だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20090525@北朝鮮核実験実施に厳重抗議、断固非難

 
 

【北核実験】麻生首相「新たな安保理決議採択を求める」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090525/plc0905251716021-n1.htm
麻生太郎首相は25日午後、北朝鮮の核実験について、「核不拡散体制に対する重大な挑戦で、国連安全保障理事会の決議に明確に違反している。容認しがたい」と厳しく批判した。

その上で、首相は「国際社会が一致して対応していかなければならない問題だ」と述べ、国連安保理に新たな決議採択を求めていく考えを明らかにした。


麻生首相が声明「北朝鮮に厳重抗議、断固非難」
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38195620090525
[東京 25日 ロイター] 麻生太郎首相は25日、北朝鮮が核実験の実施を発表したことについて、「わが国の安全に対する重大な脅威であり、北朝鮮に対し厳重に抗議し、断固として非難する」などとした声明発表した。

声明全文は以下の通り。

  1. 北朝鮮は、朝鮮中央通信を通じ、本日、地下核実験を実施し、成功させた旨公表した。また、わが国においても、気象庁が、本日午前9時55分頃、通常の波形とは異なる、北朝鮮の核実験によるものである可能性のある地震波を探知したところである。
  2. 北朝鮮による核実験は、北朝鮮大量破壊兵器の運搬手段となり得る弾道ミサイル能力の増強をしていることと併せ考えれば、わが国の安全に対する重大な脅威であり、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく害するものとして断じて容認できない。北朝鮮に対し厳重に抗議し、断固として非難する。かかる行為は、2006年10月14日の国連安保理決議1718号に明確に違反するものであるとともに、NPT(核拡散防止条約)に対する重大な挑戦である。また、日朝平壌宣言や6者会合の共同声明にも違反するものである。わが国は、同盟国である米国をはじめとする関係国と連携しつつ、国と国民の安全の確保に引き続き万全を期するとともに、今後の必要な施策について早急に検討を進める。
  3. 北朝鮮は、既に2006年10月に核実験の実施を発表し、また、本年4月にはわが国を含む関係各国が自制を求めたにもかかわらず、安保理決議に違反するミサイル発射を強行した。本年4月13日の安保理議長声明で、北朝鮮安保理決議第1718号の下での義務を完全に遵守しなければならないとされている中での核実験の実施は、国連安保理の権威に対する更なる重大な挑戦である。 
  4. わが国は、既に国連安保理緊急会合の開催を要請したところであるが、米国及び韓国をはじめとする国際社会と連携して、国連安保理等において迅速に対応していく。また、北朝鮮が、安保理決議第1718号等を完全に履行するよう要求する。わが国は、この機会に改めて、拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向け具体的な行動をとるよう、北朝鮮に強く求める。
  5. 核実験に伴う放射能のわが国に対する影響については、政府としては、放射能対策連絡会議を開催し、関係省庁、機関の協力を得て、わが国における放射能の測定体制を強化するとともに、関係各国と連携し万全な体制で対応する考えである。


北朝鮮核実験に断固対応、制裁強化も検討へ=政府・与党
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-38187820090525
[東京 25日 ロイター] 政府・与党は25日、北朝鮮による核実験の実施表明を受けて対応を協議した。河村建夫官房長官は25日正午過ぎ、事実関係を確認中としながら、明確な国連安保理決議違反であり、安保理を含めて断固とした対応をとると北朝鮮を非難。

与党も北朝鮮に対して追加制裁を検討する考えを示した。

北朝鮮朝鮮中央通信(KCNA)は25日、北朝鮮が同日に地下核実験を成功裏に実施、これにより、核爆発力とコントロールを新たな段階まで強めたと伝えた。これに先立って韓国の聨合ニュースは同日午前、韓国の与党筋の話として、北朝鮮が核実験を実施したと報道していた。

こうした事態を受け、日本政府は午前11時45分に官邸内に対策室を設置し、米国など関係国と連絡をとりながら事実関係の調査に全力をあげている。

河村官房長官は、事実関係を確認中としながら、「仮に核実験を行ったということであれば、明確な国連安保理決議違反であり、断じて容認できない」と指摘。北朝鮮に対して核、ミサイル開発の放棄を求めた安保理決議1718号に違反するとし、「今後、関係国と連携をとりながら、国連安保理を含めて断固とした対応をとっていく」と強調した。

すでに外務省を通じて安保理に対して対応を要請しているとし、事実関係が確認され次第、麻生太郎首相を本部長とする対策本部を立ち上げて会合召集を要請する方針だ。

日本政府による北朝鮮への制裁強化について河村官房長官は「これからの課題」としたが、与党では、公明党北側一雄幹事長が「新たな制裁も当然、検討する必要がある」と明言。自民党細田博之幹事長も「(北朝鮮の核実験は)日本国民の安全に深くかかわっており、断固として対応していかなければならない」と語った。 (ロイター日本語ニュース 伊藤 純夫記者)


衆議院本会議・参議院本会議
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2009/05/26kokkai.html
[平成21年5月26日・27日]
平成21年5月26日、麻生総理は衆議院本会議に出席、翌27日は参議院本会議に出席しました。

本会議では、それぞれ「北朝鮮核実験実施に対する抗議決議案」が提出され、採決の結果、全会一致で可決しました。

可決後、麻生総理は、「25日の北朝鮮による核実験実施の発表は、弾道ミサイル能力の増強とあいまって、我が国の安全に対する重大な脅威であり、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく害するものとして、断じて容認できません。また、北朝鮮による核実験実施の発表は、世界的な核軍縮の気運の高まりを大きく損なうものです。北朝鮮に対し厳重に抗議し、断固として非難します。このような行為は、国連安保理決議第1718号に対する明確な違反であり、また、日朝平壌宣言及び六者会合共同声明にも違反し、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦です。政府としては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、同盟国である米国をはじめとする関係国と連携しつつ、我が国の安全保障及び国民の安全の確保に、引き続き万全を期するとともに、今後の必要な施策について、早急に検討を進めます。その上で、北朝鮮の核放棄の実現に向け、努力する考えです。更に政府は、国際的な核軍縮・不拡散体制の強化のため、決意を新たに現実的かつ着実に取り組んでまいります。」と所信を述べました。


衆院北朝鮮核実験抗議決議(全文)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090526-OYT1T00812.htm
[2009年5月26日]
衆院で採択された「北朝鮮核実験実施に対する抗議決議」の全文は次の通り。

5月25日、北朝鮮は、国連決議や6か国協議共同声明、更には日朝平壌宣言に明確に反して、2回目の核実験を強行した。

この暴挙は、先般のミサイル発射と並び、我が国を含む地域の平和と安定を脅かすものであり、我が国政府は、国際社会と連携しつつ、我が国の安全を確保すべく万全の措置を講ずるべきである。

同時に、度重なる核実験は、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であり、唯一の被爆国の我が国としては、決して容認できるものではない。特に、最近の核廃絶の機運の高まりに逆行するものであり遺憾の極みである。北朝鮮に対し、これまでの諸合意に従い、すべての核を放棄し、国際社会の査察を受け入れ、朝鮮半島の非核化に取り組むよう要求する。

政府は、北朝鮮に対して制裁を強めるなど断固たる措置をとるとともに、拉致問題、核、ミサイル等、北朝鮮との諸懸案を解決すべく、国際社会の理解と協力を得つつ、外交努力を倍加すべきである。

右、決議する。


北朝鮮核実験実施に対する抗議決議に対する麻生内閣総理大臣の所見
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/ketugi090526-2.html
昨日の北朝鮮による核実験実施の発表は、弾道ミサイル能力の増強と相まって、我が国の安全に対する重大な脅威であり、北東アジア及び国際社会の平和と安全を著しく害するものとして、断じて容認できません。

また、北朝鮮による核実験実施の発表は、世界的な核軍縮の機運の高まりを大きく損なうものでもあります。北朝鮮に対し厳重に抗議し、断固として非難します。

このような行為は、国連安保理決議第一七一八号に対する明確な違反であり、また、日朝平壌宣言及び六者会合共同声明にも違反し、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦でもあります。

政府として、ただいま採択されました御決議の趣旨を体し、同盟国である米国を初めとする関係国と連携しつつ、我が国の安全保障及び国民の安全の確保に引き続き万全を期するとともに、今後の必要な施策について早急に検討を進めます。その上で、北朝鮮の核放棄の実現に向け努力する考えであります。

さらに、政府は、国際的な核軍縮・不拡散体制の強化のため、決意を新たに、現実的かつ着実に取り組んでまいります。


麻生太郎の「強く明るく」 麻生内閣メールマガジン(第32号 2009/05/28)
http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2009/0528jm/0528.html
[国際社会への重大な挑戦]
今週月曜日の午前、北朝鮮が核実験を実施したと発表しました。2006年10月に続き、第2回目となります。

これは、わが国の安全に対する重大な脅威であり、北東アジア及び世界の平和と安定を著しく害するものです。断じて認めるわけにはいきません。北朝鮮に対して、厳重に抗議し、断固として非難します。

北朝鮮は、いかなる核実験や弾道ミサイルの発射も行わないよう求めた国連安保理決議に違反して、4月にもミサイル発射を強行しました。たび重なる明白な安保理決議違反であり、NPT(核不拡散条約)に対する重大な挑戦です。これまでの日朝平壌宣言や六者会合の共同声明にも違反するものです。

すぐさま、官邸に対策室を設置し、情報収集に努めるとともに、外務大臣に対し、速やかに国連安全保障理事会の開催を働きかけるよう、指示しました。

このような、北朝鮮の暴挙に対して、国際社会が一致して、毅然とした態度で、強いメッセージを伝える必要があります。さっそく、韓国の李明博大統領や米国のオバマ大統領と電話会談を行い、日米韓で緊密に連携して対応することに合意しました。

わが国の要請に基づき、日本時間火曜日未明に開催された安保理緊急会合では、今回の北朝鮮の行為が、これまでの安全保障理事会の決議に反することを確認。北朝鮮に対し、安保理としてどのような措置、対応をとるか、検討が開始されました。

世界では、核兵器を廃絶していくべき、との機運が高まっています。4月には、オバマ大統領がチェコプラハにおいて、米国として、核兵器廃絶を目指すと表明する、歴史的ともいえる演説をされたばかりです。

このような中で、北朝鮮が国際社会の声に耳をかさず、2度目の核実験を実施したことは、極めて遺憾なことです。

北朝鮮に、自らの行動が誤りであり、国際社会と共に進むことが唯一の道であることを示す、力強いメッセージを伝える必要があります。私は、そのために先頭に立って、外交を進めていく覚悟です。


<関連>
20090527@北朝鮮核実験:参院も抗議決議
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100415#p1

20090225@米ワシントンポスト紙インタビュー



President Obama: Meeting with Prime Minister Taro Aso of Japan. Oval Office.


