だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20081108@アイデアがいい


麻生首相 亀有商店街視察ぶら下がり詳報】“こち亀”で商店街振興「アイデアいい」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081108/plc0811081750003-n1.htm
麻生太郎首相は8日、東京葛飾区の亀有銀座商店街で記者団に対し、少年ジャンプで連載中の長寿人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公、両津勘吉巡査長の銅像除幕式に出席。「人の流れをつくるというアイデアがやっぱりいい」と述べた。ぶら下がり取材の詳細は以下のとおり。

両津勘吉像】
ーー両津勘吉像のセレモニーに参加されたご感想は?

「こらあ、8月くらい?  8月くらいに、こちら(『両さんどら焼き』販売元の葛飾伊勢屋の佐藤尚代表取締役)から手紙をもらったころが、ヒマだったものですから、いいですよって思っておりましたら、その後、ちょっとナニ、総理大臣になっちゃったもんから、なんとなく無理かなあと思っていたんですけど」

「僕はね、これね、アイデアとしていいなあ、と思っていたの。(人の流れを)まわすから。大型商店が出てきて、まあ、大型商店街…スーパーが出てきても、なんとなく、めげることなく、これと一緒に共生していく。共生するためにどうするか、ってんで、ちょっとアイデアが考えたと思うね。

このー、こういうおじさんではなく、きっと若い人たちが考えたんだと思うけれども。この両津勘吉を使ってこうまわして、という人の流れをつくるというアイデアが、やっぱりいい。やっぱり地域が元気にならなきゃダメなんで、その意味では、地域興しに、この両津勘吉を使ったところがいいヒントだなあ、と思ったんで、こらあ、ぜひ、見たいなあ、と思ってましたんで」

「第1号の像は2年くらい前だったかなあ、あれはできてすぐ見にきたんだけど、あと2、3と今度、子供のヤツつくって、みんな子供と同じ目線にしてあって、高さがあわせてあるから、握手できたりさ、触れたりというアイデアもいい。
銅像ってだいたいみんな山の上につくってあって、てっぺんにつくってあるじゃない。おたく(フジテレビ)の社長の銅像も。ああいうのみっともないから辞めた方がいいね、ホント。だから、同じ子供の高さにしてあるところがいいね」


【下町の景気】
ーー下町を視察されて、景気の低迷などについて、どう感じられたか

「これ、場所によって違うんですよ。同じ下町でも、たとえば東京だったら、ここ以外で、吉祥寺なんてところは、同じ駅前の商店街の通りをすごく活性化させた。アレも吉祥寺だけど、アレも商店街の若いのが考えたのだろうけど、そういう街によって、きちんとアイデアを出し切っているところは、けっこう若い人を使っているよね。

こういうおじさんたちが、若いのをおだてて、なだめすかしてやらせているんだと思うけど、こういうのをやっているところが、元気がある。僕はそういったのを応援するのに、小売新興、小売振興事業法か(中小小売商業振興法)、アレがもっと拡大して使えるようにした方がいい。経産省は今度、法律を変えると思いますけれど、そうったものもやって。そういう地域のコミュニティーをうまく作り上げていく、商店街と一緒に、という発想がいい。僕はそう思いますね」


【給付金】
ーー除幕式で、公明党山口那津男政調会長が「定額給付金をぜひ商店街で使ってほしい」とおっしゃいましたが、総理はきょう商店街を視察して給付金について、何かご感想は?

「あのね、地元で使わせてたって、みんなほとんどの人が来るわけだから、あれ、いくらするのかしらないけれど、高校生以下の人とか65歳以上の人とか、あれ、いまいろいろなこといっているからさ、そのアイデアをうまくつかって、その金をどこへ使うか、って言ったときに、やっぱり使いたくなるものがある場所で使うんですよ。だから、ここに来て、両津せんべいを買おうとか亀せんべい買おうとか、人によって違うんだって。買わせるだけの客を呼び込む力は、歩かせるところまではこうやったわけだから、あとは商店街に呼びこむのは各商店街の務めだから。各商店街がやらないかんと、僕はそう思うんだけどな」


<関連>
20091108@亀有商店街視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091122#p1