だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20080924@第92代内閣総理大臣


衆院麻生首相選出 新内閣が今夜発足
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092401000025.html
自民党麻生太郎総裁(68)は24日午後、衆院本会議の首相指名選挙で第92代、59人目の首相に選出された。麻生氏は直ちに組閣に着手し、同日夜の皇居での任命式・認証式を経て麻生内閣が発足する。

新たに小渕優子衆院議員(34)の少子化担当相での初入閣が内定。37歳で初入閣(郵政相)した野田聖子消費者行政担当相(48)を抜いて、戦後最年少の閣僚となる。塩谷立官房副長官(58)の文部科学相での初入閣も内定。文科相の方向だった森英介元厚生労働副大臣(60)は別のポストに起用される見通し。中山成彬文科相(65)の入閣も固まった。

麻生氏は「財政と金融の分離は意味がない」との持論から財務相と金融担当相を兼務させる方針で、中川昭一政調会長(55)の起用が内定。政務担当の官房副長官には衆院から松本純衆院議員(58)、参院から鴻池祥肇元防災担当相(67)が就任する。麻生氏は24日夕、官邸で就任会見を行い、自ら閣僚名簿を発表する。

福田内閣は同日午前の臨時閣議で総辞職した。在任期間は365日間だった。

首相指名選挙は午後1時すぎから衆参両院でそれぞれ始まり、参院では決選投票を経て民主党小沢一郎代表が指名された。これを受け両院協議会が開かれるが、不調に終わるのは確実で、憲法の規定により衆院の議決が優先され、麻生氏が首相に指名される。


麻生太郎総裁が92代総理に確定
http://www.jimin.jp/jimin/daily/08_09/24/200924b.shtml
国会は24日、衆参両院で首班指名選挙を行い、衆院過半数の票を得たわが党の麻生太郎総裁が第92代の内閣総理大臣に就任することに決まった。衆院では337票を獲得し、2位の小沢一郎民主党代表に220票の大差をつけ指名された。河野洋平議長が指名を告げると、麻生総裁は議席から立ち上がり、2階報道席から盛んにカメラ・フラッシュが飛ぶ中、緊張した面持ちで周囲に深々と一礼した。この日は、両院で指名選挙の結果が分かれたことを受けて両院協議会が開かれ、憲法の規定により衆院が指名した麻生総裁が新総理と決まった。


麻生太郎新総裁、選出直後のあいさつ(全文)
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_news/0809/0809220860/1.php
ただいま第23代自由民主党総裁に選出をいただきました。今回の選挙、思いもしない形での総裁辞任の後を受けての総裁選挙にあって、自由民主党は開かれた国民政党として、少なくとも堂々と総裁選挙を実施するということをもって、この後継総裁を選ぶということができた、そういう成熟した国民政党に属している自分を大変誇りに思っております。ありがとうございました。

この選挙に当たりましては、ここにお見えの臼井委員長ほか選挙管理委員会の方々、また全国47都道府県の県連の方々の絶大なるご支援、ご助力によってこの総裁選挙が、かなりな長期間ではありましたが、きちんと無事公明正大に行われましたことに関しましても、選挙管理委員会、県連各位に心から厚く御礼を申し上げる次第であります。

この時をもちまして、このたび総裁選挙で選挙戦を繰り広げました5人の間に「対立」という文字は、この瞬間をもって終わっております。これから後、われわれ自由民主党は国民政党として国民の負託に応えるべく、我々はお互いに手を携えて頑張っていかねばならぬものだと思っております。今後とものご理解ご支援を、それぞれ信念をもって応援された方々大勢ここにお見えでございますが、皆さま方のご理解とご支援を重ねてお願いを申し上げます。

われわれは今ここで、新しい困難に立ち向かわなければならない、そのスタートに立ったと思っております。私に与えられたいろいろな仕事は、その仕事に応え、国民の負託に応えることをもって、今回ご支援いただいた方々への御礼に変えねばならんと決意を新たにいたしております。

21世紀に入りましてから、森喜朗小泉純一郎、そして安倍晋三福田康夫とこの8年間の間に、われわれは極めて厳しい状況の中にあって、それぞれ使命を全うしてこられたと存じます。

またここに掲げてあります初代鳩山一郎、2代目は石橋湛山、3代岸信介などなど歴代の総理総裁の写真がここに掲げてありますが、それぞれの時代、党に与えられた仕事・役職などなどは極めて重かったと思いますが、それをくぐり抜けてこられて今日の自由民主党があるんだと思っております。

私も今ここに立ちます時に、少なくともこれは麻生太郎に与えられた天命だと思っております。思い返せば130年前の9月の22日、吉田茂が生まれております。68歳、おととい私も68歳になりました。私は今、天命と申し上げるのは少なくとも、われわれは今から自由民主党として政権政党として、次なる総選挙において断固民主党と闘っていかねばならんのだと思っております。私はその選挙に勝って初めて天命を果たしたということになるんだと存じます。

今、国民が抱えております数多くの問題、生活の問題、将来への不安、また国家国民を守る安全保障の問題などなど、われわれはそれを堂々と掲げ、そしてそれを実行に移す力がわれわれ以外の政党のどこにあるであろうかと強く思っております。その政党は民主党ではない。断じてあり得ないと思っております。

自由民主党がその天命を、その使命を全うすると、それこそがわれわれに与えられた義務であり、責任であり、私はその先頭に立って闘う機会を与えたいただいたことに心から感謝を申し上げます。われわれはこの選挙に勝って、そして立派にこの国の再生を果たし、改革を成し遂げ、さらなる一歩を進めていかねばならんと決意を新たにいたしております。

どうか皆さま方に与えられたこの負託に応えるさらなる力と勇気を、皆さま方に与えていただきますよう重ねてお願いを申し上げ今回ご支援をいただいた皆さま方に対し、心から厚く感謝御礼を申し上げ決意表明の一端に代えさせていただきます。ありがとうございました。


麻生内閣の発足
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/09/24hossoku.html