麻生首相北朝鮮核でブッシュ前米政権に不満…米WP紙
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090226k0000e010019000c.html
【ワシントン及川正也】米紙ワシントン・ポストは25日、先に訪米した麻生太郎首相とのインタビュー記事を掲載した。首相は北朝鮮の核問題をめぐるブッシュ前米政権の対応について「検証問題で少しあいまいな文言にしようとする傾向があった」と述べ、前政権の方針に不満だったことを明らかにした。

日本政府はブッシュ前政権が核検証で焦点のサンプル(試料)採取を一時、北朝鮮との「口頭合意」にとどめたことなどに懸念を示していたが、前政権とはいえ、首相が公に米国の外交方針に不満を表明するのは異例。一方、オバマ政権については「クリントン国務長官が検証可能な査察の重要性を明確にしている」と歓迎の意向を示した。

また、北朝鮮のミサイル発射準備とみられる動きについて「(発射した場合には)国連安保理が直ちに対応をとることが重要だ」と述べた。


Japan's Taro Aso in Washington
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/02/24/AR2009022403109_pf.html
Wednesday, February 25, 2009
President Obama yesterday received his first foreign leader in the White House, Japanese Prime Minister Taro Aso. Afterward, Mr. Aso spoke, mostly through an interpreter, with Post editorial page editor Fred Hiatt and diplomatic reporter Glenn Kessler.

Aso: The meeting with the president was -- his way of speaking is very straightforward, very sincere. For me, very impressive.


The Post: How did he compare with Russian President Medvedev, whom you also just met?

Aso: On President Medvedev, I would say that unlike Prime Minister Putin, in comparison, for example, he gives you the impression he is not a military man, not a KGB man, that he's a politician. If he wasn't a politician, he would be someone to work with as a lawyer, and I could imagine that very much. . . .


Do you think North Korea policy will change under the new U.S. administration?

I must say, the six-party talks in approaching North Korea are a useful framework. Previously, we always had a close relationship between the United States and Japan on this issue, but, increasingly, we see South Korea, under the Lee [Myung-bak] administration, coming toward our side, the U.S.-Japan side, on this issue. It used to be four to two, but now it is at least three to three. That has changed a lot.

Moreover, the fact that Secretary [Hillary] Clinton has explicitly talked about the importance of having verifiable inspections on the nuclear issue, that is very important. In the latter days of the Bush administration, I believe there was a tendency to engage in discussions putting the issue of verifiable inspections in a bit of vague wording. In that sense, the fact that Secretary Clinton was quite explicit about the verification inspection aspect is quite welcome.


If they don't allow verifiable inspections, should they be put back on the list of terrorism sponsors?

If you look from the North Korean perspective, I believe there's a sense on their side that the reason they're able to talk with the U.S. is that they have the nuclear issue, and that if they didn't have that, they'd only be a simple, poor nation. I think we have to keep that in mind.

Of course, I don't think North Korea will easily decide [to] abandon its nuclear capabilities, but . . . with the world economy becoming more difficult, I believe the cards on hand for North Korea are becoming more restrained and more restricted. . . . It's maybe difficult to move too urgently, and, in terms of North Korea, it's probably more difficult for all the players to move.


What should happen if they launch a long-range missile?

It would be important for the U.N. Security Council to take the issue on the agenda immediately.


The last time you visited Washington [in December] you spoke of the importance of maintaining the dollar as lead currency. Do you worry that U.S. borrowing for stimulus and other purposes could endanger the dollar? Will China seek other currencies?

I do not think such a thing would happen. First of all, the reserves of foreign currency that China holds are almost entirely in dollars. I believe they would not take action that could risk devaluation of the dollar.

I believe the U.S. government's decision to use the $800 billion stimulus package and invest into public works, I think this method is the correct one. . . . The United States is currently seeing an unprecedented phenomenon in which even if interest rates are zero, businesses will not borrow money to invest into equipment. In such a situation, unless the government goes ahead and borrows that money, then we'll see a depression.

In Japan, we faced a situation in 1992 when property prices, or assets, went down in value by 87 percent, and yet we were able to maintain our GDP of $5 trillion. I believe this was because the government went ahead to borrow the money that was stocked in banks and used it on public works and other fiscal stimuli. As a result, did the interest rates go up? Did the prices of bonds that the government was issuing, did they go up? Actually, no, as you can see on this chart that I have in front of me . . .

Therefore, in the case of the U.S., as long as the [Federal Reserve's] balance sheet is clean, as long as you are able to maintain confidence in the dollar, there's no chance of the U.S. dollar going into a critical situation; I'll guarantee that. . . . Compared to the dollar, the only foreign currency that is strengthening right now is the yen. All the other currencies have only weakened versus the dollar.


Did you show that chart to President Obama?

Yes.


What did he think of these charts?

Well, I gave them on the spot to him, so he was reading them, I believe, quite carefully.


So, though it's often said here that Japan's "lost decade" proves that fiscal stimulus doesn't work, that's the wrong interpretation?

Wrong interpretation. . . . Of course, I'm not going to say that everything we did at the time worked. But I believe the measures we took made it possible for us to avoid a depression; I think that is for sure. We were in a situation where the interest rates were zero but the economy was still not working. . . . In such a situation you have to resort to fiscal policy, rather than financial policy.


We understand you gave the president some Shinkansen [bullet train] advice?

[Laughs and shows another chart.] My beautiful handwriting: In Tokyo, over 10 million population; they rely on railroads 76 percent; in U.S., over 90 percent [go] by auto. Railroad!


<関連>
20090226@本当に言ったのか、そりゃ
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100331#p2


20090224@日米首脳会談
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100321#p1

20090224@日米首脳会談後の会見
http://d.hatena.ne.jp/beber/20101017#p1

20090224@米国訪問
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091204#p2

20081129@民主党小沢代表のおひざ元と「曲がりねぎ」


麻生首相が岩手で遊説へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2008112900067
麻生太郎首相は29日午後、民主党小沢一郎代表のおひざ元である岩手県を訪問する。 次期衆院選に備えた地方遊説の第2弾。首相はまず、一関市のショッピングセンター前で街頭演説する。

この後、奥州市に移り、自民党衆院選立候補予定者を激励。 さらに、八幡平市にある養豚場を視察する。求心力低下が指摘される首相は、 小沢氏の地元で存在感をアピールする狙いがあるとみられるが、 小沢氏は28日の記者会見で「岩手県に首相が来って、別に何も変わりはない」と語っている。


 

麻生総理を迎えての街頭演説会〜その3
http://hashimotohidenori.blog44.fc2.com/blog-entry-106.html
街頭演説会の終了後、演説会場を提供してくれたイオンスーパーセンター一関の中の地元産品を販売しているコーナーに立ち寄りました。
衆議院議員鈴木俊一環境大臣と一緒です。

総理が手にしているのは一関市名産の「曲がりねぎ」です。なぜ曲がるのか。いや、なぜ曲げるのか。そこを聞きたかったのだけれども、あまりの麻生人気で、会場が混乱して、肝心の説明を聞かないでしまいました。後から聞くと、一度まっすぐに育ったネギを、また土をかぶせて畑に置いておくと甘味が増すんだそうです。これを伝統的に一関地方では行っているそうです。

確かに総理も豚汁に入ったネギを食べて言ってました。「うまいよ、これ。はしもと、おまえも食べてみな。」僕もいただきました。そのとおり!うまかった。ネギが甘くて美味しい。庶民感覚がないとか、カップラーメンの値段を知らないとか、政策と関係のないところで批判されがちな麻生総理ですが、これだけは間違いありません。味覚はいっしょです、みなさんと。

全国の皆さん、一関の曲がりネギを一度ご賞味ください。甘いネギですから。


麻生太郎総裁全国遊説第2弾!(2008.11.29_岩手県・一関市)
http://www.youtube.com/watch?v=ZG8AnbdEnIs

自由民主党岩手県連 平成20年活動報告
http://www.jimin-iwate.gr.jp/index_2008.html


<関連>
20081129@街頭演説:一関市
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100527#p2

20081129@養豚場視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100304#p1

20090413@「決議にするために語気が弱まるより、議長声明で迅速にまとまったメッセージが正確に伝わることが大事」「手紙の内容を人にしゃべることなんてない」

麻生首相オバマ大統領に親書 核廃絶戦略表明で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090414k0000m010108000c.html
麻生太郎首相は13日の自民党役員会で、オバマ米大統領が5日のプラハ演説核兵器廃絶を最終目標とする包括的戦略を表明したことに関し、大統領に今後の国際交渉での連携などを呼びかける親書を送る意向を明らかにした。

親書は14日から訪米する安倍晋三元首相がバイデン副大統領に手渡す予定という。

大統領演説に対しては河村建夫官房長官が唯一の被爆国として「強く支持する」と表明しており、親書はこうした政府の姿勢をアピールする狙いがあると見られる。


首相vs記者団  対北朝鮮議長声明「語気が弱まるよりは、この方がいい」4月13日午後6時21分〜
http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20090413mog00m010042000c.html
Q:総理、よろしくお願いします。フジテレビです。

A:(総理、記者のかけている眼鏡をじっと眺める)


北朝鮮ミサイル

Q:まずは北朝鮮のミサイル発射問題です。北朝鮮のミサイル発射問題なのですけど、国連安保理は明日未明にも北朝鮮の発射は国連決議1718違反であるという議長声明を提出する、ええ、採択する方向となりました。総理の評価をお願いします。

A:明確に1718違反、従ってそれに対する非難、そして1718の履行、この三つがきちんとした形でまとまってこの時期に出せるということになったということはいいことだと、良かったんじゃないでしょうかね。そう思いますけど。あの、評価すべきだと思いますね。

Q:結論的には決議にはならなかったんですが。この点に関して総理は。

A:決議になるためにこれ以上、言葉の語気が弱まるよりは、この方が。決議にするために言葉の内容を弱めるということになるんだったら、この方がいい。私はそう思います。しかもこのスピードで迅速にまとまったメッセージが正確に伝わるというところが大事だと思います。


与野党の違い

Q:続いてですね、今日の政府与党連絡会議で総理は法案にせよ、経済対策にせよ、政府与党と野党との違いを明確にしていきたい、どちらの側がより国民のことを考えているかということ、発言されたということですが、総理が考える現時点での与野党の違いとは一体何なんでしょうか。

A:少なくとも今の段階で、我々の知っている範囲で、出した15兆円に関連する予算、並びに法案というものに関しては、少なくとも今の段階で(野党は)賛成されるんですか? あなたの情報では。ちょっとよく知らないんだけど。

Q:まだ判断していないと。

A:判断していない。我々は、これは間違いなく景気対策になると思って、確信を持って出しますんで、これの違えば、そこが違いです。また、消費者庁、どういうことになったかよく分かりませんけれども、ソマリアなどなどいくつも対決、対立しているところあるんだと思いますが、そういった形できちんとした対立しているものを明確にするのは大事だと思います。


オバマ米大統領への親書

Q:朝日新聞です。オバマ大統領の核廃絶演説について…。

A:はい?

