「ドル決済体制を維持するため日本が支援する」と表明。フランスやロシアなど一部の国が主張する戦後体制の改革に慎重な姿勢を示した。

ただ、危機の根底には世界的な経常収支の不均衡があると指摘。事態収束に向け、国際的な政策協調の重要性を訴えた。

サミットは米大統領主催のワーキングディナーで開始。初日の討議では、金融機関のずさんなリスク管理や各国金融当局の不十分な規制・監督が金融危機の原因との認識で一致。金融安定化や景気回復に向け各国政府が実施した緊急対策を総点検した上で「さらに必要なあらゆる行動をとる」ことの重要性を確認する。


政府、世銀の新たな金融危機対策基金に2000億円拠出へ
http://www.afpbb.com/article/economy/2539234/3527667
【11月15日 AFP】日本政府は、途上国の金融機関への資本注入を支援するための世界銀行(World Bank)の新たな基金に、20億ドル(約2000億円)を投じることで合意した。日本政府と世銀が14日、発表した。

20か国・地域(G20)の首脳らが集まる金融危機対策のための緊急首脳会合(金融サミット)の開催に先立ち行われた、中川昭一(Shoichi Nakagawa)財務・金融相と世界銀行ロバート・ゼーリック(Robert Zoellick)総裁の会談で合意された。(c)AFP


政府、IMFへ10兆円拠出 金融サミットで首相表明へ
http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008111201000951.html
14日からワシントンで開く金融危機対策の緊急首脳会合(金融サミット)で、国際通貨基金IMF)の新興・中小国向けの金融支援を促進するため、日本の外貨準備から10兆円程度をめどに資金拠出すると麻生太郎首相が表明することが12日固まった。

日本として、通貨の急落などに見舞われている新興国などを迅速に支援し、金融危機対策に貢献する姿勢を明確にするのが狙い。麻生首相の金融サミット演説の目玉となる。

新興国などへの支援に日本の外貨準備を役立てる構想は、中川昭一財務相兼金融担当相が10月の先進7カ国財務相中央銀行総裁会議G7)などで提案し、各国の支持を得ていた。

具体的な拠出額は検討中だが、日本の外貨準備は1兆ドル(約100兆円)前後で推移し、中国に次いで多いため、一部をIMFに貸し付ける方向。IMFが用意する2000億ドル程度と合わせて支援資金とする。中国や中東の産油国にも同様の協力を呼び掛け、支援資金の拡大を目指す。

世界的な金融危機を受け、アイスランドが金融機関の救済のため、国家予算を上回る資金を必要とする事態になった。中川財務相はこのケースを念頭に、IMFを通じた支援強化を提唱していた。


日本に関するドミニク・ストロスカーンIMF専務理事の声明
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/11/images/pr08284j.pdf
ドミニク・ストロスカーン国際通貨基金IMF)専務理事は、本日、以下の声明を 発表した。

IMFに対して最大1,000億ドルの資金提供を実施する用意があるとした、日本の麻 生首相の発表を歓迎する。これは、金融・資本市場の安定維持に大きく貢献するも のであり、また日本のリーダーシップと多国間協調主義への強いコミットメントを 明確に示すものである。

「世界金融システムがかつてないストレスを受けている現下において、この度の日 本の行動は、IMF加盟国185カ国、とりわけ新興市場諸国で金融支援が必要になった 場合、IMFにそのニーズに応える十分な財源があるという信頼感を高めることにつながるだろう。これは国際社会が新興市場諸国に対し強力な支援を実施する用意があるというシグナルであり、こうした諸国の金融市場の混乱に対する抵抗力を強め るものとなろう。

「日本には、他の国々を支援し、かつ国際金融の安定を促すというIMFの中核的な 使命を後押ししてきたという誇るべき実績がある。日本はこれまでも資金支援とし て、危機に見舞われた中所得国に対するIMF支援プログラムに協調融資したり、低所得国に対するIMFの譲許的融資制度や技術支援のために無償資金協力を実施するなどしてきた。他の国々に対しても、世界経済の安定回復にむけた我々の努力に対 する支援を期待したい」


金融・世界経済に関する首脳会合 宣言(骨子)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_aso/fwe_08/sks_k.html


金融・世界経済に関する首脳会合第1日 ―日ブラジル首脳会談・日英首脳会談・日インドネシア首脳会談 ほか―
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/11/14kinyusummit.html


金融・世界経済に関する首脳会合第2日 ―全体会合・ワーキングランチ・内外記者会見―
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/11/15kinyusummit.html