だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090411@押しかけ首脳会談→ホテルのお土産


麻生首相 タイで暴動直撃!ヘリで脱出
http://www.sponichi.co.jp/society/special/2009politics/KFullNormal20090412175.html
東南アジア諸国連合ASEAN)の関連会合の開催地となったタイ中部パタヤで11日、反政府グループのデモ隊約1000人が主会場に乱入し、非常事態宣言が出された。各国首脳らは会場入りできず大混乱。関連会議はすべて2、3カ月後に延期となった。麻生太郎首相も現地から退散、帰国の途に就いた。アジア成長戦略構想をぶち上げて注目を集める思惑だっただけに、肩透かしを食らった格好だ。

反政府グループは、アピシット政権打倒を目指すタクシン元首相支持派。シンボルカラーの赤い服を着たデモ隊が同日昼すぎ、主会場のホテル「ロイヤル・クリフ・ビーチ・リゾート」の玄関で侵入阻止を試みようとした治安部隊と衝突。密集状態となった重圧で玄関ガラスが破壊されると、約1000人がホテル内へなだれ込むように侵入、「アピシット首相は出て行け!」などと声を張り上げた。

議長国のタイ政府は、麻生首相らが出席を予定していたASEANプラス3(日中韓)首脳会議、東アジアサミットなど、午後以降の会議を全面中止とし、2、3カ月後に延期すると発表。アピシット首相はパタヤ市と周辺に非常事態を宣言した。

タイ政府筋によると、ホテルに一時閉じこめられたASEAN各国首脳は屋上からヘリコプターなどで脱出。順次帰国の途に付き、非常事態は11日夜に解除。麻生首相は主会場とは別のホテルで行われた日中、日韓、日中韓首脳会談に出席後、12日までの予定を繰り上げ、滞在約21時間で帰国を余儀なくされた。

混乱は主会場だけでなく、パタヤにはデモ隊計1万2000人が集結。午前にも日本代表団らが宿泊するホテル周辺を封鎖するなどしたため、日中韓、日韓外相会談は中止され、電話会談に変更。日中、日韓、日中韓首脳会談も時間や場所が大幅に変更された。

ASEAN会議がデモ隊突入で中止に追い込まれたのは前代未聞の異常事態。ASEANプラス3などの首脳会議は、首都空港占拠などの政情混乱で昨年12月から延期されており、度重なるタイの「失態」に、加盟国から議長国返上を求める動きも出そうだ。また、国際社会の中で地域向上を図ってきたASEANの信頼も大きく失墜した。

デモ隊は会議中止の発表を受け撤収、市内は平静を取り戻した。地元当局者によると、一連の混乱で13人が重軽傷を負った。共同電によると、バンコクの首相府前にもタクシン派数万人が集まり、幹部が「パタヤでの目的は達成し、戦争は終わった」と勝利宣言した。タクシン氏は連日、支持者の集会にビデオ映像で出演し「大衆蜂起」を訴えていた。


ASEAN関連首脳会議 タイ・パタヤ 4月11日(土) 松本純の誕生日
http://www.jun.or.jp/diplomacy/20090410-Thailand.htm
朝、起きてみると、昨日に引き続き、パタヤ市内では、反政府の象徴である赤いシャツを着た多くの群衆がデモを行っていました。タクシーで道をふさいでいる様子が、宿舎の部屋の窓からも見えました。

朝食をとりながら、今日予定される各種会合での対応ぶりについて打ち合わせをしましたが、聞くところによれば、今回の会議に参加する予定の中国の温家宝総理、韓国の李明博大統領は足止めを食らい、滞在先のホテルからでられない状況とのこと。朝食を終えた後も、引き続きタイ政府等と連絡を取り合うなど、情報収集に努めましたが、結局、私たちも同様に足止めをくってしまい、本日予定していたASEAN関連の首脳会合の会場には行けなくなってしまいました。

この状況を受けて、急きょ、さまざまな調整を行った結果、中国、韓国の首脳がすぐ隣にあるホテルに滞在しているので、午後に、そのホテルで、中国、韓国の首脳との首脳会談を行うこととなりました。


麻生首相ら、混乱のタイから脱出 予備機もフル活用
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090413/plc0904131851005-n1.htm
東南アジア諸国連合ASEAN)関連の会議に出席するため、タイ中部のパタヤを訪問していた麻生太郎首相は、反政権派による暴動のあおりを受けて、早々に帰国した。その際、民間機で事前に入国していた各省職員らも急遽(きゅうきょ)、一緒に連れ戻すなど、予備機を含めて政府専用機2機をフル活用するドタバタの「脱出劇」となった。

「報道陣はこちらに乗ってください!」

11日午後8時(日本時間同日午後10時)前、パタヤ近郊のウタパオ海軍基地。首相同行の記者団は、叫び声を上げる外務省職員に誘導されて専用機に乗り込んだ。本機に並んで駐機していた予備機には、タイに先乗りしていた省庁職員らが吸い込まれていった。

政府専用機の運航は、自衛隊法により、緊急事態に備えて首相らが乗る本機とは別に、乗客を乗せない予備機も合わせ2機編隊で飛ばしている。最近では平成16年5月、訪朝した小泉純一郎首相(当時)とともに拉致被害者家族が予備機で帰国した。

しかし、タイ政府が非常事態宣言を出したことから、後日、民間機で帰国する予定だった外務、経済産業両省の職員らも帰国の必要に迫られた。このため、専用機の予備機に40人が乗り込むことになった。やっとの思いで乗り込んだものの、機内食は予備機の分まで準備されておらず、首相が宿泊先のホテルに手配してサンドイッチを差し入れる場面も。首相は機内で同乗の職員らに「取り残されなくてよかったな」と声をかけてまわっていた。

専用機が羽田空港に到着したのは、12日午前3時50分。予定より20時間以上早い帰国となった。


衆議院議員 甘利明 国会リポートon Web (あまり物?)
http://www.amari-akira.com/diet/report20090419_0157.html
ASEAN の会議から帰国した麻生総理から「お土産」が大臣室に届きました。

普通、外遊から帰った総理からお土産が届くことなんて事はないですし、そもそもタイでは反政府派の暴動で会議そのものが中止になり、各国首脳は急遽帰国したので土産の手配の余裕すらなかった筈なのに、と思って開けてみると AMARI とネーム入りのバスローブが出てきました。

実は総理一行の宿泊先が AMARI HOTEL & RESORT という名のホテルだったそうで、タイを中心にホテルチェーンを展開しているアマリ・グループ (私とは何の関係もありません) のホテルだったのです。

AMARI のイルミネーションが目に入るや「面白いから何か『日本の甘利』に持って帰ってやろう」と云う事で部屋中探したところ、これがあったと云う事でした。

「ちゃんと金払って来たからな!」

麻生さんってお茶目な人なんですよ (笑)。

…でも、アマリホテルさん!今度はもっと金目の名前入り備品を置いといてくれないかなぁ?



※麻生総理が手を振っている相手は、李明博韓国大統領です。