Q:オバマ大統領が先日プラハで行った核廃絶演説についてですが…。

A:どこだったっけ?

Q:朝日です。

A:うん。

Q:核を使用した唯一の保有国としての道義的責任に触れられたと。これはあの、総理が評価して親書を送ったという話があるんですが、親書の内容、どんなものなんでしょうか。

A:人に書いた手紙の内容をしゃべることはありません。

Q:まあ、ただ被爆国として…。

A:これまでも、これまでもなかったでしょうが。手紙の内容、親書の内容をしゃべるなんてことはありません。

A:(首相秘書官)はい終わります。


麻生首相ぶら下がり詳報】「対立を明確にするのが大事だ」(13日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090413/plc0904131941007-n1.htm
麻生太郎首相は13日夕、首相官邸で記者団に対し、政府・与党と野党の政策について「いくつも対立しているところはある。きちんと対立しているものを明確にすることだ大事だ」と述べた。ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

国連安保理議長声明

ーー北朝鮮のミサイル発射問題だが、安全保障理事会は明日未明にも「北朝鮮の発射は国連決議1718号違反である」という議長声明を採択する方向でまとまった。首相の評価は

「明確に1718(号)違反。従って、それに対する非難。そして、1718(号)の履行。この3つは、きちんとした形で、まとまって、この時期に出せる、ということになったということは、いいことだった。良かったんじゃないでしょうかね。そう思いますけど。あの、評価すべきだと思いますけど」

ーー結論的には、決議にはならなかったが

「決議になるために、これ以上、言葉の語気が弱まるよりは、この方が(良い)。決議にするために、言葉の内容を弱める、ということになるんだったら、この方がいい。私はそう思います。しかも、このスピードで、迅速にまとまったメッセージが正確に伝わるというところが大事だと思います」


与野党の対立点

ーー今日の政府・与党連絡会議で、首相は「法案にせよ、経済対策にせよ、政府・与党と野党との違いを明確にしていきたい。どちらの側がより国民のことを考えているかということ」と発言したとのことだが、首相が考える、現時点での与野党の違いとは何か

「少なくとも、今の段階で、われわれの知っている範囲で、出した15兆円に関連する(平成21年度補正)予算(案)ならびに(関連)法案というものに関しては、少なくとも今の段階で(野党は)賛成されるんですか?あなたの情報では?ちょっと知らないんだけど。(朝日新聞記者を指さし)朝日新聞の情報ではどうだね」


ーー(朝日新聞記者)まだ判断していない

「まだ判断してない。われわれはこれは間違いなく景気対策になると思って、確信をもって出しますんで、これが違えば、そこが違いです。また、消費者庁(設置関連法案)、どういうことになったか、よく分かりませんけども、ソマリア(沖の海賊対処法案)等々、いくつも対決、対立しているところはあるんだと思いますが、そういった形できちんとした、対立しているというものを明確にするというのが大事だと思います。いいですか」


オバマ米大統領あて親書

ーーオバマ大統領の核演説について…

「(せき込み)はい?」

ーーオバマ大統領が先日、プラハで行った核廃絶演説についてですが…

「(所属は)どこだったっけ?」

ーー朝日の伊東です

「あ、朝日か」

ーー核を使用した唯一の保有国としての道義的責任に触れた。これを首相が評価して親書を送ったという話があるが、その親書の内容とは

「人に書いた手紙の内容をしゃべることはありません」

ーーただ…

「これまで、これまでも、これまでもなかったでしょうが。手紙の内容を、親書の内容をしゃべるなんてことはありません。おかしい」

20091206・20091207@街頭演説:長崎県五島市・熊本県天草市・熊本市「バラマキではなくて、将来、伸びていく種をまく」



長崎県五島列島福江島を訪れ、五島市の公園で演説する麻生太郎首相(中央)。「2008年度第2次補正、09年度予算案を(来年)3月までに上げて皆さんの不安に応える義務と責任がある」と述べた(6日)


「3年間は景気対策」 麻生首相が来熊、演説
http://www.47news.jp/CI/200812/CI-20081208-00095.html
麻生太郎首相は七日、天草市熊本市で演説し、世界的な景気悪化に対し、「少なくとも向こう三年間は景気対策をやる。地方を盛り上げることが日本の活力になる」と述べ、地方重視の景気・雇用対策に最優先で取り組む考えを重ねて強調した。 麻生首相の来熊は首相就任後初めて。歴代首相の天草入りは田中角栄元首相以来、三十四年ぶり。天草市では、地元インターネットテレビ局のインタビューや首長らとの懇談会の後、街頭演説。熊本市では健軍商店街でマイクを握った。

十二月に入り急浮上した雇用問題について麻生首相は「雇用は生活の基本。来年度予算できちんと対応する」と明言。十月末にスタートした政府の中小企業の資金繰り支援の融資・保証枠計九兆円にまだ余裕があり「年末年始までは問題ない」と、雇用の約75%を占める中小企業の支援に自信を見せた。 地方が財政難で公共事業を減らしている現状については「地方が自由に使えるお金をつくる。それが地方交付税だ」と指摘。定額給付金を念頭に「ばらまきとの声もあるが、経済が異常なら従来とは異なった思い切った対策が必要」と主張した。

一方、「政治家、政党に百点満点を求めないで。経験、実績などから総合的に判断してほしい」と、民主党や自らの支持率を意識した発言も。最後に「九州の真ん中の熊本から日本を元気に」と締めくくった。(亀井宏二)


首相「ばらまきでなく種まき」 給付金批判に反論
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008120601000556.html
麻生太郎首相は6日、長崎県五島市内で街頭演説し、2兆円の定額給付金への野党などの「ばらまき」批判に対し「ばらまきでなく種まきだ」と景気回復への効果を念頭に強く反論した。

同時に「景気対策が最初で、それから財政再建だ」と景気対策を優先する必要性を重ねて指摘。「先進国の中で日本が最初に不況から脱出しなければならない」とも強調した。

2009年度予算に関しては「1次、2次の(08年度)補正予算と本予算は来年3月までにやり上げ、皆さんの不安に応える義務がある」と述べ、着実な予算執行のため年度内成立に全力を挙げる決意を示した。

その上で「景気が底を打った状況になれば医療、介護、福祉のために税を上げさせてほしい」と述べ、経済状況好転後の消費税率引き上げにあらためて理解を求めた。ただ具体的な引き上げ時期には言及しなかった。(共同)


不況脱出に「義務と責任」=麻生首相、長崎で遊説
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008120600282
麻生太郎首相は6日午後、長崎県五島列島福江島を訪れ、五島市の公園で演説した。首相は「先進国の中で最初に不況から脱出するのは日本でなくてはならない。2008年度第2次補正、09年度予算案を(来年)3月までに上げて皆さんの不安に応える義務と責任がある」と述べ、来年度予算案の年度内成立に全力を挙げる考えを強調した。 


首相“予算案 年度内成立を”
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015839801000.html
麻生総理大臣は、地方遊説のために訪れた長崎県の離島、五島市で街頭演説し、景気対策に取り組むために来年の通常国会の冒頭に提出する方針の第2次補正予算案と来年度予算案を今年度内に確実に成立させたいという考えを強調しました。

このなかで麻生総理大臣は「景気対策に取り組み、少なくとも先進国の中で今回の不況の中から最初に脱出するのは絶対に日本でなければならない。日本が最初に脱出するためには第1次補正予算の執行、第2次補正予算案そして来年度予算案を確実に3月までにやり上げて、みなさんの不安に応える義務と責任を負っている」と述べました。

そのうえで麻生総理大臣は「目先の財政状況はきついが、将来のことを考えて、今やっておきたい。バラマキではなくて、将来、伸びていく種をまいてる」と述べ景気対策の効果を強調しました。

また麻生総理大臣は、景気が回復した段階で医療や介護などの社会保障の安定的な財源を確保するため消費税の税率を引き上げたいという考えをあらためて示しました。

このあと麻生総理大臣は、五島市内の漁業協同組合や商店街などを視察し、記者団に対しそれぞれの離島の実情を踏まえた振興策が重要だという認識を示しました。


首相、あらためて景気対策への理解求める
http://www.news24.jp/articles/2008/12/07/04124601.html
麻生首相は7日、遊説先の熊本・天草市で演説し、あらためて景気対策への理解を求めた。

「今、そういった(景気対策の)話をやれば、バラマキとか言われるけれども、明らかに経済が異常なので、対応も従来のやり方で勝てるはずがない。従来と異なる思い切った対策で、少なくとも3年間は景気対策」−麻生首相はこのように述べ、バラマキ批判の強い定額給付金などの景気対策について、繰り返し理解を求める一方で、「公共事業の大きさを考え直してもいいのではないか」などと、総選挙に向けて地方を重視する姿勢を強調した。

また、これに先だって、天草市の地元インターネットテレビの105歳の女性アナウンサーからインタビューを受けるなど、親しみやすさをアピールした。



麻生太郎総裁全国遊説第3弾!(2008.12.6_長崎県五島市)[動画]
http://www.youtube.com/watch?v=4bouGRubqhM


<関連>
20081207@ちゃんと手足使って働いている、そういう人たちの声は非常に大事だと思う
http://d.hatena.ne.jp/beber/20120416#p1

20081206@五島市大浜・小泊漁港水揚げ視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091119#p3

20081207@島原視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091122#p2

20081207@天草テレビ出演
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100223#p2

20081206@日本に生まれてよかったと思える国にしたい
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100425#p1

20081207@ちゃんと手足使って働いている、そういう人たちの声は非常に大事だと思う


首相VS記者団 地方、「純粋な感じがするじゃないですか」 12月7日午後1時40分ごろ 熊本県天草市
http://mainichi.jp/select/seiji/primeminister/news/20081208mog00m010010000c.html
◇地方視察

A 高そうなの着てるね。(TBS記者に)こっちは貧しそうなの着てるね。(熊本日日の記者に。記者は「地元ですから」と返す)

Q 今日、島原、天草と回った感想をお願いします。
A 地方ですから回るといいんじゃないんですかね。何となく、純粋な感じがするじゃないですか、あなたと比べてとは言わないけども。取材のあれを言うつもりもないけれども、あの地方と直接、あの何ていうの、魚市場、ああいったとこ行っても握手した時の手の感じが働いているという感じがしますよね。かつ、元気。ああいうのを見るとやっぱりいいなという感じが正直します。地元の町長さん、それから現場で働いている人の声も極めて率直なこと言われるですよ。

例えばなんていうのかね。いろんな話をしておられましたけど、少なくとも、例えば、定額所得の話に定額給付金の話。必ずやってくださいという話を言って来られたりする。東京じゃあなたたちが絶対言わないセリフですよね。全然違うんじゃないかね。現場の声と新聞と通した声とずいぶん違うなと、気もしますし、やっぱ働いている人の方があごだけでやってんじゃなくて、ちゃんと手足使ってやって、働いている。そういう人たちの声というのは非常に大事だと私は思います。


◇地元長寿女性アナウンサーと会談

Q 女子アナと…
A うん…、そんなことはあなたたちみたいな不摂生な生活しているとああいう具合にはならない。あの人たちはきっと節制したちゃんとまじめなあれをして、腹は八分目にして、酒はちゃんと飲んで、酒は焼酎って言ってたかな。焼酎は必ず一日一杯飲んで…。仕事終わったら一杯飲んで、あとは、こういう生活の話を聞いてると、あのお、やっぱり、まあ空気がいいとか水がいいとかいう話プラス自分の生活パターンがきちんと出来上がってんだろうね、あらあ。何となく話聞いてても、全然普通な対応ができますよね。あのお、テルさんだっけ、ツルさんだっけな。あっちの人の方は、こっちは普通にお若いんだけど。

Q ツルエさん。
A ああ、ツルエさんか。あっちの人の方が少しお若いようですけど、きちんとした話が、対話ができるし、うらやましいね、ああいう九十いくつになって、あれだけ普通に話ができるっていうのは。今日も自分の足で歩いて、別に歩行器とかそういうの使ってるわけじゃないでしょ…。だからそういった意味ではうらやましいなあと思いますね。


◇笹川、鴻池失言

Q 笹川総務会長が小渕大臣指名の理由は子供を産んだから、鴻池官房副長官日教組をめぐる発言で辞任した中山成彬氏の言い分は正しいと。この発言についての受け止めと対処は。
A あのお、小渕さんが子供を産んだから大臣になったわけではない。指名した、本人が言ってんだから。それから、あのお、なんだっけ。鴻池さんの話はちょっと確認、確認してないから、そら官房長官。はい、いいですか。


◇地方・雇用対策

Q 地元の熊本日日新聞ですが、地方に来て、麻生さんが経済対策をいろいろ打って地方を重視された。今回、長崎や熊本でその対策が受け入れられていると感じたかどうか。もう一つは、年の瀬が迫ってきた中で、雇用問題が地方で急浮上していますが新たな対策を考えていますか。
A あの、地元に対しては、あの、今、定額控除の、控除じゃなかった…

Q 給付金。
A 給付金の話をしましたけれども、それは間違いなく、聞かされる話とだいぶ違うな。聞かされるというのはそういうことじゃないな。マスコミ情報とはだいぶ違うなーっていう感じが、まあ今回に限りませんけど、時々話を聞きますんで、そういうのは、間違いなく。それから、地方交付税の話をしますけど、これも町長さん方もよく分かっておられますから、あの、そこなんかが地方に関してはご理解いただいてると思いますよ。

で、例の11月ぐらいからかなー、厳しいという感じになってきてますけど、いわゆる、雇用の問題ってのは10月ぐらいからそんな感じが私はしてましたけれども、10月以降いろいろ出てきた話に関しては、一つはやっぱり雇用の確保は企業が倒産しないことなんですよ。だから企業倒産しないためにそこらは中小・小規模企業の方が、従業員を抱えてる数は大企業が圧倒的に多いから、そちらの方が倒れないようにするためにどうするかという話は、いわゆる、資金繰りの話が1人。それから、そのほかの対策というのはいろいろこれありますけど、それだけじゃ足りないということで、そこをどうするかという新たな手当てというものを今、政府与党で考えて一応の答えが出たりしてますけど、さらに政府として詰めたいと思っております。


<関連>
20081206@五島市大浜・小泊漁港水揚げ視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091119#p3

20081207@島原視察
http://d.hatena.ne.jp/beber/20091122#p2

20081207@天草テレビ出演
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100223#p2

20081206@日本に生まれてよかったと思える国にしたい
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100425#p1

20090403〜20090406@北朝鮮ミサイル発射対応の主な流れ


5日午前、麻生首相首相官邸入り。「まずは安全の確認、情報収集の強化、情報の迅速な提供を指示したところだ。細目について言える段階ではない」と語る


日本に被害の恐れなら、首相「人工衛星でも迎撃」
http://www.asahi.com/politics/update/0302/TKY200903020275.html
[2009年3月2日]
麻生首相は2日、北朝鮮弾道ミサイルを発射した場合、人工衛星の打ち上げ目的であっても迎撃対象となるとの認識を示した。首相官邸で記者団に「直接(日本に)被害が及ぶのであれば、自衛隊法で対応できる」と語った。

自衛隊法では、弾道ミサイルなどが日本に飛来する恐れがあった場合、防衛相が破壊措置命令を出すことができる。同法に基づき07年に閣議決定した「緊急対処要領」では、人工衛星人工衛星打ち上げ用ロケットも迎撃対象になるとしている。


2009年4月3日

北朝鮮「ミサイル」発射 朝鮮労働党関係筋「人工衛星を4日に打ち上げる」と明言
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090403/20090403-00000359-fnn-int.html
北朝鮮が通告したミサイル発射の日が、いよいよ4日に迫った。北朝鮮朝鮮労働党関係筋は、FNNの取材に対し、「人工衛星をあす、4日に打ち上げる」と明言した。

ピョンヤン朝鮮労働党関係筋は2日、FNNに対して、「人工衛星は4日に発射する。よほどのことがないかぎり実施する」と語り、北朝鮮が試験通信衛星を打ち上げると予告している4日から8日までの5日間のうち、初日の4日に打ち上げを行う予定であることを明言した。

北朝鮮は、打ち上げに際して気象条件にも考慮していて、現時点で4日の天気予報は、打ち上げに問題ないと判断しているもよう。

また、日本のミサイル迎撃計画について2日、北朝鮮の国営テレビは「敵対勢力(日米韓の)がわれわれの平和的衛星迎撃の動きを見せれば、直ちに正義の報復・打撃を加える」と警告した。

朝鮮労働党関係筋もFNNに対し、「われわれは本気になっている」としていて、日本が迎撃した場合に備えて、戦闘態勢に入っていると強調している。


首相 発射など迅速な公表指示
http://www.nhk.or.jp/news/k10015179781000.html
4月3日 22時19分
麻生総理大臣は、3日夜、河村官房長官に対し、北朝鮮人工衛星の打ち上げとして長距離弾道ミサイルの発射を強行した場合には、発射の事実や日本の上空を通過したかどうかを、速やかに公表するよう指示しました。

ロンドンでの金融サミットから3日夜に帰国した麻生総理大臣は、総理大臣公邸で河村官房長官と会談しました。この中で、麻生総理大臣は、北朝鮮人工衛星の打ち上げとして、4日にも長距離弾道ミサイルを発射する構えを見せていることについて「国民は、北朝鮮が発射したことと、日本の上空を通過して安全な状態になっているのかどうかを最も知りたがっているので、きちんとしてほしい」と述べ、発射の事実や日本の上空を通過したかどうかを、速やかに公表するよう指示しました。

また、麻生総理大臣は「北朝鮮が発射を強行した場合には、日本の考え方をアメリカと韓国には説明する必要がある」と述べ、発射された場合に開く予定の安全保障会議が終わった段階で、在京のアメリカ大使館と韓国大使館の代表を呼んで今後の対応を協議する考えを示しました。


2009年4月4日

【北ミサイル】 官邸は厳戒態勢
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041037012-n1.htm
北朝鮮が「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルを4日に発射する公算が大きくなったことを受け、政府は4日朝から厳戒態勢を敷いた。北朝鮮朝鮮中央通信は4日午前10時すぎ、「人工衛星発射の準備を終え、まもなく発射する」と報じた。

政府は万一ミサイルが軌道をそれ日本領海・領土に落下した場合、ミサイル防衛(MD)システムで迎撃する方針。また日本海にミサイル1段目のブースターが落下した場合でも回収を検討している。

首相官邸では地下の危機管理センターを24時間態勢で稼働させ、情報を収集。発射された際の自治体への伝達に備えている。発射5−10分以内に「一斉同報システム」(エムネット)を使って全自治体に連絡し、報道機関にも電子メールなどで一斉通知する。発射10数分後にはミサイルを迎撃したかどうかを公表し、日本上空を通過した際も発表する。河村建夫官房長官は30分後をめどに記者会見する予定だ。

4日の午前9時すぎ、鴻池祥肇官房副長官漆間巌官房副長官らが続々と官邸入り、北朝鮮情報などの報告を受けるとともに、さまざまなケースを想定し、対応を最終調整を行った。

一方、麻生太郎首相はあえて平常通りの1日をスタート。午前8時半ごろから首相官邸周辺を約40分間早足で散歩し、その後公邸に戻った。首相は発射が確認されれば首相官邸入りし、国民向けにメッセージを出す考えだ。合わせて警戒態勢強化などを関係閣僚らに指示する。首相は河村建夫官房長官中曽根弘文外相、浜田靖一防衛相の3閣僚と会合を開き、情報分析に当たる。これを受け、首相が議長を務める安全保障会議を開き、今後の対応を協議する。

北朝鮮は3月12日に国際海事機関(IMO)に4月4−8日の午前11時から午後4時間の間に発射すると通告。これを受け、日本政府は3月27日に長距離弾道ミサイルが日本の領域内に落下する事態に備え、破壊措置命令を発令している。


【北ミサイル】首相官邸が“臨戦態勢”
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904040131006-n1.htm
北朝鮮が4日に「人工衛星」名目で長距離弾道ミサイルを発射する公算が大きくなったことを受け、3日の首相官邸はいつにない緊迫感に包まれた。麻生太郎首相の指示は「迅速性」と「情報開示」の2つ。国民に不安を与えないことを最優先する方針だ。過去の北朝鮮のミサイル発射では政府の対応が後手に回ったと批判されてきただけに、首相は今回の対応をきっかけに政府の危機管理態勢の強化を図りたいとの思いもあるようだ。(坂井広志)

「既定方針通り、万一に備えてくれ。国民はみないつ発射し、いつ上空を通過し安全かを知りたいんだからそこがポイントだ」

3日夜、ロンドンから政府専用機羽田空港に到着した首相は皇居で記帳後、首相公邸に直行し、待ち受けていた河村建夫官房長官にこう命じた。

首相周辺によると、首相は外遊先のロンドンでも北朝鮮の動向に神経をとがらせ、関連情報を逐一報告させたという。3日未明(現地時間2日夕)、記者団にも「北朝鮮のロケットもしくはミサイルが日本の国の頭上を飛び越えていくことはわれわれにとって極めて大きな話だ。地域の平和と安定を損なうことははっきりしているし、国連安保理決議違反ということもはっきりしている」と厳しい表情で語った。

首相官邸地下の危機管理センターはすでに24時間フル稼働体制。首相は4日は首相公邸で待機する方針だが、ミサイル発射が確認されれば、警戒態勢強化などを伊藤哲朗内閣危機管理監らに指示し、自らも同センターに入るという。

内閣官房では、先月27日に設置した官邸連絡室を危機管理監がトップを務める官邸対策室に格上げし、発射5〜10分以内に「一斉同報システム」(エムネット)を使って全自治体に連絡、報道機関にも電子メールなどで一斉通知する。

また、発射後10数分後にはミサイルを迎撃したかどうかを公表、軌道をそれず日本上空を通過した場合でもすぐに公表し、30分後をめどに河村官房長官が記者会見し、落下予測地点の情報も公開するという。

また、発射後1時間以内に河村官房長官中曽根弘文外相、浜田靖一防衛相が3閣僚会合を開き、情報を分析。3時間以内に首相が議長を務める安全保障会議を開き、今後の対応を協議する方針だ。

首相は首相公邸を出る際に国民にメッセージを出す考えだが、万一ミサイルが日本の領土・領海に落ちる事態になれば、自らが記者会見を開く意向だという。

河村氏は3日の閣議後の閣僚懇談会で安全保障会議メンバーの7閣僚に4日以降は東京都内で待機するように指示。その後、伊藤危機管理監、三谷秀史内閣情報官らとも相次いで対応を協議した。

一方、記者との懇談で「ミサイルは見えないならファーと言ってるしかない」などと軽口をたたき、顰(ひん)蹙(しゆく)を買っていた政府高官もここ数日はすっかり寡黙に。3日夕、首相官邸を出る際はやや疲れた表情でこうつぶやいた。

「明日はこの辺をブラブラしていないとあかんわな…」


【北ミサイル】沖縄の米軍嘉手納基地から電子偵察機など続々離陸
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041008009-n1.htm
[10時07分]
北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射を想定し、米空軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)では4日早朝から、ミサイルを監視可能な特殊カメラを搭載した電子偵察機RC135S(通称コブラボール)2機などが飛び立った。

E3空中警戒管制機(AWACS)、長時間の飛行を支援する空中給油機なども続々、ごう音を響かせながら離陸し、物々しい空気に包まれた。


【北ミサイル】「万が一」に備え警戒 緊迫の朝迎えた東北地方
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041016010-n1.htm
[10時15分]
北朝鮮のミサイルが上空を通過するとされる東北地方では、発射通告期間初日の4日朝、一段と緊張感が高まった。各自治体は24時間態勢を敷き、職員を増やすなど警戒を強化。ある防災担当幹部は「万が一の事態に対応できるよう準備している」と力を込めた。

PAC3が配備された陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)。日本海に向けられた発射機の先端がのぞく。陸自秋田駐屯地(同)近くの飯島南町内会長、神尾隆一さん(70)は「町内はいつもと変わらない朝を迎えた。大丈夫だと言い聞かせるしかない」と話した。

北朝鮮なので、『絶対に落ちない』とは言えない」(秋田県八峰町職員)。同町では、発射を確認した際に住民向けに流すアナウンスを録音済みだ。盛岡市で通勤途中の会社員、佐々木寛子さん(25)は「落下した場合の対応が伝わってきてないので不安」と顔をこわばらせた。


【北ミサイル】厳戒態勢の防衛省
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041036011-n1.htm
[10時35分]
浜田靖一防衛相が4日午前10時25分、防衛省に登庁した。朝鮮中央通信がまもなく発射と報じたことについて、「らしいね。聞いてない。直接そういう話はないよ」と述べた。


【北ミサイル】鳥取県でも増員して警戒 漁船は通常通り操業
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041039013-n1.htm
[10時38分]
鳥取県庁には4日午前、北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射に備え、防災局などの職員が登庁。市町村への情報伝達方法などの確認に追われた。

午前8時半、危機管理チームの職員12人が集合し、各市町村に「緊急情報」を送るための専用ファクスを点検。すでに3度の情報伝達訓練を実施しており、ある職員は「訓練を生かし、迅速に対応したい」と冷静に話した。

県漁業協同組合(鳥取市)は、普段の週末は職員1人だが、4日は3人に増員。金岡紀史専務は「漁船は通常通り操業しているが、どこにミサイルが飛んでくるか分からない」と不安げ。発射されれば、漁業無線で操業中の船に連絡し、対応するという。


【北ミサイル】北朝鮮沿岸、午後には晴れ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041045014-n1.htm
[10時44分]
気象庁によると、北朝鮮が「人工衛星」と主張する長距離弾道ミサイルを発射するとした4日の朝鮮半島北部の天気は午前6時現在、気圧の谷が通過中で曇りまたは薄曇りだが、降水を確認しているところはない。風速も0〜2メートルと弱く、強風の地域もない。

舞水端里のある朝鮮半島北東部沿岸は、昼ごろには気圧の谷が東へ抜けて晴れてくる見込みで、雷や強風の可能性は小さいとみられる。8日までの間、6日に気圧の谷が通過し雲が広がるが、そのほかは高気圧に覆われて晴れる見込みという。


【北ミサイル】安保理で毅然と対応 中曽根外相
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041118015-n1.htm
[11時18分]
北朝鮮が「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射準備に入ったことに関し、中曽根弘文外相は4日午前、記者団に「発射された場合は国連安保理決議違反だ。安保理で毅然(きぜん)と対応し、強いメッセージを出すことが大事だ」と語った。


【北ミサイル】「弾頭のカバー外れていない」−政府筋
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041136018-n1.htm
[11時35分]
政府筋は4日午前11時20分すぎ、北朝鮮の「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射について、産経新聞の取材に「まだ弾頭部分のカバーは外れていない」と述べた。


【北ミサイル】防衛省が「発射」誤報秋田県に送信
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041119016-n1.htm
[12時18分]
秋田県危機管理対策本部は4日、午前11時前に防衛省からミサイル発射の連絡が入ったとして、県内各市町村に対し、ミサイル発射を知らせるメールを送信したが、まもなく「誤報だった」と訂正した。

対策本部によると、午前10時50分ごろ、対策本部に詰めている陸上自衛隊東北方面総監部の連絡員が対策本部に口頭で、「10時48分に発射された」と報告。それを受け、対策本部は10時54分に県内各市町村にミサイル発射を知らせる警戒を呼びかけるメールを送信した。

しかし、防衛省関係者が確認を取ったところ、発射の事実は確認されなかっため11時9分、あらためて各市町村に対し、誤報であることをメールで伝えたという。

県からの連絡を受けて、秋田県能代市横手市八峰町など7市町村が、防災無線を通じて、いったん住民に注意を呼びかけたが、改めて誤報であったことを連絡した。秋田市は市のホームページにミサイル発射の情報を掲載したが、その後訂正した。


【北ミサイル】秋田県が「ミサイル発射」と誤報
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041225021-n1.htm
[12分25時]
秋田県危機管理対策本部は4日、午前11時前に防衛省からミサイル発射の連絡が入ったとして、県内各市町村に対し、ミサイル発射を知らせるメールを送信したが、まもなく「誤報だった」と訂正した。

対策本部によると、午前10時50分ごろ、対策本部に詰めている陸上自衛隊東北方面総監部の連絡員が対策本部に口頭で、「10時48分に発射された」と報告。それを受け、対策本部は10時54分に県内各市町村にミサイル発射を知らせる警戒を呼びかけるメールを送信した。

しかし、防衛省関係者が確認を取ったところ、発射の事実は確認されなかっため11時9分、あらためて各市町村に対し、誤報であることをメールで伝えたという。

県からの連絡を受けて、秋田県能代市横手市八峰町など7市町村が、防災無線を通じて、いったん住民に注意を呼びかけたが、改めて誤報であったことを連絡した。秋田市は市のホームページにミサイル発射の情報を掲載したが、その後訂正した。


【北ミサイル】政府の発射情報は誤探知
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041227022-n1.htm
[12時27分]
政府は4日午後0時16分、北朝鮮日本海側の咸鏡北道舞水端里の発射施設から長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体(ひしょうたい)を発射したもようだと発表したが、同20分すぎ、誤探知だったと訂正した。


【北ミサイル】誤情報で防衛省幹部「発射はない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041243023-n1.htm
[12時42分]
防衛省幹部は4日午後零時、政府が一時、北朝鮮が飛翔体を発射したもようだと発表したことについて、記者団に「理由は分からないが、発射はない。今原因を調べている」と述べた。


【北ミサイル】誤報は情報伝達の誤作動 政府筋
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041247024-n1.htm
[12時47分]
政府筋は4日午後、北朝鮮の長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体の発射情報について、日本側の情報伝達システムの誤作動が原因だったと明らかにした。


【北ミサイル】原発抱える福島でも緊張走る
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041248025-n1.htm
[12時47分]
10基の原子炉を抱える福島県災害対策課では、テレビで「飛翔体が発射された模様」という一報が流れると、10人以上の職員が緊急情報ネットワークシステム「Em−Net(エムネット)」の内容確認に追われるなど緊張感が走った。

同課の職員は「かなりドタバタした」と焦りを隠せない様子だった。


【北ミサイル】防衛省報道官「(米軍の)早期警戒情報流れていない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041255029-n1.htm
[12時55分]
防衛省の豊田硬報道官はは4日0時47分、防衛省で記者団に「誤報の原因は調査中。ただし、(米軍からの)早期警戒情報は流れていない」と述べた。


【北ミサイル】航空機や船舶への警戒情報を取り消し 国交省、海保
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041304031-n1.htm
[13時03分]
航空機や船舶を管轄、安全確保にあたる国土交通省海上保安庁にも4日午後0時18分ごろ、発射情報が入り、管内放送で一斉に職員らに伝えられた。すぐに危険区域とされる秋田県沖の日本海と千葉県沖の太平洋上空付近を飛ぶ航空機へ注意を呼びかける航空情報(ノータム)が発令され、船舶にも航行警報が出されたが、約3分後に誤報と判明して取り消された。

東京・霞が関国交省海上保安庁には4日午前9時ごろから職員が続々と出勤、情報収集や関係機関との連絡に追われた。

海上保安庁の報道対応などを行う政策評価広報室にも幹部らが顔をそろえ、危険区域を記した大きな地図を卓上に広げて、発射を待ち構えた。午前10時すぎに「まもなく発射」の報が伝えられてから約2時間が経過し、職員の間にも、幾分いらだちが見え始めた午後0時15分ごろに発射の連絡が入ると、「落下の確認」などと怒声が飛び交った。

職員らは、すぐに情報収集や電話対応に追われたが誤報と判明。国交省の幹部は「情報は正確でないと不安が増す」などと顔を曇らせていた。


自衛隊レーダーの誤探知
http://www.47news.jp/news/flashnews/
[13時16分]
政府筋は飛翔体発射情報誤報で「千葉県の航空自衛隊レーダーが誤探知した可能性が高い」と述べた。


【北ミサイル】地上レーダーが誤探知と防衛省
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041340032-n1.htm
[13時40分]
防衛省は4日午後1時25分、ミサイル発射誤探知について、「航空自衛隊の千葉県にあるFPS−5地上レーダーが日本海で何らかの航跡を探知、それをミサイルの発射情報として伝達した」と説明した。


【北ミサイル】地上レーダーが誤探知と防衛省
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041340032-n1.htm
[13時40分]
防衛省は4日午後1時25分、ミサイル発射誤探知について、「航空自衛隊の千葉県にあるFPS−5地上レーダーが日本海で何らかの航跡を探知、それをミサイルの発射情報として伝達した」と説明した。


発射情報は誤探知 政府が訂正
http://www.nhk.or.jp/news/k10015185321000.html#
[14時1分]
政府は、正午すぎ、「北朝鮮から飛翔体が発射されたもよう」だと発表しましたが、5分後に誤探知・誤った探知だったと訂正しました。
この原因について、防衛省は「千葉県にある自衛隊のレーダーが日本海で何らかの航跡を探知したためだ」と説明しています。
政府は、午後0時16分、「さきほど、北朝鮮から飛翔体が発射されたもよう」だと発表しました。
この情報は、総理大臣官邸の危機管理センターから専用回線「EmーNet・緊急情報ネットワークシステム」を使って地方自治体やNHKなどの報道機関に伝えられました。
しかし、政府は、その直後の午後0時21分に「さきほどの情報は誤りだ。飛翔体の発射は確認されていない」と発表し、発射の情報が誤探知・誤った探知だったと訂正しました。
誤探知の原因について、防衛省は「千葉県旭市にある自衛隊のレーダー『FPS5』と呼ばれるレーダーが日本海で何らかの航跡を探知したためだ。
その航跡をミサイルの発射情報として伝達してしまった。探知したものが何であったかは調査中だ」と説明しています。
政府は「誤った情報を出したことはまことに遺憾だ」としたうえで、「政府としては、引き続き、北朝鮮からの飛翔体の情報について万全の態勢をとっている」とするコメントを出しました。


【北ミサイル】「追尾システム作動していない」 政府筋
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041453033-n1.htm
[14時52分]
政府筋は4日午後、北朝鮮の「人工衛星」名目の長距離弾道ミサイル発射について、「午後1時30分の段階で、ミサイル発射台の北側に位置するミサイルの追跡・制御レーダーシステムが作動していないことが確認されている」と述べた。

レーダーシステムは通常、ミサイル発射の数時間前に起動するという。


【北ミサイル】「今日の発射はないだろう」−河村官房長官
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041713034-n1.htm
[17時13分]
河村建夫官房長官は4日午後4時10分、北朝鮮による長距離弾道ミサイルテポドン2号」の改良型とみられる飛翔体の発射計画について、「これ以降の発射はないだろう」と述べ、4日の発射はないとの見通しを示した。また、「5日以降も緊張感をもって対応したい」と述べた。

政府が一時、長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体(ひしょうたい)を発射したもようだと発表したことについては、「千葉県旭市航空自衛隊のレーダー『FPS5』が何らかの航跡を探知し、これを北朝鮮からの飛翔体と誤認したことによるものといわれているが、原因の詳細は確認中だ」と釈明。その上で「誤報として発表し、国民の皆様に心配をおかけしたことは率直におわびしたい」と陳謝した。


北朝鮮「衛星」、4日は打ち上げ確認されず
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story/20090404_yol_oyt1t00623/
[16時18分]
北朝鮮朝鮮中央通信は4日午前、「試験通信衛星を運搬ロケットで打ち上げる準備が完了し、まもなく打ち上げる」と報じたが、
打ち上げは、国際機関に通告していた午後4時までには確認されてない。

北朝鮮国際海事機関(IMO)に対し、4月4日から8日までの午前11時から午後4時までの間に発射すると通告している。


野党、誤発表を一斉批判=「いいかげんな政府」「大失態」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000098-jij-pol
野党各党は4日、北朝鮮弾道ミサイル情報に関する政府の誤発表について
「いったい(麻生)政権は何をやっているのか」(鳩山由紀夫民主党幹事長)などとそろって批判した。徹底した原因究明を求めるとともに、麻生政権の危機管理能力の甘さを追及する方針だ。

鳩山氏は、大阪府東大阪市での集会で「むやみに動揺するより、冷静に対処することの方がはるかに大事だ。いたずらに危機感をあおりすぎることも国際的に問題だ」と指摘。その上で、「このようないいかげんな政府は国民のためにならない」と述べ、政権交代の必要性を訴えた。

共産党志位和夫委員長は長野市で記者会見し「国民に緊張、不安、混乱を招く。お粗末ということに加え、責任は重い」と非難した。

社民党福島瑞穂党首も取材に対し、「政府の大失態ではないか。間違ってミサイル防衛で迎撃していたら、先制攻撃にもなりかねなかった」と語り、原因究明と情報公開を要求した。

国民新党亀井久興幹事長は「国民がピリピリしている状況だから、きちんと対応してくれないと困る。無用な混乱を招きかねない」と述べた。


2009年4月5日

政府が発射情報発表 長距離弾道ミサイル
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/05kyodo2009040501000215/
[11時36分]
政府は5日、北朝鮮が飛翔体を発射したもようだと発表した。長距離弾道ミサイルとみられる。


北朝鮮が飛翔(ひしょう)体発射のもよう 落下予測地域は秋田県の西約280kmの日本海
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00152471.html
[11時42分]
日本政府は、「北朝鮮が飛翔(ひしょう)体を発射したもよう」と発表した。北朝鮮の長距離弾道ミサイルテポドン2号」とみられる。内閣官房の緊急ネットワークシステム「Em-Net(エムネット)」によると、発射時刻は5日午前11時30分ごろ。飛翔(ひしょう)体が落下すると予測される時刻は午前11時37分ごろで、秋田県の西およそ280kmの日本海と予測される。


北朝鮮、ミサイル発射 東北上空を通過、「衛星」と発表
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040501000217.html
北朝鮮は5日午前11時半ごろ、日本海側の咸鏡北道舞水端里の施設から「テポドン2号」の技術を利用した長距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を1発、発射した。政府によると、秋田県岩手県の東北地方上空を通過し、1段目は秋田の西約280キロの日本海、2段目は太平洋上にそれぞれ落下したと推定される。自衛隊は日本領域に落下しないと判断し、ミサイル防衛(MD)システムによる迎撃措置を取らなかった。日本領域内への落下物は確認されておらず、航空機や船舶を含め被害も出ていない。

北朝鮮は通告通り「人工衛星」の打ち上げに成功したと発表。北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は「いかなる物体も軌道に乗らなかった。搭載物は太平洋に落ちた」と打ち上げ成功を否定する声明を出した。

麻生太郎首相は「極めて挑発的で看過できない。国連安全保障理事会の決議違反は、はっきりしているので国際社会と協力して対応したい」と記者団に表明。政府は北京の外交ルートを通じ北朝鮮に厳重に抗議した。

政府関係者は「今回発射されたのは、米アラスカ州を射程に収めるとされるテポドン2号の改良型との認識が政府内で共有されている」と述べ、仮に人工衛星打ち上げ目的であっても安全保障上の脅威と分析。政府は「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動停止」を求めた国連安全保障理事会決議に違反するとし、安保理での新決議採択を目指す。

浜田靖一防衛相は記者会見で「人工衛星かどうかは分析に少々時間がかかる」と述べた。

発射情報を受け、政府は直ちに首相官邸に対策室を設置し、関係閣僚による安全保障会議を開催した。麻生首相は(1)落下推測海域を航行中の船舶への警戒呼び掛け(2)上空を通過した地域に重点を置き、被害がないか一層の安全確認(3)米韓はじめ関係各国と連携した対処−を指示した。

防衛省によると、飛翔体発射を最初に確認したのは米早期警戒衛星。2段目の太平洋上の落下地点について日本の東約1270キロと予測した直後に取り消した。その後、これを撤回し「分析中」と訂正。日本の東約2100キロの太平洋上までミサイルをレーダーで追尾したと説明した。


「極めて遺憾、厳重に抗議」 官房長官、飛翔体発射で会見
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090405AT3S0500P05042009.html
[12時28分]
河村建夫官房長官は5日の緊急記者会見で、北朝鮮が「人工衛星」搭載を主張する長距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射したことについて「国連安全保障理事会の決議1695号と1718号に違反する。発射を強行したことは極めて遺憾で、厳重に抗議する」と述べた。政府は安保理非常任理事国として緊急会合の開催を要請し、新たな決議の採択をめざす方針だ。

北朝鮮がミサイルを連射した2006年7月の国連安全保障理事会による決議1695号と、核実験を強行した同年10月の1718号は北朝鮮に「弾道ミサイル計画に関連するすべての活動の停止」を明記している。


ミサイル発射、政府が北朝鮮に抗議
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090405_yol_oyt1t00378/
[13時19分]
河村官房長官は5日昼、首相官邸で記者会見し、北朝鮮の飛翔体発射について、「我が国領土への落下物は確認されていない」としたうえで、「北朝鮮が発射を強行したことは極めて遺憾で、厳重に抗議する」と述べた。

官房長官は5日午後、この日2度目の記者会見を開き、北朝鮮弾道ミサイル発射について北京大使館を通じて北朝鮮に抗議したことを明らかにした。


麻生首相、安全確認など3点を新たに指示
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090405_yol_oyt1t00394/
[13時25分]
麻生首相は5日午後1時前、
〈1〉落下したと推測される海域を航行中の船舶に警戒を呼びかけること
〈2〉飛翔体が通過したと判断される地域に重点をおいて落下物等による被害がないか、なお一層の安全確認を行うこと
〈3〉米国、韓国をはじめとする関係諸国と連携しつつ対処すること−−の3点を新たに指示した。


【北ミサイル発射】麻生首相「極めて遺憾だ」「国民は冷静に対処し感謝」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090405/plc0904051603064-n1.htm
[15時58分]
麻生太郎首相は5日午後、首相官邸で行った安全保障会議で「度重なる警告を無視して北朝鮮が飛翔体を発射したことは極めて遺憾だ。このことはオバマ米大統領の声明と共有している」と述べ、北朝鮮を非難した。河村建夫官房長官が5日午後の3回目の記者会見で明らかにした。

その上で首相は「国民に対する通報など万全を期していただいた。昨日(4日)の誤報もあったが、十分訓練されて行われたものだと思う。この貴重な体験を今後に生かしていきたい。国民が冷静に対処したことに感謝したい」と述べた。

麻生太郎首相は5日午後3時25分から、首相官邸で記者団の取材に応じ、北朝鮮による「飛翔(ひしょう)体」の発射について「極めて挑発的で、断じて看過できない」と激しく非難した。その上で「国連安全保障理事会決議違反であることははっきりしている。そういったことも含めて対応していきたい」と述べ、安保理で対北朝鮮決議の上程を求める考えを示した。

また首相は「国民の安全が一番だった。今のところ日本の国土、領海内に落下物による被災などがなかったのは良かった。国民が冷静に対応したことに感謝する」とも述べた。


麻生首相、ミサイル発射は「極めて挑発的で看過できない」
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090405_yol_oyt1t00514/
[16時15分]
麻生首相は5日午後、首相官邸北朝鮮が「人工衛星」名目で弾道ミサイルを発射したことについて、「極めて挑発的で看過できない。安保理決議違反であることははっきりしている」と記者団に述べた。

その上で、「今のところ、日本の国土・領海内に落下物による被災等が起きなかったことは良かったと思っている」と話した。


北ミサイル発射・4月5日ドキュメント

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899562/news/20090406-OYT1T00096.htm
北朝鮮のミサイル発射をめぐる内外の動き。(時間は日本時間)

  • 11・31 防衛省が、北朝鮮のミサイル1発が11時30分頃に東方向に発射されたと発表
  • 11・32 政府が、首相官邸の官邸連絡室を官邸対策室に格上げ
  • 11・33 陸上自衛隊朝霞駐屯地で、地上迎撃型のパトリオット・ミサイル3(PAC3)発射に備え、周囲の隊員を退避させる赤色灯が点灯
  • 同 政府が「首相指示」として、〈1〉情報収集態勢の強化〈2〉国民への迅速な情報提供――などを発表。水産庁は全国の漁業無線局などに対し、日本近海で操業中の漁船の安全確認を行うよう要請
  • 11・34 国土交通省が航空機向けの航空情報で、海上保安庁が船舶向けの航行警報で、それぞれ発射の1報を伝達。秋田県八峰町が防災行政無線で「ただいま、北朝鮮からミサイルが発射されました」と町民に広報
  • 11・35 1段目のブースターが11時37分頃、日本海に落下するとの予測を防衛省が発表
  • 11・36 麻生首相首相官邸入り。「まずは安全の確認、情報収集の強化、情報の迅速な提供を指示したところだ。細目について言える段階ではない」と語る
  • 同 日本海の危険海域周辺で待機する海保の巡視船「えちご」が被害の確認のため出動
  • 11・37 防衛省が1段目のブースターの推定落下地点を「秋田の西約280キロの日本海」と発表。2段目のブースターは11時43分頃に太平洋に落下すると予測
  • 11・38 ミサイルが、東北地方の上空から太平洋へ11時37分頃に抜けたと防衛省が発表。2段目のブースターは「日本の東約1270キロの太平洋」に落下すると予測
  • 11・43 東京・市ヶ谷の防衛省グラウンドに配備されたPAC3の発射台の赤ランプが消える
  • 11・45 太平洋での落下物や被害の確認のため、海保の航空機「うみわし」が出発
  • 11・52 防衛省が、2段目のブースターの推定落下地点について「先ほどの情報は未確認」として取り消し。ミサイルの追尾を日本の東2100キロの太平洋上で終了したと発表
  • 11・53 高須国連大使が、国連安全保障理事会の緊急会合開催を要請(現地時間4日午後10時53分)
  • 12・00 河村官房長官が記者会見
  • 同 オバマ米大統領が滞在先のプラハで「明らかな安保理決議違反」との声明発表(現地時間5日午前5時)
  • 12・15 防衛省が、北朝鮮が指定した秋田沖の危険海域で海面の変色を発見
  • 12・17 海保が5回目の航行警報で「2段目のブースターの推定落下地点は日本の東約1270キロの太平洋」と伝達
  • 12・30 麻生首相、河村官房長官、中曽根外相、浜田防衛相が、首相官邸危機管理センターで情報集約会議
  • 13・00 河村官房長官が2度目の記者会見
  • 13・05 水産庁による漁船の安全確認で「被害報告なし」
  • 13・20 米国のズムワルト駐日臨時代理大使が首相官邸で河村官房長官と会談。ズムワルト氏は会談後、記者団に「北朝鮮の行動は地域の脅威であり、国連安保理決議違反であることで一致した」と語る
  • 13・25 浜田防衛相が記者会見で、ミサイルの2段目のブースターがどこに落下したのかについて「解析をした上でもう一度発表をさせていただくことになる」と説明
  • 13・30 岩手県が、県内に被害がないことを確認。達増拓也知事が「県民の生命、財産に被害がなかったと聞き、安堵(あんど)している」とコメント
  • 13・55 潘基文(パンギムン)・国連事務総長が「遺憾」と表明(現地時間5日午前0時55分)
  • 14・06 首相官邸安全保障会議麻生首相は「貴重な体験を今後に生かしていただきたい」
  • 14・30 中曽根外相がクリントン国務長官と電話会談、日米が共同で対処することを確認。中国外務省が「各国は冷静な対応と自制心が必要」との声明発表
  • 14・50 河村官房長官が3度目の記者会見で、「予告されたものが発射されたわけだから、一応(政府の)警戒態勢は解かれた状況にある」と宣言
  • 15・24 麻生首相首相官邸を出る
  • 15・28 朝鮮中央通信が、人工衛星光明星2号」を打ち上げて軌道進入に成功したと初めて報道
  • 15・30 河村官房長官が韓国の権哲賢駐日大使と首相官邸で会談。会談後、権大使は「(発射は)安保理決議1718の明らかな違反であり、北東アジア地域の安全と平和を脅かす挑発的な行為だ」
  • 17・00 政府がミサイル発射関連情報を専用回線メールで地方自治体などに一斉連絡する「エムネット」の送信を終了すると発表
  • 18・00 危険区域を避ける飛行や航行を求めていた国交省の航空情報と海保の航行警報がいずれも解除
  • 18・50 北米航空宇宙防衛司令部と米北方軍司令部は声明で、北朝鮮が主張する人工衛星打ち上げ成功について、「軌道に入った物体はない」と指摘
  • 20・20 海保が、日本海、太平洋の調査を終了

「ミサイル発射」 主な時系列と反応

http://sankei.jp.msn.com/etc/090405/etc0904051148000-n1.htm
政府は5日、北朝鮮舞水端里(ムスダンリ)の発射台に設置された「テポドン2号」とみられる飛翔体が発射されたと発表した。

■ ミサイル発射

  • 11:35 東方向に1発
  • 11:40 イージス艦が飛翔体捕捉
  • 11:42 防衛省が飛翔体発射を確認
  • 11:46 1段目は秋田沖、2段目は太平洋に落下か
  • 11:51 ミサイルは日本上空を通過
  • 11:54 1段目は秋田県沖に落下
  • 11:57 2段目は「通告地域」をはずれる
  • 11:57 発射探知は米国衛星
  • 12:00 空と海に航空情報と航行警報
  • 12:00 自衛隊の追尾終了
  • 12:07 巡視船向かう
  • 12:14 自衛隊13機で東北地方の被害確認中
  • 12:34 「迎撃なし」声上ずり 防衛省緊迫
  • 19:07 2段目ロケットはどこへ?割り出しには時間

■ 政府の対応

  • 11:42 官邸連絡室を対策室に格上げ
  • 11:45 首相、飛翔体発射で安全確保など指示
  • 11:46 政府、迎撃はせず
  • 11:47 首相「安全確認を指示した」(ぶら下がり会見)
  • 11:52 外務省が緊急対策本部立ち上げ
  • 12:08 官房長官「厳重に抗議する」
  • 12:13 2時すぎから安全保障会議
  • 12:20 日本政府、「飛翔体」発射を確認
  • 12:21 日本政府、緊急安保理会合招集を要請
  • 12:51 防衛省が発表を訂正「2段目切り離し確認せず」
  • 12:57 [河村官房長官会見]ミサイル発射「遺憾だ。抗議する」
  • 13:23 中曽根外相「北朝鮮側に抗議」
  • 13:28 全漁船の安全を確認 水産庁
  • 13:34 官房長官「北制裁1年延長へ」
  • 13:39 「目的なんであれ安保理決議、平壌宣言違反」政府の対北抗議文書
  • 13:52 麻生首相「米韓との緊密連携」を指示
  • 13:54 官房長官「制裁決議まで考えていない」
  • 14:09 対北追加制裁で官房長官「国際社会の動き見極める」
  • 14:11 鳩山総務相「衛星の電波は確認されていない」
  • 14:12 官房長官が米臨時代理大使に協力要請
  • 14:24 日韓外相が「安保理決議違反」を確認
  • 14:55 [河村官房長官会見]「安全保障上、重大な挑発行為だ」
  • 15:15 北朝鮮に「遺憾の意」 官房長官声明
  • 15:58 麻生首相「極めて遺憾だ」「国民は冷静に対処し感謝」
  • 16:30 [麻生首相ぶら下がり会見]北ミサイル「対応うまくいった」
  • 17:11 [河村官房長官会見](1)国連安保理緊急会合を要請へ
  • 17:13 [河村官房長官会見](2)北東アジアの安保上の脅威
  • 17:16 [河村官房長官会見](3)「警戒態勢は原則的に解かれた」
  • 17:26 人工衛星と確認できず 鳩山総務相
  • 17:44 遺憾で一致、日韓連携を確認 河村官房長官が駐日韓国大使と会談
  • 18:49 船舶や航空機に対する警報解除
  • 22:37 北対応みて「段階的に実施」対北独自制裁
  • 22:48 外相会談「米仏韓は協力」中は慎重
  • 23:09 政府、米韓連携強化で中露に働きかけへ

【6日】

  • 12:20 [河村官房長官会見]「ミサイルか衛星か分析中」
  • 15:32 破壊措置命令を解除 発射の動きなしと判断
  • 17:48 海保、落下物調査打ち切り
  • 20:22 【麻生首相ぶら下がり詳報】北ミサイル「誤ったメッセージを避ける」
  • 21:05 衛星電波「確認できず」総務次官

【7日】

  • 11:49 落下地点は3000キロ以上先? 衛星はなし

与野党の反応

  • 与党、北朝鮮ミサイル対策本部会合を午後に開催へ
  • 与党が非難声明「断じて容認できない。MD体制のさらなる整備を」
  • 与党対策本部、非難声明を発表 国会決議を提案へ
  • 与野党一斉に非難
  • 敵基地攻撃の検討を求める声 自民部会
  • 自民幹事長「北には核爆弾技術ある」対北圧力強化を要求
  • 自民党]「危険極まりなく遺憾だ」中谷氏
  • 公明党]代表が談話「断固抗議する」
  • 民主党]鳩山氏「極めて遺憾」
  • 共産党]志位委員長「極めて遺憾」
  • 社民党]幹事長「まことに遺憾」
  • 国民新党]亀井幹事長「強い憤り」  
  • 議員らは地元へ、人影まばらな永田町 官邸前に街宣車

■ そのとき国内では

  • [東北]東北6県に被害情報なし
  • [岩手・秋田]岩手、秋田も被害情報なし
  • [秋田]県危機管理対策本部、慌ただしい雰囲気に
  • [秋田]県内被害なし 海域の漁船も
  • [秋田]「被害なく、ほっとした」大潟村役場
  • [秋田]「やっと普通の暮らしが…」秋田港
  • [岩手]滝沢村長、太平洋通過に「よしっ」の声
  • [岩手]滝沢村長、安堵も「情報早く」と苦言
  • [宮城]宮城県も対策会議招集
  • [福島]情報通信でトラブルも
  • [長崎]「被爆国として容認できない」田上長崎市長がコメント 
  • 「昨日の方が疲れた」 各自治体に緊張走る
  • [空の便]全日空機に被害なし
  • [メディア]テレビ各局も臨時特番 テレ東は独自路線
  • [市場]週明け金融市場は冷静な反応か
  • 朝鮮総連など]総連前はヒッソリ 「日本人騒ぎすぎ」と非難も
  • [米軍基地など]米軍基地では桜祭り「中止する必要ない」 

■ 各国の反応

  • [米国]オバマ米大統領「明白な安保理決議違反」
  • [米国]米国務省報道官「挑発的行為」
  • [米国]米国連大使安保理決議目指す
  • [米国]「打ち上げは失敗」と米宇宙司令部
  • [米国]オバマ政権初の外交試練
  • [米国]「実験は部分的成功」 前米ミサイル防衛局長
  • [米国]ミサイル発射は失敗と明言 米軍ナンバー2
  • [米国・EU]北朝鮮への対抗措置必要 米欧首脳会議が共同声明
  • [韓国]韓国政府は「人工衛星確認」
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  • [EU]「国連決議違反」
  • [フランス]「平和と安定を脅かした」と非難


麻生首相ぶら下がり詳報】北ミサイル「誤ったメッセージを避ける」(6日夕)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090406/plc0904062023017-n1.htm
[2009年4月6日]
麻生太郎首相は6日夕、北朝鮮弾道ミサイル発射について、「国連安全保障理事会が一致して迅速に(北朝鮮に)メッセージを送る。北朝鮮に誤ったメッセージが伝わるのを避ける。優先順位はそれが一番だ」と述べた。

ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

【北ミサイル】
ー日本は北朝鮮の今回の行為が安保理決議に違反しているという立場を取っている。安保理で新たな決議案の採択を求めているが、中国やロシアはこれに慎重な姿勢を取っている。両国への働きかけをどうすべきと考えるか

「少なくとも安保理において、一致して迅速にメッセージを送る。そうしないと北朝鮮に、誤ったメッセージが伝わるというのを避ける。優先順位としてはそれが一番です。従って、米国、英国、フランス、P5(安保理常任理事国)のうちの3つは賛成をしている状況にもありますので、この状況に関して、われわれとしては引き続き中露に対しても働きかけをしていく。それが基本です」


ー一方、国内では与党が明日、追加経済制裁案をまとめる見通しになっているが、日本独自の制裁についてはどのように考えるか

安保理の答えの内容次第で、いろいろ考えていかねばならぬ余地があると思います。基本的には4月の13日に期限が来る、これまでの制裁については、これまでの半年延長ではなくて、1年延長という方向で進めたいと考えていますけど、その他の点につきましては、以後、安保理の答えを見ながら、いろいろ案が出てくるようですから、それを見て検討させていただきたいと思います」


ー今回、北朝鮮が発射したものは前回よりも長い距離を飛んでいるが、弾道ミサイルの開発としてみれば、北朝鮮の技術が進歩していると考えるか

「聞く相手が間違っています。技術屋さんに聞いた方がいいです。そういったことは安易に答えるべきものじゃありません」


【核軍縮
ー米国のオバマ大統領がプラハで演説を行い、「核兵器のない世界を」と訴えたが、この演説への評価は

「これはいいことですね。これは、プラハの演説というのは、このほかにも、もっといろいろなことを言っていたんですけども、あの演説は分かりやすい演説だったし、いい演説だと思って聞いていました」

「少なくとも日本は、これまで核軍縮をずっと一貫して言ってきた数少ない国です。最初からずっと言い続けてきた国です。そして確実に毎回、核軍縮の国連における決議案の、われわれ賛成票を増やしてきたという実績があります。核を持っている国がこれに真剣に取り組むと、しかも米国が取り組むというのは極めていい傾向だと思います」


【追加経済対策】
ー平成21年度補正予算GDP比2%を上回る10兆円規模の対策を与謝野馨財務・金融・経済財政担当相に指示したことについては、財政悪化のリスクもはらんでいるが、改めて大規模の財政出動をするねらいは

「日本の経済成長率の見込みといわれるものが、先進諸国の中で一番落ちているというのがひとつ。見込みですよ。言っておきますけど。見込みで落ちているというのがひとつ」

「もう一点は国際協調。このあいだのロンドン・サミットでも、財政出動財政均衡とで、意見が割れるという予測が新聞には書いてありましたけど、そんなことはなかった。予測は外れていた。予測か、見込みか知らんけど、外れていた。みんなで財政出動してやっていこうじゃないかという結論が出ている。それが背景です」


税制調査会
ー先ほど自民党津島雄二税調会長と会っていたが、具体的にどのような指示をしたのか

「指示?(自民党税制調査会の中間報告を聞いた。それだけです」


<関連>
20090405@断じて看過できない
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100313#p2

20090410@オールジャパン
http://d.hatena.ne.jp/beber/20100827#p2

20090325@北朝鮮弾道ミサイル破壊措置命令を発令
http://d.hatena.ne.jp/beber/20120317#p1

20090326@ナメタこと言ってるけど、安保理決議は大きい
http://d.hatena.ne.jp/beber/20120317#p2